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2月2日 「しあわせの法則」を観てきました。
 
映画のレビューを書きました。が!書いた時期が年明け早々だったので、今読むとちょっと時期がずれているように思うかもしれませんが、どうぞご容赦を・・・。
では、どうぞ。

「しあわせの法則」

年賀状、書きました。
みなさん、いろんなところにいろんな形態で住んでいらっしゃる。
高級住宅地だなぁ、とか、
ここの30階なら、隅田川の花火が見えるのかしら、とか、
この番地すごい!(ちなみに、うちの実家の番地もヘンです)とか。
ふむふむ。と納得したり感心したりしながら書きました。

土地の名が表す、その土地の文化。その土地に住まう人もひっくるめて。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

LAUREL CANYON・・・ローレル・キャニオン、という場所。

L.Aにありながら、他のどのL.Aとも違う歴史と文化のある町。
ロックンロールとドラッグの時代を経て、ポルノの世界。そしてヒッピー。
現在も、常識にとらわれることのない人々が住むようだ。
そんな場所が、映画の舞台です。

駆け出しのお医者さんと大学の研究生のサムとアレックス。申し分のない美男美女
カップルの二人が、新しい生活の場として選んだのが、ローレル・キャニオン。
サムの別荘があり、そこで静かに暮らすはずだったのに。
二人が行ってみると、サムの母親で、破天荒な音楽プロデューサーが、バンドの
メンバーたちと寛いでいた。乱れる、という言葉が似合ってしまうような生活。

新しい環境に戸惑いながらも、そこに巻き込まれていくアレックス。
アレックスを愛しているはずなのに、違う女性に惹かれていくサム。
ひとつだと信じていたものが、ばらばらになっていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

真面目に生きたから、ゴールがあるわけではないし、
奔放に生きたから、満たされるわけではない。

つーと、自分が一生懸命に生きるほか、ないじゃん!
と、ちょっとフランクな自分に行き着くのやもしれません。
「正しい」こと、なんてないんだもの。
「間違って」いる(と思われる)ことを経験して、「正しい」境地に行き着くことも
あるのだし。
反省したり、考えたり、悩んだりしながら、進んでいく。(理性)
ココロがかっさらわれていくような情熱に突き動かされ、進んでいく。(本能)
まわりがあれやこれや動いて、知らない間に進んでいた。(他力)
同じ「進む」でも随分と違うのだなぁ、と思うのです。

自分と、自分
自分と、他人
他人と、自分
人は、人との関わり合いの中で生きている。

映画を見て、こんなことをつらつら考えたりして。
で、一言で感想をまとめると、
「長い人生、いろいろある」
まー、まとめる必要なんてないのですが、
酸いも甘いも噛み分けてしまう大人な発言でまとめるのも悪くないかなぁ、と。
あ、テレアサ的には、「オトナ」ですけどねっ

アナウンス部の前の廊下で。後ろに見えるのが超高級マンション、六本木ヒルズレジデンス!
■作品データ/『 しあわせの法則』
監督・脚本:リサ・チョロデンコ
撮影:ウォーリー・フィスター
出演:フランシス・マクドーマンド、クリスチャン・ベール、ケイト・ベッキンセール、ナターシャ・マケルホーン、アレッサンドロ・ニヴォラ、ルー・バーロウ、他
配給:キネティック/2002年/アメリカ/94分

※3月よりヴァージンシネマズ六本木他全国公開

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