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9月7日 報ステ現場報告 本当に貴重な経験になりました!


報道ステーションに加わって、早5年目に入りました。これまで、番組のホームページでは、取材先から現場リポートを書いてきましたが、今月からアナウンス部のホームページ上で、一月を振り返って、取材先でのこぼれ話などテレビではお伝えしきれない様々なお話をご報告していきます。

さあ、初回の今回は8月のまとめです!記録的な猛暑となった8月、汗びっしょりになりながらも、いつものように全国あちこちに取材に行きました!

1日、群馬県昭和村で、猛暑とゲリラ豪雨が高原野菜に与える影響の取材。



ゲリラ豪雨の被害を受けたレタス


6日、広島原爆の日、ルース駐日大使も参加した広島の一日を取材



広島原爆の日の灯篭流し


9日、静岡県藤枝市で、ゲリラ豪雨を捕らえる!
10日、千葉市で、ハマコーこと浜田幸一元衆院議員逮捕の取材
23日、札幌市で、連続女性暴行事件の取材
27日、菅総理、小沢前幹事長の代表選挙をめぐる動きの取材
30日、日銀追加金融緩和の取材。
という感じでした。

しかし、8月はなんといっても、
16日から20日まで、古舘キャスターの夏休みの代役を担当させていただけたことが、私にとって、とてつもなく大きな経験となりました。



報ステスタジオ


アナウンサーになってすでに19年目ですが、やはり、あの報道ステーションのMC席は特別でした。代役初日のオンエア直前、席についた瞬間、番組特有の重圧感に圧倒されました。
放送が進行するうちに、その緊張感がますます高まり、番組がエンディングを迎えたときには、背中が汗でびっしょりになっていたほどでした。

2日目からは、少しずつ肩の力を抜いて、放送に臨むことができるようになりましたが、やはり、あの番組の張り詰めた空気は独特です。

オンエア中、スタジオにいる出演者もスタッフもすべての人が、ものすごい集中力で番組に臨みます。そこには、一切の無駄はありません。まさに全員が一体となって、1秒1秒のその刹那を、非常に丁寧にそしてしっかりと、皆様にお届けしているという感じです。

私もこれまで、いろいろな番組を担当しましたが、スタッフ全員があそこまでの緊張感をもって臨む番組は、中々ないのではないでしょうか。
そのモチベーションの高さ、そして集中力の高さに改めて感心しました。

そうした、出演者とスタッフ皆さんのプロ意識の高さに刺激を受けながら、重圧の中でも、何とか1週間の放送を無事終えることができました。



初日のエンディング


振り返って見れば、「あの時は、もっとこう言えばよかった」とか、「解説の方のもっとこういう話を引き出せればよかった」というような、反省すべき点は多々残りました。

しかし、アナウンサーとして憧れの存在でもある古舘キャスターの代役を務めさせていただけたことは、私のアナウンサー人生の中で、かけがえのない大きな経験となりました。
また、報道ステーションの番組のパワーと、出演者、スタッフの意識の高さを、改めて肌で感じた1週間でした。

このような番組に携われることは本当に幸せだと、今改めて感じています。
これからも、古舘さんをはじめスタッフ全員の志や意識の高さに何とかついていきながら、一つ一つの現場でその瞬間を大切にし、丁寧に、そして誠心誠意、皆様にニュースをお伝えしていければと思っています。

報道ステーションに参加して5年目。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

   
 
 
    
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