担当者
- Reported by
三谷紬
テレビ朝日では、四ヶ月にわたり
新人アナウンサー研修を行います。
その研修を8月30日に新人3人が卒業しました!
研修の集大成として卒業制作というものが行われます。
卒業制作とは、
今までの研修の成果を発揮する機会です!
毎年の恒例行事となっていますが、
私も昨年卒業したばかり……
まだまだ記憶に新しいです。
とにかく様々な方が見に来てくださり、
信じられないほど緊張します。
卒業制作 当日。
卒業を間近に控えた3人に
卒業制作への意気込みを聞きました。
およそ四ヶ月、先輩方に教えて頂きながら研修に取り組んできました。
正直、上手くいかないことの方が多かったですが、
やっぱりこの仕事が好きなんだと再確認できました。
これからどのような道を進むのかは分かりませんが、
自分に正直に、そして人の心に寄り添えるアナウンサーに
なれるよう頑張ります!
そのためにもまずは無事に卒業し、
アナウンサーとしての第一歩をしっかりと踏み出します!
およそ四ヶ月、幹事の方々、数多くのアナウンス部の先輩方が私たちのために時間を作って、毎日研修をしてくださりました。
教えていただいたことを卒業制作の5分間に、より多くぎゅっと詰め込んで発揮したいです。
一生に一度しかない卒業制作、悔いの残らないように自分らしく駆け抜けます。
「テレビの中で起こっていることはどうなっているんだろう?」ということを
沢山経験して吸収させて頂いた四ヶ月でした。
毎日メキメキと力をつけている同期二人を見て、日々刺激をもらいました。
研修を受けている中で、何かを伝えるという時に、考えたことを伝えることに精いっぱいになってしまって、相手を想う気持ちが足りていませんでした。
今日はカメラの奥で見ている方に話しかけるように
一言一言に思いを込めてお伝えします!
研修には「研修幹事」がいます。
今年の幹事はこの方々!
研修幹事は
研修の内容や講師、スケジュールの調整など
新人のありとあらゆるお世話をしてくれます。
その幹事の1人、上宮さんから
卒業制作前の新人へ激励コメントをもらいました。
とにかく仲良し!
そして、真面目で、何事にも全力投球の3人!!
よくこんなに長くて厳しい研修を乗り越えてくれたと思っています。
5月に初めて会ったとき、まだ初々しくて、どこかおどおどしていましたが、
日を追うごとに自信をつけて、表情が変わっていくのがわかりました。
きっと迷ったり、悩んだり、どうしていいかわからないことも沢山あったと思います。
毎日3人で研修後も一緒に反省して、研修ノートを書いていたと聞いて、
きっとこのおよそ四ヶ月の間に3人の絆はさらに深まったと思います。
もうすぐ巣立つとき……。
この研修を乗り越えた自分を信じて、同期との絆を胸に、
卒業制作では思いっきり自分を出し切ってほしいと思います。
自分自身で納得のいく卒業制作になることを願っています!!
上宮さんの暖かすぎるメッセージ……
はたして新人3人は納得のいく卒業制作となったのでしょうか!?
社内の報道フロアには緊張した三人の姿がありました。
卒業制作で読むスポーツニュースの最終チェックをしています。
幹事の方々も見守っていますね。
いよいよ本番10分前。
報道フロアからスタジオに移動します。
スタジオ到着後
順番が最初の柳下はカメラの前でスタンバイ。
幹事の坪井さんが何度も何度も
「カフ(マイクのスイッチをオンオフするもの)を忘れずに!!」と
伝えていました。
本番直前になると
どんどん先輩方がスタジオに集まってきました。
さらにスタジオの緊張感が高まってきます。
いよいよ卒業制作がスタート!
トップバッターは柳下。その後 住田、並木と続きます。
今年の卒業制作は
① 自己紹介
② 原稿読み: ニュース&スポーツ
③ フリートーク:どんなアナウンサーになりたいか
3人とも堂々とやりきりました。
すべてが終わると安堵の表情(^o^)
研修幹事と記念撮影をして
無事、卒業制作が終了しました!
新人三人に、お世話になった幹事の先輩方へ
手紙を書いてもらいました。
せっかくですから、新人三人に
研修リーダーを務めた坪井さんへ向けて
サプライズで読んでもらうことにしました……!!
坪井さんは噛みしめながら
三人の手紙を聞いていました。
皆様にも見ていただきたいと思い、動画を撮りました!!
その時の様子がこちらです!
そして研修の総括として、
坪井さんは三人にこのような言葉を送りました。
研修が終了した8月30日は、実は自分の結婚記念日なんですけれど、そのような日に、3人が無事に巣立ってくれて
「私たちは坪井チルドレンです」とまで言ってくれたので
8月30日は結婚記念日に加え、新たに私の『出産記念日』にもなりました(笑)
今年の研修テーマ「悩むより慣れろ」を言い続けてきたけれども、裏テーマは「悩むのに慣れろ」でした。悩まないはずはないので悩んだ結果、自分の力でどう解決していくか、ということを学んで欲しい四ヶ月でした。
これからも悩み続け経験を積んでいって欲しいと思います。
もう皆さんはプロです。
プロというのは出来て当たり前の世界です。
「人の1.5倍」物事を知っておかなければなりません。
例えば、「暑いですね」と言われて「そうですね」しか返せないようではダメ。
「もう3日連続ですね」とか「今日は37度まで上がるようですよ」とか情報や知識を上乗せして会話のキャッチボールをするのがプロです。
それを忘れずに元気に頑張りましょう!!
三人は目を輝かせながら坪井さんの言葉に
頷いていました。
およそ四ヶ月にわたる研修を無事に終えて
『プロ』になった三人の今後の活躍が楽しみです!!