2018年11月10日(土)スタート!
【毎週土曜】よる11:15~放送



「ご主人をいただきにまいりました」
離婚届を手に現れた“夫の愛人”に“本妻”が挑む!

木村佳乃が平凡な主婦から“戦う女将”に!
水野美紀を相手に繰り広げられる修羅場の連続!

そこに田中哲司、萩原聖人が参戦!
壮絶な愛憎バトルが幕を開ける!

ある日いきなり目の前に現れた女はこう言った。
「ご主人をいただきにまいりました」――。
平穏な日々から一転、どん底に落とされた平凡な専業主婦が、
まさに悪夢ともいうべき“夫の愛人”からの宣告に、真っ向から立ち向かうことを決意!
夫を差し出す条件として、愛人から6000万円もの大金を引き出し、
割烹料理屋の女将として再スタートを切ることに…!!
夫を奪った女と、時には激しくぶつかり合い、時には共闘しながら、
強く、美しく、そして恐ろしく“変身”していく――。


連城三紀彦氏の名作『隠れ菊』を現代版にリメーク!
夫に裏切られ思いもよらぬ困難に立ち向かうことになった
主人公・通子を木村佳乃が熱演!

さらに…夫の愛人として通子の前に立ちはだかる女を水野美紀が、
愛人に溺れた夫を萩原聖人が、通子を密かに思う幼馴染を田中哲司が体現!
40代の男女が繰り広げる、激しく濃厚なラブ・サスペンスが、ここに開幕――!!


■「決して負けたくない」―。女たちの激しい戦いとその渦中に巻き込まれた男たち
40代の男女の群像劇を描いた連城三紀彦の名作を現代バージョンでドラマ化

 連城三紀彦の小説『隠れ菊』は、1996年に刊行された小説。「決して負けたくない」との思いで戦う女性たちと、その渦中に巻き込まれ消耗していく男たちの激しくも美しい愛憎劇が描かれた今作は第9回柴田錬三郎賞を受賞。その名作をこの秋、土曜ナイトドラマ枠にて装いも新たに描きます!

 主人公は結婚して20年になる上島通子(木村佳乃)。料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)のもとに嫁ぎ、専業主婦として2人の子どもにも恵まれ平穏な日々を送っていました。ですがそんな通子の前にある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れ「ご主人をいただきにまいりました」と告げます。6年前から関係を持っていたと語る愛人・多衣は通子に夫の署名入りの離婚届を突きつけ、さらに夫の母である亡き姑は自分たちの関係を歓迎していたと驚きの事実を。しかも夫の料亭は多額の負債で倒産寸前であることも発覚! 思いもよらなかった事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意します…!

 ドラマでは原作小説を現代版にリメークして物語を展開。40代の男女の愛憎渦巻く群像劇と主人公が女将として、女として“変身”していく様を、より共感性の高いものにして描いていきます。

■木村佳乃が苦境を逆手にとってのし上がっていく女将役に!

 主人公・通子を演じるのは木村佳乃。ドラマ『相棒』シリーズでは表向きは清廉潔白な政治家だが、実は自分に不利な事柄は巧妙に隠蔽する議員・片山雛子を熱演中の彼女。今作では逆境に立たされながらも生来持つ“一度突っ走り出すと振り返らない”という気質を武器に、意外な方法でのし上がっていく女性の役どころに挑みます!
 不倫、離婚、仕事、家族…この年代の女性たちにとってはリアルすぎる問題の数々を通子はどう乗り越えていくのでしょうか。そしてその姿を、木村はどう魅せてくれるのでしょうか――?

■水野美紀が夫を奪う愛人役に! 木村とともに萩原聖人、田中哲司を翻弄する!?

