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2月16日 2月のアレンジメント


そわそわと浮き足立つバレンタインディ。
1日過ぎてしまうだけで、その名残さえとどめない世の無情さに、
熱気のさ中にいたわけではないけれど、
薄情さを後ろめたく思う、バレンタインディの数日後、であります。

さてさて。
去年から習い始めたフラワーアレンジメント。
2月は「バレンタイン」ギフトとしてのアレンジメントを習ってきました!

お店に飾られている花の中から、
その日の気分で好きなものを取っていく。




アレンジメントの“主役”となる花を選び、
合わせるグリーンなど“脇役”を

出来上がりは、こちら。




もちろん、先生に手直ししてもらっていますけど。

こっちか…いや、こっちか…なんて悩みながら活けていくと、
不思議に集中でき、花を触る心地よさも手伝って、
かなりのリラックス効果あり、なのです。

今回またひとつ勉強になったのが、
「平面ではなく、立体で考えること」であります。
私のような素人は、
この花はここ、この色と合わせて…と平面で考えて
結果として“べたっ”とした感じになってしまうのですが、
先生は、同じ花でも高低をつけたり、
数日後の花の開きを想定しながら場所を決めているのですって。
さらに、サイドを埋めるグリーンにしても立体的に活けることで、
全体を活き活きと見せることが出来るのですね。

これって、色んなことに言えることなのかもしれません。
私たちが普段している仕事(つまり原稿を読んだり)でも、
そこに書かれている背景や言葉のイメージを大事にすることで、
ぐんと聞きやすくなり、訴求力をもつように。

ひとつの普遍的な真実が、
こんな風に手を携えたりすると、それだけで嬉しくなる。

来月は、桜のアレンジメント。

バレンタインの甘い記憶をあっさりと上書きして、
来月に思いをはせるのも、またよし。
これは薄情ではなく、女子たるものの常、なのです。ふふ。




野村 真季



   
 
    
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