ズバリ、『数珠』、です。

ご存じのかたもいるかもしれませんが、
わたくし角澤の実家はお寺です。
小学校の頃、毎朝、
本堂でお経を唱える父の後ろに正座するのが
日課でした。
子供心に父の持っていた、
一つひとつの珠がとっても大きい、
『おとうさん専用数珠』をみて、
『かっこいいなー』と思っていたものでした。

そんな、小学校3年のあるクリスマス、
朝そっと目を覚ますと、金色の布に包まれた、
『子ども用ミニ数珠』が！！
すぐに飛び起きて、正座して、
ナムナムしたのを覚えています。

以来、戦友のように、その数珠は僕の傍らにいます。
2002年、2006年ワールドカップを実況した時も
実は背広の胸のポケットに入っていました。
写真をお見せしたいところですが、
まあ縁起ものなのでどうかご容赦ください。

しかし、ヨーロッパに住んでいるはずのサンタさん、どうやって数珠を手にいれたんでしょうね（笑）

「クリスマスプレゼント：サンタさんを見た母」

ある日のこと。
幼稚園から帰ってきた私に、母が、
「千穂、大変〜！
お母さんも今帰ってきたところなのだけど、
サンタさんが、たった今、
そのベランダの窓から帰ったところなのよ！」

窓を見ると、ベランダの窓が半分開いている!!
慌ててツリーを見ると、
絵本のセットがおいてありました。
プレゼントもとてもうれしかったのですが、
とにかく、
母が見たというサンタさんが気になり気になり…。
ディテールを聞こうと
何度も何度も質問したのを覚えています。

母も、
「サンタさんの後姿しか見なかったのよ〜!!」
と言いながら、そのときの様子を克明に語ってくれ、私は、めいいっぱいの想像力を働かせて、
サンタさんが来た様子を想像して楽しんでいました。
今でも一番に思い出す、
あたたか〜い、母からのプレゼントです。

子供のころにもらったプレゼントで
思い出に残っているものは、ずばり「一輪車」です！

当時、小学校では一輪車が流行っていて、
私も学校の一輪車を友達と一緒に乗っていました。
でもだんだんマイ一輪車を持ち出す子が増えて、
私も欲しい！とサンタさんにお願いしたのです。
一輪車なんて大きいプレゼント
本当にもらえるのかな、
とドキドキしながら朝起きて、
クリスマスツリーを見に行くと…、

ツリーの下には収まりきらなかったのか、
ツリーの脇の椅子にたてかけてありました！
新品でピカピカの、黄色い一輪車が！

その日は本当に嬉しくて、
さっそく近所で練習を開始したのを覚えています。
そしてその後もどこへ行くのも、
なるべくマイ一輪車で移動していました。

階段もジャンプしながら
無理矢理登ろうとしてみたり、
砂場の上もバランスを取りながら通れるくらい
極めました！

いや〜ハマったな〜。

本当に嬉しいプレゼントでした（＾＝＾）

そういえば、最近は近所で
一輪車を乗っている子供を見かけませんが、
今、小学校では一輪車に乗る機会は
あるのでしょうか。