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		４月に入り、新しいアナウンサーもテレビ朝日に入ってきました。「最近の若者は漢字の読み方も意味も知らない！」なんていう小言がベテラン勢から聞こえてきます。帰国子女あり、読書より体を動かすことが大好きだった少女時代を送った人ありで、「アナウンサーだから読みは完璧」と言うわけにはなかなかいかないのが実情です。「日本語どらのアナ」恒例の日本語テスト、今回はこの４月に入社２年目になった上宮菜々子アナウンサーがチャレンジしてくれました。上宮アナウンサーは幼稚園の年長から小学校６年生までを海外で暮らしたいわゆる帰国子女です。英語とスペイン語を操る上宮アナ、さあ日本語の実力のほどはどうでしょうか。

上宮さん、これやってみない？

今回は、数字の「一」の読み方、「大」の読み方、「犬」の読み方を中心に出題してみます。
まずは読み方テストからです。


ううん・・・	まいったなあ

スペイン語だったら良かったのに、

問題

だめだ.…こうなったら神頼み

さあ、上宮さんどうだったでしょう。
そして、みなさんはいかがでしたか？

上宮アナウンサーの答えを見てみましょう。

上宮アナの答え

なかなかのできですよ

正解はこちら

		宮嶋：このテストはどうでしたか？

		上宮：いやあ難しかったです。

		宮嶋：上宮さんはなかなか優秀ですよ。

		上宮：いやあ犬がぜんぜんわからなくて・・・

こりゃだめだ・・犬がわからない！

		宮嶋：秋田犬は「あきたいぬ」と言います。これは「あきたいぬ保存会」と言う名称があるほどなんですよ。あと、土佐犬も「とさいぬ」なんですよ。柴犬も「いぬ」ですね。

		上宮：ほかは「けん」でいいんですか。

		宮嶋：そう、甲斐犬、紀州犬、北海道犬、カラフト犬など「けん」ですね。最近では秋田や土佐も「けん」と言う人が増えていて、放送でも使っている人がいますが、テレビ朝日ではこの原則を守っているんですよ。

		上宮：そうだったんですね。

		宮嶋：二十四節気をよく読めましたね。この意味はわかりますか？

		上宮：一年の季節の節のことだと思います。立春とか・・・

		宮嶋：そうね。一年を２４に分けてその節のことを言うんです。還俗は「げんぞく」と読みます。一度出家したした人が再び俗人に帰ることをいうんですよ。

		上宮：修験者は・・・

		宮嶋：「しゅげんじゃ」。山伏って知っていますか？　ほら貝を拭いたりしている画像をみたことがあるでしょう。修験道の修行者ですね。

		上宮：はい、山伏はわかります。

		宮嶋：「金のわらじをはいて尋ねる」は「かねのわらじをはいてたずねる」と読むんですよ。鉄のわらじはいくらはいてもすりきれないので、根気良く探し回ることを言うんですね。

		上宮：ああ、そうなんですね。まったく知りませんでした。旗幟鮮明は・・・

		宮嶋：「きしせんめい」と読みます。旗印が鮮やかではっきりしていることで、態度や主義、主張等がはっきりしていることをいうんですね。

		上宮：「きしせんめい」ですね。

		宮嶋：さあ、そして「一」の読み方です。一世一代は「いっせいちだい」と読みます。上宮さんの答えは「い」が一つ多いですね。最近は「一段落」を「ひとだんらく」と読む人が多くなっていますが、これは「いちだんらく」ですね。上宮さんちゃんと出来てるじゃないですか。

		上宮：はい、これは新聞で最近「ひとだんらく」と言う人が増えていると言う記事を読んだので、普段から気をつけていたんです。

		宮嶋：それは良かった。それから間違いやすい言葉に「大舞台」がありますね。「だいぶたい」ではなく「おおぶたい」ですね。上宮さん、また間違えたところをテストするかもしれないので、ちゃんと復習しておいてね。

上宮：
はい！新しい一年生も入ってくるので、負けないように勉強します！

		いかがでしたか？少し簡単すぎたかもしれませね。また皆さんと一緒に勉強していきましょう。

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