今回の「題名のない音楽会」は、「仲直りのコンチェルト」をお送りします。
けんかしてしまった友人と…音楽で仲直りができたら?
そんな思いから、大作曲家ブラームスは、「仲直りのための曲」を作ったのです。
生涯最後の交響曲を作っていたブラームスは、名ヴァイオリニストの親友・ヨアヒムと仲直りをするために、曲を変更して、「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」を作り上げました。
そもそもなぜふたりの仲が険悪になってしまったの?
なぜヴァイオリンコンチェルトではなく、チェロとの“ドッペル・コンチェルト”に?
仲直りをするためにどんな工夫をこらしたの?
などなど、「仲直りのコンチェルト」と呼ばれるこの曲を、ドラマ仕立てで分析していきます!
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