2021年3月20日(土)よる9時放送!
新着情報
2021年3月19日
広瀬すず、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花…エアガールたちの仲良しショット到着!!
昭和レトロ×キュートな私服公開!銭湯でリラックス&恋バナも!!
2021年3月13日
「エアガール」主演の広瀬すずが、YouTubeチャンネル「動はじ」に特別出演!(配信は終了しました)
2021年3月12日
広瀬すず、坂口健太郎、藤木直人、吉岡秀隆ら豪華キャストが願いをこめて…紙飛行機を「テイクオフ!!」
戦後初のCAの挑戦を描くスペシャルドラマ制作発表!!
2021年2月27日
広瀬すず、坂口健太郎らがCA所作指導&コックピット体験で《空のおもてなし》に大感動!!プロ意識を学んで役作り!
TELASAオリジナル『エアガール テイクオフ直前スペシャル』3月6日(土)正午から配信!
2021年2月20日
広瀬すず主演ドラマで藤木直人、松雪泰子、吉岡秀隆…豪華名優ズラリ競演!
日本を代表する演技派たちが激動の昭和――《日本の空》に思いをはせた人々を演じる!!
2021年2月7日
主演・広瀬すずとともに《戦後初のCA役》に挑む、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花がキュートな笑顔で勢ぞろい! 《制服“美”ショット》初披露!!
2020年12月19日
夢に向かって進むヒロイン・広瀬すずを《空》へ導くのは――坂口健太郎!!
《時代のエネルギー》をこめて…初のパイロット役に挑む!!
淡く、美しい《恋》の瞬間も描き出す!
昭和の大和ナデシコたちがこぞってあこがれた、
最先端職業“エアガール”――。
激動の時代を舞台に描く、超大型お仕事ドラマを来春放送!
演技力と人気を兼ね備え、今や日本映画界に欠かせない存在となった、女優・広瀬すず。シリアスからコメディーまで幅広い作品で唯一無二の存在感を発揮してきた彼女が、ついにテレビ朝日のドラマに初主演! これまで挑んだことのない、新たな世界に羽ばたきます。
その舞台とは――なんと“空”! 広瀬すずが空へのあこがれを胸に、どこまでもひたむきに激動の昭和を駆け抜けた、戦後初のCA(キャビンアテンダント)=“エアガール”を演じます。
現在、空の旅はとても身近なものとなりました。今や、スマホをかざすだけで簡単に搭乗できる時代です。しかし――かつて日本には“空が奪われていた”時代が存在しました。第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、GHQに航空関係の活動を一切禁止され、戦後、日本人が日本の空を飛ぶことは許されていなかったのです。そんな苦難の時代に、日本の空を取り戻すべく奮闘した人々がいました。そして、空のお仕事=“エアガール”を目指した女性たちも――。
このスペシャルドラマ『エアガール』は、昭和という激動の時代の空を舞台に繰り広げられる物語! 史実をベースに、当時の“最先端のお仕事”=エアガールとして奮闘したヒロインの姿を瑞々しく描き出していきます。
ヒロイン・佐野小鞠はパイロットを夢見ながらも、「空を飛んでみたい!」――その一心でエアガールという超人気職業に挑んだ女性。そんな未知の世界に向かって懸命に羽ばたいたチャレンジ精神旺盛でキュートな小鞠を、広瀬がまっすぐなまなざしで熱演! 同じくパイロットを志望する青年との淡い恋物語も織り交ぜながら、ドラマは“時代を動かすパワー全開”で進んでいきます!
