
![]() |
|||
|
|||
世の中いろいろな業界があって その中で伝統的に使われている言葉をよく「業界用語」なんて言いますね。 「重版出来!」 新聞や中刷りの本の広告で見ますよね!? 昔、見るたびに気になっていたのです。 しかしほどなくして、正しい読みを知りました。 「じゅうはん・しゅったい」 |
|||
![]() |
|||
重版。つまり好評につき増刷した、ということであれば 「重版出来!」と書かずに「重版出来ました!」と書いたほうが 親切で分かりやすいのに・・・なんて思っていました。 “しゅったい”と読むとは驚きでした! でも、 一般的には殆んどそうは読まれないだろう。 周囲の若手アナに広告見せて「何て読む?」って聞くと 「じゅうはん、でき・・・?ん?」と予想通りのリアクション。 そこで、 「重版出来」を掲載している出版社へ問い合わせ。 ある出版社の広報の方は、 「かなり以前から重版出来ということばは使っています」 「読みは”しゅったい”ですが字面上”でき”と読まれることも多いですね、 意味は同じです」 さらに、 エッセイストの轡田隆史さんにも聞いてみました。 「出来を”しゅったい”とは物書きの間でも殆んど言わないねぇ、”でき”で通っちゃっているね。 私たちからすれば重版したことが大きいので(笑)じゅうはん”でき”って読んじゃう」 正確には「じゅうはんしゅったい」ですが「じゅうはんでき」ももはや誤読とは言えないほど 業界に定着している実態がわかりました!面白いですねぇ! |
|||
![]() |
|||
当事者の方々もあまり気にすることがないほど自然に業界に浸透している「業界用語」 近いうちに第2弾をご紹介します。 |
|||
![]() |
|||