 突然、通子の目の前に現れて離婚届を突きつける愛人・矢萩多衣を演じるのは水野美紀。昨年放送の連続ドラマ『奪い愛、冬』では夫が自分から離れていくのを食い止めようとする妻を“怪演”して大きな注目を集めた水野が、今度はしたたかに他人の夫を奪い取る酒造会社の女社長役に臨みます。また多衣と6年間の不倫関係を続けた末に通子との別れを決意する料亭の板長・上島旬平を萩原聖人が、さらに通子の兄の友人で密かに彼女への想いを抱えていた中堅建設会社社長・笠井芯太郎を田中哲司が演じます。愛憎を超えた、“一人の女の生き様”を懸けた戦いに身を投じる通子と多衣。そしてそんな女同士の戦いに巻き込まれていく旬平と笠井――。
 今作は濃厚なラブ・サスペンスながら、どの立場になっても「自分だったらどうするだろう…」と共感できるリアルな群像劇でもあります。芝居巧者で酸いも甘いも噛み分けた“大人の”俳優陣4名が一体どんな熱演で物語を艶やかに彩っていくのでしょうか。ぜひご期待ください!!

ニュース

母・木村佳乃、父・萩原聖人の娘役で連続ドラマデビュー!
14歳の国民的美少女・井本彩花
激しく濃厚なラブ・サスペンスの渦に巻き込まれるのか?!

2018年9月21日

11月10日からスタートする新・土曜ナイトドラマは
主演・木村佳乃で描く40代の男女の激しく濃厚なラブ・サスペンス。
連城三紀彦の名作を原作に、
夫に裏切られ思いもよらぬ困難に立ち向かうことになった主人公・通子を木村佳乃、
突然現れて通子の夫を奪い取る愛人を水野美紀が、
愛人に溺れた夫を萩原聖人が、通子を密かに思う幼馴染を田中哲司が演じます。
そんな中、主人公・上島通子(木村佳乃)の娘・優美ゆみ役を
「第15回全日本国民的美少女コンテスト」グランプリ・14歳の井本彩花が務めることが決定!
連続ドラマデビューで、木村佳乃演じる母の高校生の長女・優美役に挑みます!!

■複雑な愛憎バトルは親子関係の間でも!?母・通子(木村佳乃)を敬遠する長女の繊細な心境の変化にも注目を

 物語は、料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)と結婚して20年になる上島通子(木村佳乃)の前に突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が現れるところから始まります。「ご主人をいただきにまいりました」と告げる多衣は、通子に夫の署名入りの離婚届を突きつける。しかも夫の料亭は多額の負債で、倒産寸前であることも発覚! 思いもよらなかった事実を次々と突きつけられた通子は、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらう形で費用を捻出し、自らが女将となって料亭を立て直すことを決意します…!
 井本彩花が演じるのは、旬平と通子の娘・優美。高校生で思春期真っ盛りの優美は、専業主婦の母・通子との距離感に息苦しさを感じ、最近では通子との対話を敬遠しがち。大学進学で家を出た兄には「家を出たい」と愚痴をこぼします。そうした中で両親の離婚を知り、通子と優美はこれまでの家を出てアパート暮らしに。最初は反発心をあらわにする優美でしたが、料亭を立て直そうと孤軍奮闘する通子の背中を見つめるうちに、徐々に心境が変わっていき…。
 バラバラになってしまった上島家の行方は? その修復には優美の行動も鍵に?
 40代男女の愛憎劇の中で、高校生の少女がどのように巻き込まれ、どのように成長していくか、どうぞご注目ください!

■演じるのは14歳の「国民的美少女」井本彩花。木村佳乃からのアドバイスで緊張もほぐれる!!

 高校生という複雑で繊細な思春期の少女・優美役に臨むのは、2017年に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で見事、グランプリを獲得した14歳の井本彩花。同年10月期に放送された『ドクターX ~外科医・大門未知子~』に足の病を抱えたバレエ少女役でゲスト出演して堂々たる女優デビューを飾った彼女が、今作でついに連続ドラマデビューを果たします。

 今作への出演について、井本は「最初に聞いた時は本当にビックリしました。自分にできるのかとても心配でしたが、台本や原作を読み込んで役を理解していくうちに、少しだけ自信がつきました」とコメント。記念すべきクランクインは木村佳乃演じる通子との親子シーンで、緊張の顔を見せる井本に木村が優しく話し掛ける場面も。木村佳乃さんに『失敗を恐れずに何でもやっていいよ。』という言葉をいただけてうれしかったです」と晴れやかな笑顔を見せてくれました。

 14歳の期待の新星の、今後の熱演にますます期待がかかります!

