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Reported by 中丸 徹 |
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5・3(24:16〜当日即放送!)メインイベント |
IWGPチャンピオン ボブ・サップ vs 中邑真輔
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「中邑真輔のリスク。」
ながきにわたり、KING of SPORTS と名乗り、そしてそのプライドを保つために多大な努力を払ってきた新日本プロレス。しかしここ10年程で新興格闘技・K−1やPRIDEの台頭で、格闘技界でのプレゼンスを低くしつつある。
ついに、3月28日の両国大会でボブサップにIWGPベルトを奪われて、プロレスファンの危機感は絶頂に達した。しかも相手は魔界倶楽部に加入したと見せかけて、ベルトを奪った瞬間K−1の刺客という本性をあらわしたのだった。数々の謀略がうずまくプロレス界でのしてきたはずの面々が、まさにその得意分野でも完全にK−1サイドに出し抜かれたのだった。
そこに颯爽と登場した若者が一人。中邑真輔である。
「K−1だか総合だかしらね−けど、一番すげ−のはプロレスなんだよ!」
そうはっきりと言い放った彼は、たしかにその言葉を吐くとき会場を見回した。
サップにその言葉を投げかけるだけでなく、その目はプロレスファンの抱いた危機感にも向けられていた。時代を、空気を読むことができる男である。
なぜ自分がここにいて、何をもとめられてるか。自分は何をしなければならないか。
あらゆる人があらゆる場面で求められる能力を、彼は幸いにして、あの若さで身に付けている。
だからこそ、期待する。
だからこそ、勝利を信じることができる。
さらに、彼には大晦日、アレクセイ=イグナショフに受けた借りもある。
ここでサップからベルトを取り返し、IWGPチャンピオンとしてイグナショフを倒す。
それが彼に求められていることだ。だから挑む。
そのリスクはいかばかりだろうか。
すべてを達成した中邑には惜しみない賛辞が間違いなく待っている。プロレス界の失地を10年分以上回復するはずだ。
ただ、そうでなかった場合。
失望が押し寄せる。神話が崩れる。今の中邑が持つ処女性というか、時代を駆け上がっていく気持ちいいオーラみたいなものがなくなるかもしれない。
そのリスクを噛み締めてみたい。
それは本人にとってどんな覚悟なのか。
それは5月3日のリング上でこそ見ることができる。 |
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