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W杯サッカードイツ大会アジア最終予選も折り返し地点、いよいよ後半戦が始まりますね。日本は現在勝ち点6で2位につけていますが、ドイツへの切符はそう簡単には手に入りません。6月3日(金)のバーレーン戦、そして8日(水)の北朝鮮戦。注目の無観客試合は一体どんな戦いになるのか?そしてどんな中継になるのか?担当アナウンサーを直撃しました。

     
タイ、スパチャラサイ競技場
 
無観客試合となると、まさにこんな雰囲気?


■ 責任重大!ピッチの音を生かした実況をします!

まずは無観客試合の6月8日(水)北朝鮮戦を実況する 角澤照治アナです。
「無観客は初めてで、正直とまどっています。サポーターが直接見られない中で我々だけが実際に見て中継をするので、いつも以上に責任が重いと感じています。また北朝鮮戦でW杯出場が決まる可能性があるので、どの位のトーンで実況しようかと・・。これまではサポーターの大歓声に乗って、実況もハイテンションになることが多かった(時々視聴者からお叱りを受けます)のですが、今回は臨場感を大切にして、監督の指示などピッチの音に耳を澄ませ、それをフォローするような実況にしたいと思っています。だからいつもより静かな実況になるかなあ。でも現場に行ったらスイッチが入ってハイテンションになってしまうかもしれません。
 選手も『サポーターがいたほうが良い。力が出る』と話していましたが、僕も良い観客のパワーに乗って言葉が出て来ていたところがあるので、今回は本当の実況の力が、素の力が試されるようでちょっと恐いです。」

解説は松木さんです
 
ドイツ合宿取材中


■ 3連敗中でも北朝鮮は侮れない!北の底力は恐い!

北朝鮮×イランを金日成スタジアムからリポートした 吉野真治アナはすっかり北朝鮮通です。
「北朝鮮にとってサッカーは、国技といってもよいぐらいの人気です。1966年大会で活躍した選手が、今だに英雄扱いなんですよ。さらに日本に対しての感情が最も悪い時期ですから、日本を倒せば英雄として迎えられるでしょう。たとえW杯出場が無理と決まったとしても、「対日本」で選手のモチベーションは落ちない。それどころか相当高いはずです!特に北朝鮮は後半になっても運動量が落ちないので後半が特に要注意ですね。」
さらに吉野アナは第三国での開催についてこうも話してくれました。「北朝鮮の人工芝のピッチは硬くて、膝や腰に想像以上のダメージがある。怪我が恐いグランドでしたから、タイになって良かったと思います。ただ、北朝鮮のあの異様な雰囲気の中で勝つことが出来れば、それは貴重な財産になっていたでしょう。全員がダークカラーの服で、お腹の底から声を出して応援するんです。本当に異様でしたね。

金日成スタジアムにて
 
板門店(北朝鮮側)にて


■ 無観客の前のバーレーン戦が重要!

Jリーグの発足時からサッカーを喋りつづけているベテラン 田畑祐一アナは6月3日(金)バーレーン戦の実況です。
「確かに勝ち点6での折り返しはまずまずですが、決して安心できるような試合内容ではなかった。北朝鮮も、オウンゴールで負けたバーレーンも相当気合を入れなおして掛かってくるでしょう。バーレーンは最近強くなっていて、前回もオウンゴールでないと点が取れなかった。さらに、アウエイで気温は40度の高温多湿の状況です。楽に勝てるとはとても思えないですね。
 でもね、日本はもっと強いはずなんですよ。2002年W杯でベスト16に入ったんですよ。「本当はもっと強いはずでしょ」と思いながら実況しています。じれったい思いはファンも同じでしょう。次のバーレーン戦は力を出し切れないとキツイと思いますよ。向こうは正に死に物狂いで勝ちにくるでしょうから、前半が特にポイントでしょう。

「ジーコ・ジャパンは前回のイラン戦に向けてこれまでの3バックから4バックに変えたのですが選手同士で共通の理解がなされず、ドイツ合宿から混乱していたように思います。中田英がイラン戦の後『(ボールを取り合う時点で)1対1で負けている』と言っていました。『何をやっていいのかわからない』と選手が言った言葉に象徴されていますが、ジーコ監督と選手との間にまだ微妙なズレがあるようで、選手が自信を持って動けていないところが見えました。次のバーレーンは重要なんです。負けたら本当にマズイ試合なので自分のテンションも緊張感を持って「負けたらマズイ」という意識でスタジアムの緊迫感を伝えられればと思います。」

日本では放送時間が夜中になりますが、しっかり応援してください!

ドイツ合宿フランクフルトにて
 
イラン、アザディスタジアムにて


番組放送日時

「W杯ドイツ大会アジア最終予選」

◆6月3日(金) 深夜0時15分〜 
イラン×北朝鮮  日本×バーレーン   
実況 田畑祐一 解説 セルジオ越後 

◆6月8日(水) 夜7時〜 日本×北朝鮮  
実況 角澤照治 解説 松木安太郎

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