井本彩花(上島優美・役) コメント

――初めての連続ドラマが決まった際の感想は?

 最初に聞いた時は本当にビックリしました。自分にできるのかとても心配でしたが、台本や原作を読み込んで役を理解していくうちに、少しだけ自信がつきました。

――大人の愛憎劇を描く今作についてはどう感じられましたか?

 私がこの大人の作品に入っていいのかなって(笑)思いました。大人の男女の激しいバトルを描いたドロドロ劇の中で、私の演じる高校生・優美役をどう演じていこうか、すごく考えています。

――実際に現場に入ってみて、いかがですか?

 今日クランクインでしたが、緊張しました…! 普段あまり緊張しないタイプですが、初めての連ドラレギュラー出演というのと、お芝居のお仕事が2回目なので緊張しました。あらためて演技はすごく難しいなと思いました。監督さんのことも最初は怖く感じてしまったんですけど、自分のためになることをたくさん教えていただけたので、これからも頑張ろうと思いました。

――母親の通子を演じる木村佳乃さんの印象は?

 すごく明るくて気さくで、優しい方でした。撮影の合間にたくさん話し掛けてくださったおかげで緊張もほぐれました。木村佳乃さんに『失敗を恐れずに何でもやっていいよ。』という言葉をいただけてうれしかったです。

――これから優美をどんなふうに演じていきたいですか?

お父さんとお母さんが離婚して、さらにお父さんに好きな人ができちゃって…というすごく複雑な思いを抱く子なんですけど、その複雑さを表情や動きできちんと表現できるようになりたいです。優美は少し暗い性格の女の子ですが、お母さんの通子はすごく芯が強くて明るい女性なので、そのDNAを受け継いだ娘として、暗いだけではない、通子のような明るさも併せ持つ女の子であるように表現しないといけないなと思っています。

――井本さん自身は誰かとケンカをしたら強い方だと思いますか?

 強い方だと思います(笑)!遠慮せずにバシバシ言ってしまう方だと思います。言い合いで負けたときは態度で「も~っ!」って(笑)。けっこう言いますよ(笑)。

――これからどんな女優さんになりたいですか?

 見て下さる方々に、感動をお届けできるような女優さんになりたいです。そして、いつか魅力的でキレイな女性になれたらいいなと思っています。このドラマでも分からないことは積極的に監督さんに聞いていって、素敵な女優さんになれるように頑張りたいです。

主な登場人物

上島通子(かみしま・みちこ)

木村佳乃

有名料亭『花ずみ』の板長・旬平の妻。見合いで出会った旬平に一目惚れし、20年間にわたって「家庭を守る堅実な専業主婦」の役目を全うしてきた。だが姑の死から一年が経った頃、突然現れた矢萩多衣から夫との愛人関係の事実を告げられ、離婚を余儀なくされる。窮地に立たされた通子は後ろを振り返らない元来の勝ち気で前向きな性格から、自らが『花ずみ』の女将になることを決意。多衣から奪い取った6000万円を元手に新生『花ずみ』を興し、数々の困難や苦境に立ち向かっていく。

矢萩多衣(やはぎ・たえ)

水野美紀

金沢にある酒造会社の女社長。旬平の店の取引先で、6年前にやって来た旬平と惹かれ合い、不倫関係に。旬平の母の死後、通子に旬平との離婚を迫って女の戦いを挑む。“ある方法”で6000万円を一夜にして作り、通子に貸すことに。単なる「男の取り合い」ではない不思議な関係性で通子と対峙していく。

笠井芯太郎(かさい・しんたろう)

田中哲司

中堅建設会社の社長。通子とは幼馴染で、当時から密かに通子に思いを寄せていた。通子に偶然、再会したことからその思いが再燃。不器用な性格で思いを正直に言えないものの、陰に陽に通子を援助する。

