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発行 : 200285()
BS朝日

 
実況担当 :
大熊英司アナウンサー

ウィリアムズ姉妹の勢いは止まらないのか。遂に女子ダブルスは決勝へ。
ウィリアムズ姉妹VSルアノパスクアル、スアレス組の対戦。
 
8月25日(日)18:00〜20:00 
 
ウィンブルドンテニス2002〜女子ダブルス〜

POINT
女子ダブルス決勝は第2シード、ビルヒニア・ルアノ・パスクアル、パオラ・スワレス組とビーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹の対戦となった。圧倒的な強さを見せるウィリアムズ姉妹はシングルスに続いて、ダブルスでも栄冠を手にするのだろうか。番組では女子ダブルス準決勝、ウィリアムズ姉妹とアンナ・クルニコワ、チャンダ・ルビン組との熱戦も併せてお伝えする。

CONTENTS 
<女子ダブルス準決勝> 
第1セットはクルニコワ・ルビン組がタイブレークの末、セットを先取。クルニコワはネットでの動きが冴え、ルビンはベースラインからの攻撃の手をゆるめない。対するビーナスにはアンフォースト・エラーが目立った。しかし、第2セット、ウィリアムズ姉妹は本来の勢いを取り戻していた。クルニコワ、ルビン組のサービスゲームを3回ブレークし、6−0、第2セットを取り返す。第3セットに入ってもウィリアムズ姉妹のパワフルなサービスとオールラウンドなプレイが相手を終始圧倒し、勝負が決まった。

<女子ダブルス決勝>
7月7日。センターコートではビーナス、セリーナのウィリアムズ姉妹と全仏チャンピオン、ルアノパスクアル、スアレス組とで女子ダブルス決勝が行われた。ウィリアムズ姉妹は出だしから調子が良く、何の困難もなく第1セットを先取。第2セットではサービスをブレークされるも、すぐにスアレスのサービスをブレークバックする。ルアノパスクアル、スアレス組が4−2として、一歩リードするが、第8ゲームの接戦をものにしたのはウィリアムズ姉妹だった。
スコアを5‐4として盛り返すが不運なコードボールで5‐5とイーブンに戻される。セリーナがサービスで踏ん張り、次のゲームをなんとかキープして6‐5とし、王手をかける。ルアノパスクアル、スアレス組は背水の陣、絶対に次のサービスゲームを落とすわけにはいかなかった。
そのサービスゲーム。ルアノパスカルのサーブなので挽回のチャンスはあったが、セレナがバックハンドでリターンをサイドラインぎりぎりに決め0−40と追い込まれる.最後はフォアハンドがアウトとなり、ウィリアム姉妹に優勝をプレゼントする結果となる。
第3シードと第2シードの対戦はウィリアムズ姉妹に勝利の女神が微笑んだ。ウィリアム姉妹は準決勝でアンナ・クロニコワとチャンダ・ルビンと3セットまで戦っただけで、あとはすべてストレート勝ちという強さを見せつけた2002年のウィンブルドン女子ダブルスだった。

CAST
解説 : 渡辺 功(日本プロテニス協会理事長)
実況 : 大熊 英司(テレビ朝日アナウンサー)
 


 
 
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