高橋真紀子
毎年6月にテレビ朝日ではル・マン24時間レースをいろいろな形で放送しています。
そうですね、今年はどうなるんでしょうか?
実況アナウンサーとして毎年活躍している田原アナに聞いてみます。
田原浩史
これまで7回現地からの実況を担当してきましたが、去年のル・マンが一番忘れられないレースです。
去年、テレビ朝日がチーム龍(ドラゴン)を結成して、2台のマシーンを走らせました。
その結果、2台とも完走し6位、8位。上位入賞という最高の結果を残しました。
チームドラゴンのプロジェクトは当初、「ただの夢物語」と揶揄されていたこともありました。
しかし、この「遠大な夢」に賛同したレース界のスーパースター達が、 所属チームやメーカーの垣根を越えて集まってくれました。
超一流のレーシングドライバー、チーム監督、日本全国からオーディションで選び抜かれた美女集団「チーム姫」、ボランティアで参加した、メディカルスタッフ、板前さん達。
全員が24時間のレースをそれぞれの立場で走りぬきました。
24時間のレースはまず、完走することが何より大変なことなのです。
二台のマシーンがチェッカーフラッグを受けた時は、アナウンサーなのに恥ずかしいのですが、言葉にならないくらい、胸がいっぱいになりました。
このプロジェクトは大変な反響をいただきました。
今まで見せたことの無い、チームの裏側にカメラが入り、ル・マンの裏舞台をすべて見せました。
テレビを見てくださった皆さんからは、「自分たちも一緒に応援できて楽しかった」という声が届き、大変嬉しく思いました。
さて、そんな大イベントのあとの今年はどうするのか?今年もチームを組んで出場するのか?早くもご質問をいただきました。熱心なル・マンファンの方だと思います。ありがとうございます。
今年は、チームでの出場はありません。
しかし、今年は特番も含めて去年とは、また一味違う切り口でル・マンをお伝えしようとしています。
今年のテーマは「女性の目から見たル・マン」です。
去年はチームで参加していた監督やドライバーの何人かがコメンテーターとして放送に参加する予定です。
そして、同時に、女性の目には、ル・マンはどう映るのか。女性ならではの感性と表現で24時間レースの姿をお伝えしようと現在着々と企画は進行中です。
これはまだ計画中で、はっきりしたことは今後改めてお知らせしますが、女性向けの雑誌と協力して、女性ファンの皆さんをル・マン24時間レースにご招待ということも検討中です。
とかく、「車は男の世界」と思われがちですが、女性のレースファンも多いですね。
また、レースはあまりなじみが無いという女性の方々にも楽しんでもらえるような、新しい楽しみ方の提案が出来る放送となるように計画中です。
今年のル・マンは女性の味方です。ご期待下さい。
詳しいことや、最新情報が入りましたら、このページでお知らせします。
ご期待ください。
トップに戻る |