また、主人公だけでなく、日本人の手で航空事業を立ち上げ、日本の空を取り戻そうという、壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも描かれます。日本が何もかも失った戦後、力強く立ち上がり、時代を切り拓いた不屈の精神は、私たちの胸に深い感動をもたらすに違いありません。
そして何より、あきらめず夢に向かって突き進む主人公のひたむきさがあふれる本作は、社会全体が閉塞感に覆われる今、人々に前を向く勇気とさわやかな笑顔を届けてくれることでしょう。
脚本は、ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(2018年)、映画『テルマエ・ロマエⅡ』(2014年)、『映画ビリギャル』(2015年)など数々の大ヒット作を手掛けてきた名手、橋本裕志。演出は、『松本清張ドラマスペシャル・三億円事件』(2014年)、『やすらぎの郷』(2017年)、『やすらぎの刻~道』(2019~2020年)など多くの大作を創り出してきた藤田明二が担当し、やさしくあたたかな視点で人間ドラマを紡いでいきます。
先人たちの努力に思いを馳せ…「脚本にドキドキ!!」
CA役を演じるのは初となる、広瀬。もともと「飛行機の窓から空を見ると、異空間に浸って現実を忘れられるような感じがするんです…」と、大空を翔ける飛行機に魅せられていたことを告白! 劇中ではもちろん、エアガールの制服をキリッとキメた姿も披露しますが、「身に着けただけでちょっと気取ってしまうような(笑)、モチベーションが高まるユニフォーム。衣装合わせで着てみたとき、役柄のイメージが広がったので、すごく安心しました」と、レトロビューティーな制服が役作りの心強い味方となったことを明かしました。
また、本作で改めて日本の空の自由を取り戻した先人たちの足跡に触れ、「当時の日本と世界のやり取りや、衝撃的な国際関係など初めて知ることばかりで、“こんなことが起きていたんだ!”とドキドキしながら脚本を読ませていただきました」と感銘を打ち明け、「激動の時代を駆け抜けたさまざまな人たちの感情が織り交ぜられていて、とても複雑で深いストーリーなのですが、それらをポップなシーンを交えて描き出しています。日本にもかつてこんな物語があったんだと、知ってもらえる機会になったらうれしい」と役柄同様、キラキラと瞳を輝かせてみどころをよびかけています!
広瀬すずが生き生きと昭和という時代を切り拓いたCA役を演じ、令和の世にさわやかなエールを送る、スペシャルドラマ『エアガール』。作品が“テイクオフ”(=放送)するのは来春予定ですが、主人公を取り巻く豪華キャストや広瀬が昭和ファッションに身を包んだ貴重なショットなど、続々情報を解禁していきます。ぜひ続報を楽しみにお待ちください!
ニュース
ついに今夜『エアガール』テイクオフ!!オンエアに先駆けて…広瀬すず×坂口健太郎の《尊すぎる♥胸キュンカット》先行公開!純愛度100%!?昭和という時代の中で空の仕事を目指した二人の淡い恋のシーンに大注目!
尊すぎて胸キュン必至!広瀬すず×坂口健太郎のもどかし2ショットを先行公開!!
本作では広瀬演じる小鞠と、坂口健太郎ふんするパイロット志望の青年・三島優輝の“淡い恋”も描かれていきますが――放送に先駆けて、2人が見つめ合う、もどかしすぎる胸キュンカットの数々を先行公開します!
小鞠と三島が運命の出会いを果たしたのは、小鞠の叔母・千代(松雪泰子)が営む料亭。店を手伝っていた小鞠は、客として訪れていた当時の逓信省航空保安部長・松木静男(吉岡秀隆)の熱弁に思わず聞き入ってしまい、松木の部下である三島にとがめられてしまいます。
第一印象は、互いに最悪だった2人…。ところが、なんと三島は特攻隊員として戦死した小鞠の兄の親友だった事実が判明。三島は空への憧れを募らせる小鞠の思いを受け止め、エアガールの仕事へと導きます。
夢に向かってひたむきな小鞠、実直でやさしい三島――お互い心の奥底でひかれあっているものの、物語の舞台は日本が立ち上がろうとあがく戦後の混乱期…。この時代だからこそ、見ているこちらがじれったくなるようなピュアな恋模様が繰り広げられていきます。
先行公開された小鞠×三島の2ショットは、計5カット。そのうち、三島から小鞠へ“あるモノ”を手渡すシーンのほかは、すべて2人の間には微妙な距離が…。令和の恋愛ドラマで描かれる恋人同士とはまったく異なる、この距離こそ究極の純愛の証なのかもしれません! はたして、小鞠と三島の淡い恋はどんな結末を迎えるのでしょうか…!?
ドラマでは夢を追いかける主人公・小鞠の挑戦、そして日本の空を取り戻すべく奮闘する人々の熱き生き様を描くとともに、小鞠×三島の胸キュンシーンも目白押しです。ぜひ今夜の放送をお見逃しなく…!
広瀬すず、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花…エアガールたちの仲良しショット到着!!
昭和レトロ×キュートな私服公開!銭湯でリラックス&恋バナも!!
