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12月27日 伊語検定3級合格しました。徹底的イタリアかぶれ VI

 

やっと3級に合格しました。

10月2日のイタリア語検定3級試験を受験し、待つこと1ヶ月半。
結果通知の封筒を破く手も尻込み。
もうこれ以上、先に進めない状態は勘弁!という思いでいっぱいでした。
なので、合格の感想といえば「ほっとしました」に尽きます。
普段からのこつこつ勉強がなかなかできない性質の私。
夏季休暇の一週間を検定試験日にあわせて取得し、文法総ざらい復習にリスニング確認、そして作文練習と、一夜漬けならぬ一週間漬けをして臨みました(笑)

3級の試験は、リスニング・筆記(文法・読解)・作文という3つの分野それぞれで合格水準を上回る必要があります。
さらに、試験ならではの「時間との戦い」が重大なポイント。
作文に三十分近く時間を残すためには、筆記問題1問にかけられる時間は平均1分強。いかに短い時間で正しく答えるかが勝負です。
とはいえ、筆記パートは適切な答えがひとつしかないわけですから文法をしっかり習得しておけばある程度先が見えるもの。
一方作文は、自分でいいと思って書いても、何しろ結局自己採点できないという性質上、一番心配でした。
試験本番。実際のテストに出た作文のお題は、
「“Caro Diario:ieri e’ stato il piu’ bel giorno della mia vita…”CONTINUATE LA STORIA.」。意味は、「昨日は人生でいちばんすばらしい日だったんだ…という冒頭分に続けて作文しなさい」というもの。
いちばんすばらしい日って、現実にはなかなかぴんと来る経験がないものです。相当スペシャルじゃないと面白くないな。
思いめぐらして迷っている時間はありません。
いっそのこと通勤途中駅でトッティに遭遇したことにして、「お話」を書くことにしました。
○東京の駅にトッティのいる驚き
○なぜなら日本のチームと親善試合がありセリエAのASローマが来日しているという架空のこじつけ
○駅にいるトッティのかなり浮いているたたずまい^w^
○勇気を振り絞って声をかけてみたときのトッティのリアクション
○しつこく声をかけてみた末のリアクション
○会社に間に合うための電車に乗るリミットの時間が迫る様子
などを、
人に見立てた日記帳に興奮して語りかけるスタイルで書きました。

こういった作文が吉と出るか凶と出るか。
というどきどきを抱えて通知を待っていたわけでして、
無事良かったです^。^

イタリア語検定に興味がある方からメールなどをいただくことがあるので更に説明すると、伊検は、英検のように準2級・準1級が無いため、3級からのレベルの上がり具合が非常に険しい。

たとえばイタリア語学校に「入門・初級(の中で3段階)・中級(の中で4段階)・上級(の中で4段階)」というクラスがある場合、伊検3級は上級のひとクラス目辺りです。
上級のなかで更に上が2級。1級となると相当に相当な水準です。(結果概要表を見ていただくとわかりやすいと思います)
2級からは、提示された資料からテーマに沿った話をする面接が加わります。
イタリア語の正確さだけでなく話の中身も問われるという、日本語でも難しそうな内容です。テストは年に一回。
2級対策本を覗いてみたら、「範囲は無い(つまり全て)。普段からイタリア語の書物をたくさん読み、自分の意見を要約し話すという訓練を積むことしかない」と書かれていました。
だけに。
せっかくだからいつかは、それもそんなに遠くない将来到達したいな、
という思いを持ちながら、力を高めていきたいと思っています。

付録
最近日本でもおなじみのイタリア語から、おもしろ話をプレゼント。
① アルデンテ
アルデンテでひとつの単語のようですが、実は、al denteと書きます。
denteは「歯」で、alは、前置詞と冠詞がくっついたものなので、
英語で言ったら‘at the tooth’という感じ。
つまり、「歯に~」で、すなわち「歯に当たる、歯ごたえがある」という意味になるわけですね。

② カフェラテ
caffelatteカッフェラッテ
caffeはコーヒー latteは牛乳
なのでコーヒー牛乳ですね。
最近「ミルクティーラテ」というメニューを目にしました。
うーむ、ミルクティーミルク? ^w^
   
 
    
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