上島旬平(かみしま・しゅんぺい)

萩原聖人

通子の夫。父親の跡を継いで料亭『花ずみ』の板長を務めていた。父の亡き後は女将である母親の下でひたすら腕を磨いていたが、母の死後、急速に落ちぶれていく店を立て直すことができずに多額の負債を抱えてしまう。負債の火の粉から家族を守るため通子と離婚し、不倫相手の多衣のもとへ走るが、通子への思いも捨てがたく煩悶する。

第1話あらすじ

 有名料亭『花ずみ』の前に1台のタクシーが止まった。そこから出てきたのは、上島通子(木村佳乃)。彼女は20年前にこの料亭の板長で一人息子の旬平(萩原聖人)のもとに嫁いだが、経営には一切かかわらずに専業主婦として生活。その通子にとってこの場所を訪れたのは、結婚前にあいさつに来て以来、2度目だった。ある決意を固めた通子は、門の中に入っていく――。

 その2日前。旬平から「金沢から酒造会社の社長が来るから、今から東京駅に迎えに行ってくれ」と言われた通子は、目印に一本の菊を持って東京駅へ。てっきり男性社長だと思って待っていた通子の前に現れたのは、着物姿の多衣(水野美紀)。多衣は通子を自身が泊まっているホテルのティーラウンジに誘うと、突然、亡くなった義母との思い出を語りだした。「仕事の息抜きに何度か金沢に来てくださって」と自分の知らない義母の姿を楽しそうに話す多衣に、戸惑う通子。そんな通子に多衣が勝ち誇った顔で言う。

「わたくし、ご主人をいただきにまいりました」――。

コメント

木村佳乃(上島通子・役) コメント

――題材を聞かれた際のご感想は?

 最初に「大人のドラマを一緒に作りたい」というお話をいただき、とても光栄でうれしかったです。私自身、ドロドロした良質のドラマを見るのがすごく好きなんですよ。小さい頃から親に隠れてコッソリ見ていました。見ちゃいけないって言われれば言われるほど、見たくなるものですよね(笑)。大人の方はもちろんですが、お子さんたちさえも惹きつけられるような作品にできたらいいなと思います。

――演じる上島通子はどのような女性だと思いますか?

 比較的若いうちに家業を持っている家に嫁いだわけですから、口を挟めないことが多いと思うんですよね。それでも「家を守ってくれ」という言葉に従って一生懸命に子育てをしてきたのに…。(突然夫の愛人から離婚届を突き付けられるなんて、)裏切られた気分になって全てが信じられなくなる気持ちは共感できます。

――共演者の方々の印象を教えてください。

 水野さんとは初共演ですが、これまでも舞台などは何度も見に行かせていただいていました。『奪い愛、冬』に出られていた時は妊婦さんでいらっしゃったんですよね? ビックリしました。私も妊婦の時にドラマを経験したことはありますが、あんな体力は普通出ないですよ! そんな水野さんと今回バトルがたくさんあると伺ってドキドキしております…! 夫役の萩原さんとは何度も共演させていただいていますが、本当に男らしくて優しくて自然体な方。大先輩ですが、一緒にいてとても居心地がいい方です。田中さんは、水野さんと同じく初めてご一緒させていただくのですが、すごく芸達者な方ですよね。とても楽しみです。考えてみるとすごく濃い4人ですよね。お芝居バトル、頑張ります!

――今作は40代の男女の愛憎物語。とても大人な世界観になると思いますが、その魅力とは?

 若い方の恋愛ドラマももちろん大好きで私もよく見ますが、大人になると配偶者や子ども、仕事や介護など若い時とは違う悩みが出てきます。そんな中での恋愛は、より複雑になると思うんですよね。時には愛情が愛憎に変化することも…。そういうところが大人の恋愛ドラマの醍醐味で面白いところなのかなと思います。

水野美紀(矢萩多衣・役)コメント

――題材を聞かれた際のご感想は?