いよいよオンエアが明日に迫った本作から、広瀬すず、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花、エアガール第一期生たちの仲良し5ショットが届きました!
今回公開されたのは、エアガールたちのキュートな私服ショット。すでに、5人のレトロビューティーな制服姿は解禁されていますが、私服姿での勢ぞろいショット公開は初! クラシカルなワンピースや首元のリボンが清楚なブラウスなど、広瀬たちが《昭和のお仕事ガール》のおしゃれをさわやかに着こなしています。ドラマを彩る、懐かしくてかわいい昭和レトロなファッションは見逃せません!
さらに、エアガールたちが並んで入浴している《銭湯女子会ショット》も到着! 早朝から夜遅くまでの激務に疲れた第一期生たちは、仕事終わりに銭湯に寄ってリラックスするのが唯一の楽しみ。お湯につかりながら夢を語り合ったり、ときには“恋バナ”で盛り上がったり――。身も心もほぐれ、打ち解けたムードの銭湯シーンは第一期生たちの“絆”が最も感じられる場面で、広瀬も「エアガールのみんなとの撮影はとても楽しくて、特に銭湯のシーンは大好き! リラックスしている雰囲気がみんなから感じられて、すごくいい空気感だなと思ったのを覚えています」と語っています。
激動の時代を駆け抜けた主人公・小鞠たちの生き様、そして日本人が再び“日本の空”を取り戻すまでのストーリーが描かれる本作ですが、エアガールたちの友情にもぜひ注目してご覧ください!
広瀬すず、坂口健太郎、藤木直人、吉岡秀隆ら豪華キャストが願いをこめて…紙飛行機を「テイクオフ!!」
戦後初のCAの挑戦を描くスペシャルドラマ制作発表!!
3月20日(土)のオンエアを前に制作発表記者会見が行われ、主演・広瀬すずのほか、坂口健太郎、藤木直人、吉岡秀隆らメインキャストが登壇。撮影秘話をたっぷり明かしたほか、小さな頃に思い描いていた“夢”を告白。また、それぞれの願い事をしたためた紙飛行機を壇上から飛ばし、“空への願かけ”も行いました!
会見では、登壇した4人が撮影秘話をそれぞれ報告! 本作でCA役に初挑戦した広瀬は、クランクイン前に現役CAから所作指導を受け、「CAさんは“気配りの塊”だなと思いました。印象的だったことのひとつが、“お客さまに無駄な筋肉を使わせない”という接客の姿勢です。おしぼりやコップを手渡すときの角度が、お客さまにいちばん近い距離なんです!」と“おもてなしの心”に感動したことを明かしました。
坂口もまた、「最初にパイロットの勉強をした時点で、気配りの精神がすごく美しいな、と感じました。それまで当たり前のように飛行機に乗っていたので、その礎を築いた時代にこんなにも大変なことがあったのか!と強く感じました」と、戦後日本の空を切り拓いた人々の熱意に思いを馳せました。
また実在の人物、白洲次郎を演じることにプレッシャーを感じていたという藤木が「吉岡さんとは20年前、刑事役と犯人役で対峙したのですが、吉岡さんがそれを覚えていてくださったのが、すごくうれしかったですね。対立する役って、どこかに信頼関係がないと演じづらいなと思っていたので…」と吉岡と久々に共演できた喜びを語ると、吉岡も「ボクは白洲次郎が好きなので、藤木さんが演じてくれてうれしかったです」と応じ、「今だからこそ、困難な時代に未来を見つめ立ち向かっていった人たちがいることを見ることができるのは贅沢なこと」と、作品への思いを語っていました。
また、夢に向かってまい進するヒロイン・小鞠にちなんで、4人は小さい頃の夢も発表。広瀬はバスケットボールの監督になりたかったと明かしましたが、その理由が「小学校時代のチームの監督が怖すぎて、怒られずにバスケを続けるためには監督やコーチになればいいんだ!と思いつきました(笑)」という意外なもので、会場はビックリ!?
