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身長
177cm
出身地
東京都八王子市
出身校
都立八王子東高校→慶応義塾大学
入社年月日
2002年4月1日
星座
獅子座

12月14日 2011年を振り返る!!


早いもので、2011年もあとわずか。
このパーソナルも久しぶりの更新になります。
決して、さぼっていたわけではありません!!
今年から、「俺達のプロレス」というブログをはじめ、ほぼ毎日!?更新しています。
ブログはここから行けます

http://ameblo.jp/anapro/


さて、年の瀬も迫り、ここで、今年のスポーツ中継をランキング形式で振り返ります。

第5位:「ロンドン五輪アジア最終予選日本対バーレーン」

砂嵐が吹き荒れる中、バーレーンナショナルスタジアムからの実況生中継。
初めて経験する砂嵐によって、目と心肺機能をやられました。
環境の異なる中東ならではの「怖さ」を身をもって感じることができました。


第4位:「世界水泳上海」

原因不明の腹痛に悩まされながら、選手同様、「メダル」に対する重圧を感じながらの実況でした。
中でも、北島康介選手の200m平泳ぎでは、「金メダル」を見据えての実況でしたので、目に見えない重圧を感じ、
「先輩達は、この重圧の中で、ああいう実況をしてきたんだと。」
放送席の実況アナウンサーだけが感じる「見えざる力の存在」を経験でき、
より一層努力しなくてはいけないと思いました。



第3位:「ワールドプロレスリング G1クライマックス3D 2011」

新日本プロレス、真夏の祭典、G1クライマックスを3Dで映像化し、その映像を全国32の劇場で公開しました。
そして、生まれて初めて、映画館で舞台挨拶をさせて頂きました。
しかも、その劇場というのが、六本木ヒルズの中にある、「TOHOシネマズ」の中でも最大の劇場!!
この劇場では過去、ジョニー・デップ、ブラッド・ピット、トム・クルーズ等、
そうそうたる世界のVIPが舞台挨拶を行ってきた劇場です。
そのような輝かしい歴史がある劇場で、棚橋選手と二人で舞台挨拶ができたのは、一生の想い出になりました。
また、まさか、巨大スクリーンから自分の実況が流れてくる時代が到来するとは思いもしませんでした。


第2位:「キリンチャレンジカップ 日本対ベトナム」
入社して初めて、国内での日本代表戦を担当できました。
試合自体は非常に苦しい展開でしたが、
スタジアムが震えるような大歓声の中で、実況ができたのは良い財産となりました。

第1位:「アジア杯 日本対シリア  日本対韓国 」

約1ヶ月間に渡り、中東カタールで開催されたアジア杯。
グループステージ第2戦のシリア戦は、私にとって日本代表戦を初めて実況する試合でした。
入社して10年、念願の日本代表戦を担当できた喜びも束の間、荒れた試合展開に最後まで振り回されました。
GK川島選手にレッドカードが出た瞬間の映像は、おそらく、今後の人生においても、決して、忘れることのできない「瞬間」だと思います。
そして、準決勝の韓国戦。
PK戦に突入してから、ずっと、解説のセルジオさんの手を握りながら実況しました。
スタンドのサポーター、ベンチ、ピッチの選手たち、そして、放送席。
あのとき、カタール、アルガラファスタジアムにいた日本人は文字通り「一つ」になっていました。
試合後に、セルジオさんに、試合内容を振り返るような感じで、
「いやー、痺れましたね!!」と話しかけると、
「確かに痺れたね、俺の左手が!!」と返されました。


来年も、スポーツ中継の現場で活躍できるよう、今後とも実況道に精進していきます。

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