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毎日、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?さて、今回アナウンサーの皆さんへの質問は、夏の風物詩でもある"怖いもの&怪奇現象"にちなんで、アナウンサーの恐怖体験を教えて欲しいと想ってメールしました。
私も、専門学生時代に誰もいないはずの階段の踊場から「おいで・・・おいで・・。」という女の声を聴いた覚えがあります。
ぜひ、ぜひ、皆さんの「本当にあった怖い話」を聞かせて下さい。
では、また・・・。
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熊本県 エチケットばあさん
から |
岡田洋子
ということで、「アナウンス部で恐怖体験をしたことがある人?」と聞いたところ、ホントにそういう体験をしたことがある人がほとんどいないんですね。
ただ一人、かつて心霊ロケに出かけたことがある桜井アナに聞きました。
櫻井健介
それは、何の前触れもなく突然やってきました。
今から7年前、大学2年生の冬の出来事・・・。
その日、いつもと変わらぬ生活で、いつもと同じように眠りについたはずでした。
普段、目覚まし時計がなるまで起きることのない私が、ふと眠りが浅いことに気づいたのです。
自分の眠りに対する客観的な自覚・・・「おかしいな」と思ったとき、既に私の体は硬直していました。全身が重く、全く動かない。胸の辺りが苦しい。声が出せない・・・。
生まれて初めての金縛りでした。
「金縛りにかかると、自分の目の前には霊がいる。霊が自分の体を押さえつけている」といった類の話をテレビや雑誌で見聞きしていた私は、恐怖に怯えました。
「今目を開ければ、そこには霊がいる」。
目を閉じたまま金縛りから逃れようと必死になってもがきました。
でも、依然として体が動かない、声が出せない・・・。
そんな状態がどれほど続いたのか、分かりません。ようやく体が動くようになったとき、嫌な汗をかいていました。
怖がりの私は、暫く目を閉じたまま・・・。目を閉じたまま起き上がり、手探りに部屋の電気をつけ、テレビをつけて、そして意を決して目を開けたとき時計の針が2時半頃を指していたことを覚えています。草木も眠る丑三つ時・・・。
結局、私の目の前に霊がいたのかどうか定かではありません。ただ、ある番組で心霊ロケを担当した際にお世話になった霊能者の方からは「あなたの金縛りはおそらく霊によるものよ」と言われ、ゾッ!!
金縛りにかかったのは後にも先にもその一度だけ。「もう二度と金縛りにはかかりませんように」と願う今日この頃。 |