坂口は大好きな祖母のために介護士になりたいと文集に書いた過去をこたえたほか、藤木は「消防士やスタントマン」を夢見ていたことを打ち明けましたが、中でも会場を沸かせたのが、この作品にピッタリな「実はパイロットです…」という吉岡のこたえ。「ドラマ『北の国から』の撮影が終わったあと、ハワイに連れて行っていただいたのですが、夜、機内で眠れずにいたら、CAの方が操縦室に連れて行って下さり、ナイショでパイロットの席に少しだけ座らせてもらって…航空事業に関わる人たちって紳士でカッコいいなと思いました」という吉岡の子役時代の思い出話を聞いた一同は、こここでもCAの素晴らしい気遣いに感心していました。
さらに会見では、“空”に憧れと夢を抱く主人公にあやかって、願い事を書いた紙飛行機を飛ばすイベントも…! 広瀬が書いた願い事は、「爪が割れやすくなりませんように」。「ドラマの撮影で手元のシーンがあるので爪も大事だなと思って…」と、その理由を打ち明けました。
坂口は「どうしてもくしゃみが出ちゃうので、これが今の目標です」と、「花粉症克服」の5文字をしたため、藤木と吉岡はそろって「世界平和」とつづり、劇中では対立する間柄ですが、同世代の俳優として固く信頼しあっているところをうかがわせました。
そんな願いを託した紙飛行機を手にした4人は、司会・大下容子アナウンサーの「エアガール!」という合図のあと、高らかに「テイクオフ!」というかけ声を発しながら一斉に紙飛行機を飛ばし、願いをのせた4つの機体が会場を滑空!
その直前、小学校の紙飛行機大会で優勝した経験を明かした藤木は「今日も優勝します!」と自信満々で宣言していましたが、最も長い距離を飛ばしたのは坂口と判明。パイロット役を演じた坂口が面目を保つ形となりました!
そんな和気あいあいと進んだ会見の最後、広瀬は「エネルギーがたくさん詰まった作品です。当時の人々の熱い思いが、とても丁寧に描かれています。ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです」と思いを込めて挨拶し、制作発表をしめくくりました。
豪華キャストたちが未来に向けて夢を追いかけた人々を演じたスペシャルドラマ『エアガール』。本作がみなさんのもとに飛び立つまで、あと少しです。ぜひ、3月20日(土)のテイクオフ(=放送)をお見逃しなく!
――作品や役柄への思いを教えてください。
とても魅力的な女の子を演じさせていただき、すごく幸せな撮影現場でした。エネルギーがたくさん詰まった作品で、当時の人々の熱い思いがとても丁寧に描かれています。ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです。
――CA役に初挑戦した感想は?
撮影の前に、坂口さんや同期のエアガールを演じるみなさんと一緒に、現役のCAさんに所作指導をしていただきましたが、“気配りの塊”だなと思いました。教えていただいた中でとても印象的だったことのひとつが、“お客さまに無駄な筋肉を使わせない”という接客の姿勢です。おしぼりやコップを手渡すときの角度が、お客さまにいちばん近い距離なんです! 改めて、精神力やエネルギーを使うお仕事なんだなと感じた時間でした。これから飛行機に乗るときは、CAさんの所作に注目したくなりました。
――撮影中のエピソードを教えてください。
実際に飛行機の中で撮影したシーンがありましたが、「とりあえず(機器に)触らないでください」と言われて、すごく緊張しちゃいました(笑)。膝をぶつけてしまったらどうしようと、ヒヤヒヤしながら撮影した記憶があります。
――パイロットへの夢を抱いていた主人公・小鞠のように、ご自身も小さい頃に思い描いていた夢があったら教えてください。
バスケットボールの監督になりたかったです。小学2年生から中学3年生まで8年間ほどバスケを続けていたのですが、小学校時代の監督が怖すぎて、怒られずにバスケを続けるためにはどうしたらいいかと考えて、「監督やコーチになればいいんだ!」と思いつきました(笑)。選手だと一生怒られ続ける気がして…。“叱る方にもエネルギーがいる”という事実は、大人になって気づきました。
――CAの制服を着た感想は? また、坂口さんのパイロット姿はいかがでしたか?
当時の制服の型やカラーをベースに作ってくださったので、すごく新鮮でした。帽子をかぶると、より一層、気持ちにスイッチが入る感じがしました。ただ、真夏のとても暑い時期の撮影だったので、エアガール全員、グレーの制服に汗がうつっていないかドキドキして、みんなで「大丈夫かな?」とチェックしあいながら演じました。当時のエアガールのみなさんのご苦労などいろいろな想像ができました。
実は撮影前の所作指導で初めてお会いしたとき、坂口さんは金髪だったんですよ。そこからのギャップがすごくて…。坂口さんは背も高いので、パイロットの制服もすごく似合っていてカッコよかったです。
――紙飛行機にこめた願い事は?
