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6月29日 緑のころ、京都へ。



先月。
大好きな京都に
久しぶりに行ってきました。

時はちょうど葵祭。
狙っていったわけではないのですが
こんなチャンスは滅多にないということで
少しだけお祭りを覗いてきました。

葵祭は、京都の三大祭りの中の一つ。
祇園祭が庶民のお祭りだったとすれば、葵祭は貴族のお祭りだったと言って
いいようです。
平安貴族の衣装を身にまとった人たちが、
京都御所→下鴨神社→上賀茂神社という道程を練り歩きます。

そこで、今行列がいるのは…と調べて
下鴨神社まで行ってみると、すでにたくさんのギャラリーたちが。


人だかりの向こうに何かがあるようですが、肉眼では見られないので
万歳のポーズで、カメラの望遠レンズでギュギュっとよって見ると…


百人一首の取り札の中に描かれているような格好の人たちがいます。

その人たちが近くまで歩いてきて
馬にまたがりぐるぐると回り始めました。



ここからまた上賀茂神社へと向かうようですが、
次の予定もあったので、お祭りとはここでお別れしました。

行列が動くのを待っている間に
申餅というものを見つけて買いました!


かつては、葵祭の申の日にお供えされていたという、下鴨神社の名物が
140年ぶりに復元したのだそうです。


お餅はあずきの入ったもので、
餅のほんのりと色づく色は
ベージュでも、茶色でもないやさしい色。
これを都の人たちは「はねず色」と呼んだそうです。

「はねず」とは明け方の一瞬、空が薄いあかね色に染まる様子で
命が誕生する瞬間のことを表すとされています。
これを食べることで、無病息災を願うというわけですね。



下鴨神社は緑が深くて
とても神秘的な空間を作り出していました。

パワースポットブームの折も
雑誌に登場することが多かった下鴨神社。
確かに不思議なパワーがありそう!?
普段の静かな時も来て見たいところでした。



一泊二日の短い時間の中でしたが、
高瀬川沿いを歩いてみたり、



京都タワーに上ってみたり



京都タワーのゆるキャラ
たわわちゃんと写真を撮ったりと



今回も京都を満喫しました!

緑のころ、京都へ。
他の季節にはない、さわやかな風が吹いていました。



次はいつ行けるかな…楽しみです。

 
 
    
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