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reported by 宮嶋 泰子

去年7月に福岡で行われた世界水泳で、
日本シンクロナイズドスイミング界初の「世界チャンピオン」の座についた立花美哉、武田美保デュエット。
 

今年27歳、26歳になる二人が、更なる新境地を求めて現役続行を決意し、
新しいプログラムに挑戦する模様は9月4日放送のニュースステーションでお伝えしました。

そして今回はその続編。新しいプログラムで運命のライバル「ロシア」と対決する模様をお伝えします。

9月12日から15日までスイスのチューリッヒで行われたシンクロナイズドスイミングのワールドカップには、世界からトップ12カ国が参加しました。オリンピックの中間年は勢力地図が変わる年といわれるだけに、
どの国も独自のカラーを出して、全力でぶつかってきます。

シドニー五輪でロシアのデュエット、キセレワ・ブルスニキナ組に僅差で破れ銀メダルだった日本の
立花・武田組。しかし、キセレワ・ブルスニキナは組は五輪後コンビを解消し、引退状態。

2001世界水泳福岡大会でロシア代表として現れたのは、
18歳の若手コンビ、エルマコワ・ダビドワ組でした。
二人ともファーストネームがアナスタシアと同じ名前だけにどこに行くのも一緒、太るときもやせるときも一緒というだけあって、
とにかくその息はぴったりです。
去年の世界水泳福岡大会では、ロシアの18歳コンビは「グラディエーター」の重厚な曲にのり、これでもかというほどカチカチとした動きをあわせてきました。

そして今年・・・・19歳になって、大人らしさを備えてきたエルマコワ・ダビドワの二人がフリールーティーンで演じるのは、これぞロシアとも言うべき「白鳥の湖」。

対する立花・武田のデュエットは「ワイルドアニマルズ」。ライオン、サル、鳥と自然界の動物たちを、まるでダンスのような滑らかな身体の動きで演じていきます。
実はこの演技には、五回の五輪ナショナルコーチを務めた井村雅代コーチの長年の夢がこめられていたのです。

シンクロに新しい流れを作りたいと意気込む日本。

果たしてその評価はいかに。
シンクロというスポーツに夢を託し、新しい表現を求め続けていく日本デュエットの闘いをお伝えします。

9月26日 木曜日 ニュースステーションで放送予定

なお、ニュースステーションは社会情勢によって放送内容が変わることがあります。ご承知おきください。


 
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