ご存知の方も多いと思うので非常に恐縮ですが、
改めて整理いたします。
フェルメールの作品に見られる鮮やかなブルーは、
特別なブルーです。
このブルーはラピスラズリを使用していて、
「フェルメール・ブルー」とも呼ばれています。
そして、上記の「手紙を読む青衣の女」のまさにその青衣こそが、
フェルメール・ブルーなのですが、
その鮮やかな色を蘇らせるべく、修復作業をしていました。
そして今回、修復作業後、世界初公開となったわけです。
実際どのように修復作業を行ったかというのも紹介されていて、
一層観賞に厚みを持たせてくれました。
もちろん、見所はそれだけではありません。
この展覧会では「手紙」というテーマに、同時代に活躍した画家の作品も、
多数展示されています。
平日でも、常にどの作品の前にも、人が何人もいるという人気ぶり。
美術に詳しくない私でも大満足の(笑)展覧会でした!
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