高橋真紀子
“就職体験記”大好評です。なんとこれを始めてからアナウンス部のホームページのアクセス数が倍!!になったんですって!
やった!嬉しいです。ありがとうございます。
いかに皆さんがアナウンサー試験に興味を持っているかということですね。
さまざまな反響が来ていますが、今回はホームページリニューアル記念!?としまして恐れ多くも・・・山崎専任部長に「採用側はどんな人材を欲しいのか」」を聞いてみます。
山崎専任部長はアナウンス部では日々私達部員の仕事を熱心に見てくださっています。
時に厳しく、時に優しく・・・。
山崎正
採用する側からの思い。
現在アナウンサーに要求されるものは際限なく広がってきている。
ある時は伝え手として、しっかりとニュースをつたえなければいけないし、又ある時はスタジオで経済問題をゲストの方から話を聞きながら取り仕切らなければならない。
更に、プロ野球、サッカー等の実況力も、要求される。
正にオールラウンドな知識と伝達技術が必要だ。
放送界が大きく変革しようとしている今、アナウンサーとてただの伝え手だけの役割ではすまされなくなってきている。専門の知識を噛み砕いて伝える柔軟な対応力、など、すべてを満たせるマルチの人間である必要となる。
自己紹介などでも奇をてらっただけのものでは到底試験官の目を欺くことは難しい。
人間としてしっかり地についた自己主張能力が要求される。
所でこれまで、採用される側は自分のいいところだけを見てもらおうとするため2−3回の面接では到底本来の姿、実力を採用側が見抜くことは難しい。
1週間なり一緒に合宿でもして、とことん受験者を見るだけの余裕があれば、それが一番いいかも知れないが、それだけの時間を取ることは難しい。となれば、第一次試験からカメラテスト迄の3−4回の面接の中で、いかにその人の人となりが見られるか、採用する側もありとあらゆる方法を考えてテストしていかなければならなくなってきた。
こうした中で、これ迄何十年と面接に立ち会ってきた者の「感」を生かしてより優れたアナウンサーを採用していくことになるのだが、選ぶときの自分なりの基準をここにあげてみる。
1、明るい性格
2、さわやかさが自然ににじみ出てくる人
3、さりげなく知性と教養が話しの中から、出てくる人。
4、清潔感のある人。
5、言葉を操るセンスのある人。
6、声が悪くない人。
数え上げたらきりがない。
ただ、この中のすべてを持ち合わせなくてもいい。何かいくつでもいいからこの中のもので、採用側を説得させる要素をアピールできればいい。
高橋真紀子
かなり的を射たお話でした。
・・・私達アナウンサーも日々勉強・・・気を引き締めてがんばらねば!!
皆さんもご参考になりましたか?
このコーナーはまだまだ続きますので、よろしくお願いします。
・・・続くとしましたが、いいんですよね。
今後も何人かに聞いてみます。
トップに戻る |