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それは去年のことになりますが、 チントントン ッカッカ なんとも小気味よい音が響きます。 『ちい散歩』のナレーションは、 ですから、 地井さんがお話をうかがったのは、刀鍛冶の吉原善一さん(41歳)。 |
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刀鍛冶:吉原さん親子 左が義一さん、 右にいらっしゃるのがお父様の義人さんです。 |
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チントントン ッカッカ の「ッカッカ」にあたる槌の動きは、鋼自体を打つものではありません。 そこを地井さんが訊ねました。 そうです。 と吉原さん。 私たちが何気なく使う「あいづちを打つ」という言葉は、ここから来ていたのですね! 「槌」という漢字を使いますから、 相手を感じて、状況を見極めて、という心配りがあっての「相槌」なのだなあ。 惰性の頷きでは、会話のリズムを生むどころか、話の腰を折ることになる。 |
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約20年前の義人さんと義一さん。 親子での、まさに真の「相槌」です。 |
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