宮田大さんは2009年、チェロ奏者の登竜門、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人初の優勝をしたことなどをきっかけに、世界中で活躍している若手演奏家です。
今年1月、小澤征爾さんとの共演も話題になりました。実は小澤さんとはこれが二度目の共演。初共演は宮田さんが16歳のときで、それ以来、小澤さんが応援し見守り続けてきた注目のチェリストなのです。
さてそんな宮田さんは、チェロを「もっとも人の声に近い楽器」とおっしゃいます。楽器を「歌わせる」と良く表現しますが、チェロは音域、音色などが人の歌声に近く、まさに「歌心」のある楽器なのです。
今回は、カッチーニの「アヴェ・マリア」をハープとチェロで、まさに人が歌っているような甘い音色を届けてくださいます。
そして大きな見どころは、佐渡さんとの協奏曲の共演!
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