 原作小説を現代版にアレンジされるとお聞きして、より濃厚な大人の情愛が描かれるのではないかとさらに興味が沸きました。普段の生活の中で自分のドロッとした感情を表に出すことはほぼないので、こうして役を借りて相手にバトルを仕掛けたりドロドロした思いをストレートに言葉にして出せたりするのが、とっても楽しみです! 濃厚なヒューマンドラマになると思いますので、ぜひ私たちをご自身に置き換えて疑似体験として楽しく端から見ていただければと思います。

――演じる矢萩多衣はどのような女性だと思いますか?

 「ご主人をいただきにまいりました。」と言えてしまうメンタルを持った人は現代でもなかなかいないと思うんです。私はこれを手に入れたい、自分のためにこうしたい、ということが清々しいほどハッキリしているところが、ある意味うらやましいですね。もしかしたら対面した奥さんがキレイだったから余計にカッ! と競争心のギアが入ったのかも(笑)。多衣の抱える愛は相手を思う純粋な愛というだけでなく、嫉妬などのいろいろな感情が渦巻いた愛のような気がしますね。

――共演者の方々の印象を教えてください。

 木村さんはとても明るくて可愛らしいイメージしかないので、バトルになったときにどういう表情をされるのかが楽しみなのと同時に怖くもあります。萩原さんは女を深みにハマらせる得体のしれない色気を持つ役どころがすごく合う方だなと思いますね。

――今作は40代の男女の愛憎物語。とても大人な世界観になると思いますが、その魅力とは?

 勢いや若気の至りではない40代の大人のバトルって可愛げがないですし、もうひたすら怖くないですか? いろいろ身に付けている同士だから悪知恵も働くし、相手を傷つけるための語彙力や手段など、きっと持てる限りの武器を駆使して戦うでしょうね。お互いにかなりの痛手を負うのを覚悟してのバトルになると思いますね。犬も食わないどころの話じゃない、もう半径10m以内に近づきたくないほどの怖さですよ(笑)。実際は絶対そこに入りたくないし、そうはなりたくないけど、ドラマとして見ている分にはとっても楽しいと思います。

――もしも水野さんが突然、離婚届を突きつけられたら、どうすると思いますか?

 私だったらまず旦那さんに確認に行きますね。「こうやって女性から渡されたんだけど、これはあなたも望んでいることなのか」と。それで「そうだ」って言われたら、すぐにハンコを押します。その辺はアッサリしている方だと思いますね。たとえ「これは一時の気の迷いだな」と思ったとしても、不倫相手が離婚届を持ってくる程に盛り上がってしまっている状態の人たちに何を言っても無駄ですし、バトルをしたって余計に盛り上がるだけですから。そうしてあっさりハンコを押したら、多分フッと覚める瞬間があると思うんです。それでもしもまた戻ってきたら、その時は受け入れますね。

田中哲司(笠井芯太郎・役)コメント

――題材を聞かれた際のご感想は?

 怖いです。もう「怖い」しか出てこない(笑)。私生活ではあんまり巻き込まれたくないですが、そこはドラマの醍醐味なので。思う存分グチャグチャしていきたいなと思います。

――演じる笠井芯太郎はどのような男性だと思いますか?

 (通子に対する)報われない片思いを抱いている、大人の純愛を貫く人だなと感じました。奥さんがいるのに別の人にずっと思いを寄せているという特殊な役どころ。これまでそういう役はあまりなかったので楽しみです。

――共演者の方々の印象を教えてください。

 木村さんは、ご飯を食べながらテレビを見ていても「おっ!」と目を引くような潔い演技をする方だなという印象です。どこかちょっと命を削っているような演技をされるというか。今回初めてお芝居で絡めるのがすごく楽しみです。そしてそれは、水野さんの演技にも言えることだと思うんですよね。今回そんな2人がぶつかるなんて大丈夫かな…? 僕と萩原さんで陰からコッソリ覗かせていただきます(笑)。

――今作は40代の男女の愛憎物語。とても大人な世界観になると思いますが、その魅力とは?

