創刊されたのは大正11年。当時超一流の画家、詩人、作曲家が参加していました。
そのメンバーとは…
画家では東山魁夷、藤田嗣治、竹久夢二、詩人では北原白秋、野口雨情、西條八十、金子みすゞ、作曲では中山晋平、山田耕筰…こんな戦前の芸術家オールスターが大集結!
当時ヨーロッパでは、作曲家と画家とで舞台を作るなど、ジャンルを越えた芸術家によるコラボレーションが流行していました。
先日放送の「プルチネルラ」の回でも、名プロデューサー・ディアギレフが、コクトー、ピカソ、シャネル、ストラヴィンスキーといった芸術家たちを集めてバレエの公演をしていたことをご紹介しましたよね。
日本の芸術家も、こういった流れに刺激を受けたようです。
こうして生まれた絵雑誌「コドモノクニ」の業績に触れながら、そこから誕生した数々の童謡をご紹介していきます。
ゲストは、絵も得意な青島広志さん(今回は作曲家・中山晋平に扮装!)と、美術に詳しい山田五郎さんです。
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