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Vol.50 「プレッシャーSTUDY」(2007/06/18) |
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「“木乃伊”は、何と読む?」
「ニュージーランドの首都は?」
さて、答えは…。 |
き…の…? |
ええと、ええと… |
あ、分かった!? |
『クイズプレゼンバラエティーQさま!!』での、「プレッシャーSTUDY」。
各教科の問題を、回答者10人が順々に答えていく企画に、
アナウンサーチームの一員として参加した。
「問題は小中学生レベル」という設定だが、過去の放送を見てみたら…
案外、解けない。
かつて学校で教わったことも、すっかり忘れてしまっている。
早速、近所の本屋へと向かった。
懐かしい学習コーナーで手にしたのは、
『世界の国旗』『地図で覚える日本』といった、小学生用の参考書。
「てんさいの主産地は、北海道なんだ…」
赤い下敷きを買って、懐かしいチェックペンで線を引く。
スーパーマーケットでは、生鮮コーナーのレタスやきゅうりの前で立ち止まり、
頭の中で産地を確認してからカートを進めた。
そして、収録当日。
正答の以前に、ある問題が発覚した。
衣装である。
回答者は、学生時代の気分に戻ってもらう為に全員学生服を着るルールになっており、私たちアナウンサーにも女子高校生の制服が用意されていた。
短い。
スカートが、短い。
身長170cmの私には、膝上15cmをとうに越えている。
制服は、全てワンサイズ。
小柄な後輩たちには、ちょうど可愛らしい膝丈なのだが…。
かつて、高校生だった頃。
ルーズソックスの全盛期に、短いプリーツをひらひらさせては、
担任の先生にひどく怒られたものだ。
だが、あの頃は、真冬でもスカート丈は死守していた。
鏡の前には、28歳の私。
収録中に困ったのは、各教科の問題と―足腰の冷え。
スタジオの温度設定がいくらか低いとはいえ、スツールに座ったままの2時間半。
必要なのは、参考書と…ひざ掛けだったのかも。
(「日刊ゲンダイ 週末版」6月18日発刊) |
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