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- ごあいさつ -
みなさんご存知のように、アナウンサーのページの中に「日本語どらのアナ」というコーナーができました。ベテランアナウンサーが若手に経験や知識を伝授したり、日本語の実力を試したりしています。
私たち中堅クラスのアナウンサーは、言葉について自分たちで考え・意見を交わし、時には調査して言葉について深く勉強しようと思います。
後輩をビシビシ教育してもらうのは、先輩のベテランアナウンサーに任せて、私たちは自主的に勉強したものを、皆さんにお伝えしていこうと思っています。
ということで、個人の勉強の場として、この「日本語研究室」を開設することにしました。
そこで、いっしょに勉強してくれる仲間を探しました。
まず、白羽の矢を立てたのが萩野アナです。大学の国文学専攻の後輩です。指名したところ、快諾してくれました。「手となり、足となり何でもやります!」と喜んで言ってくれたので、早速「助手」という立場で「主任研究員」の私の指示のもと、動いてもらうことにしました。
さらに坪井アナも参加を希望してくれたので、今のところは「非常勤助手」として、3人でスタートします。

ここでは、日常会話の中での「日本語の乱れ」や、おや?と思う「言い方」、へえー、と思わず感心してしまう素敵な表現について、アナウンサーとして考えていこうというものです。

ここで取り上げるテーマには、専門家にコメントを寄せていただきます。
そこで、慶應義塾大学文学部教授 岩松研吉郎先生にご協力いただくことになりました。
言葉の意味の解説にとどまらず、分からないことや、疑問に思うことについても、研究するのが趣旨です。皆さんから疑問が寄せられたら、私たちができるだけ調査したいと考えています。

さて、その第1回のテーマは、「無理(MURI)」です。いまどきの「無理」の使われ方について、近日アップします。
日本語研究室 スタッフ プロフィール
主任研究員 田原浩史 入社16年目 
慶應義塾大学文学部国文学専攻 大学院で国語学を学ぶため試験勉強中、たまたま受けたアナウンサー試験に合格。文法は口語のみならず、古典文法、英文法も得意だった。すっかり忘れてしまったので、言葉について、もう一度しっかり勉強したいと思う今日この頃。
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研究助手 萩野志保子 入社8年目 
慶應義塾大学文学部国文学専攻 中学時代、作家に憧れ、慶応女子高校を経て国文学に進もうと決めてしまった一直線気質。語感に関心があり、好きな語感の言葉を集めて楽しんでいる。現在イタリア語検定3級目指して驀進中。
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非常勤助手 坪井直樹 入社11年目 
慶応義塾大学法学部出身 アナウンサーのHPの中で個人的に「間違った日本語シリーズ」を掲載。ニュース番組を担当する上でも、正しい日本語と変化する日本語に興味を持っている。O型だけど細かい所にこだわる性格。

 

    
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