 40代はちょうど脂が乗っている時期であり、いろいろ嫌なものを見てきた疲れ感も出てくる頃。4人共そういうものがいい具合に自然と演技ににじみ出てくるのではないかと思いますね。それがドラマの魅力にもつながるのではないかと思っています。

萩原聖人(上島旬平・役)コメント

――題材を聞かれた際のご感想は?

 みんなが嫌っているようで、実は大好きな題材だと思います。「幸せになりたいと思って生きているけど多分なれないかも」「この先どうするんだろう」というスリリングな感じって意外と誰もが嫌いじゃないんじゃないかなって気がするので。幸せになれるかどうかは分からないですけど、人としてはいろいろ変われるきっかけになるのかなと思いますね。

――演じる上島旬平はどのような男性だと思いますか?

 根は誠実な男だと思っています。旬平はとても複雑で、不倫ではありますけど、角度を変えれば彼にとっては全てが正義と言いますか…。生きていればそういうことって、いっぱいありますから。僕はそうやって心がいつも動き続けていることも人間として大事なことのような気がしています。その根っこの部分を理解できれば、どう演じても成立するのかなと思っていますね。

――共演者の方々の印象を教えてください。

 僕は佳乃さんとも美紀さんとも何度も共演させていただいているんですけど、佳乃さんとは今まで、ほぼ絶対うまくいかない役ばっかりなんですよね(笑)。美紀さんとは恋愛の絡んだ役をやったことがないんですけど、舞台などもご一緒させていただいていますので、お二人共、とても信頼しています。

――今作は40代の男女の愛憎物語。とても大人な世界観になると思いますが、その魅力とは?

 感情だけに任せないというか、感情を抑えてどう戦うのかが大人ならではのものになると思いますね。そして、その修羅場での戦い方が面白ければ面白いほど皆さんに見てもらえるようなドラマになるのではないでしょうか。

――萩原さんは最近「プロ雀士」になられ、今作はそれ以来初の連ドラ出演となります。それも含めての意気込みをお願いできますでしょうか。

 そもそも麻雀のプロ資格を取ろうと思ったのは、俳優をやる上での刺激が欲しかったというのもあるんです。それによって忙しくなることが逆にエネルギーに変えられるんじゃないかなと思ったし、ありきたりな表現になってしまうかもしれないですけど、“どっちも魅力的であればどっちも見てもらえる”ということにつなげたいなと思って。ドラマを見てくれていた人が麻雀の試合で「旬平、頑張れ!」と思ってもらってもいいですし、「昨日、満貫振り込んでたよ、この料理人は!」って思われてもいいですし(笑)。この2つの目的に向かって全力でやれていることで今、気持ちがちょっと若返った気がしているんです。自分の中で活性化しているのは事実。このお仕事もすごくワクワクしています!

川島誠史(テレビ朝日)プロデューサーコメント

 若者のドラマは数あれど、酸いも甘いも噛み分けた40代の男女が愛憎を爆発させたらどんなにスリリングでどんなに魅惑的だろう……そんな思いをもってこのドラマをお届けします。
 連城三紀彦さんの男女の機微溢れる小説を原作として、龍居由佳里さんが紡ぎだす激しくも切ない“大人の”愛憎劇の世界に、この秋あなたを誘います!
 主演には、今、最も輝いている木村佳乃さん。画面を通して見ていても、思わず手を止めて見入ってしまう魅力を持つ方だと思っています。人を惹きつけて離さない通子という役を、これ以上ないほど魅力的に演じてくれることでしょう。
 その他にも、水野美紀さん、萩原聖人さん、田中哲司さんといった、比類なき芝居巧者が顔を揃えてくださいました。この4人がどんなめくるめく愛憎劇を繰り広げるか、どうぞあなたの目でお確かめください!


スタッフ

原作

連城三紀彦「隠れ菊」(集英社文庫刊)

脚本

龍居由佳里

音楽

沢田 完

ゼネラルプロデューサー

黒田徹也(テレビ朝日)

プロデューサー

川島誠史(テレビ朝日)、清水真由美(MMJ)

演出

植田 尚、Yuki Saito

制作

テレビ朝日 / MMJ