「爪が割れやすくなりませんように」です。私、爪がすぐ割れてしまうんです。ドラマの撮影中は手元を映すシーンもあるので、爪も大事だなと思って…。今のいちばんの願いです!
――作品や役柄への思いを教えてください。
この作品は戦後初の民間航空会社を描いた物語。エネルギーあふれる時代を生きた、ひとりの男性を演じさせていただきました。
――初めてパイロット役に挑まれましたが、感想は?
最初にパイロットの勉強をした時点で、気配りの精神がすごく美しいな、と感じました。僕はそれまで当たり前のように飛行機に乗っていたので、脚本を読んで「その礎を築いた時代にこんなにも大変なことがあったのか!」と、とても強く感じました。次に搭乗するときはまた新しい感覚で乗れるなと思いましたし、この作品を通して「こんな時代があったんだ!」と感じられたことは、とてもいい経験でした。
――撮影中のエピソードを教えてください。
操縦室のモックアップで研修も受けて、パイロットに関することを教えてもらったのですが、ものすごい数のボタンがあるんですよ! 変なふうに動いたら怖いな…と思って、触れるのも怖かったです。普通は入ることができない場所なので、すごく貴重な体験でした。
――パイロットへの夢を抱いていた主人公・小鞠のように、ご自身も小さい頃に思い描いていた夢があったら教えてください。
僕はあんまり夢がなかったんです…。でも卒業文集に、介護士になりたいと書いたことがありました。おばあちゃんが大好きだったので、おばあちゃんを介護できるようになりたいなと思っていたんですね。
――パイロットの制服を着た感想は? また、広瀬さんのCA姿はいかがでしたか?
パイロットの制服に袖を通すと、とても身が引き締まるというか…。プライベートで制服を着ることがないので、こうやって仕事でパイロットや警察官の制服に袖を通したときには、背筋が伸びる感覚がありますね。今回は吉岡秀隆さん演じる松木さんと一緒に日本の空のために行動するという役柄設定も相まって、袖を通しただけでテンションがひとつ上がるような感覚がありました。
広瀬さんの制服姿はとってもかわいかったです! 着物のシーンもありましたが、そのときもやっぱりすごくかわいらしかったです。僕は小鞠ちゃんが奮闘する姿を近くで見る役でもあったので、「とってもかわいらしいけど、カッコいいな!」と思う瞬間もありましたね。
――紙飛行機にこめた願い事は?
「花粉症克服」です。どうしてもくしゃみが出てしまうので、これが今の目標です。
――作品や役柄への思いを教えてください。
今回、みなさんが演じた登場人物にはモデルとなった方がいるのですが、僕だけなぜか白洲次郎さんという実在の人物そのままだったので、かなりプレッシャーがありました。みなさんと対立する役でしたが、白洲さんなりの信念、誠意をもって演じたいと思いました。
――撮影中のエピソードを教えてください。
僕はほとんど吉岡さんと2人きりで対峙するシーンばかりだったので、“エアー(=飛行機)”もなければ“ガール(=女優さん)”もいない、殺伐とした現場でした(笑)。吉岡さんとは20年前にもご一緒したんですが、そのときも刑事役と犯人役として対峙したんですよ。吉岡さんがそのときのことを覚えていてくださったのがすごくうれしかったですね。対立する役って、どこかに信頼関係がないと演じづらいなと思っていたので、最初にそのお話ができてよかったです。そのときに「いいシーンが撮れるんじゃないかな」と感じました。
――パイロットへの夢を抱いていた主人公・小鞠のように、ご自身も小さい頃に思い描いていた夢があったら教えてください。
幼稚園のお誕生日会で順番に“将来の夢”を発表していたのですが、僕は“消防士”や“スタントマン”と言っていました。でも、これは“幼稚園児あるある”で、ひとりが消防士と言うと、残りのみんなも全員、消防士って言うんですよね。そういう流されやすい子どもでした(笑)。
――NHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)以来の広瀬すずさんとの共演はいかがでしたか?
今回は1シーンだけすずちゃんと坂口くんと一緒の撮影があったんです。でも、階段の上と下という距離がある場面だったので、あまりお話もできずに終わりました(笑)。僕は『なつぞら』以来、すずちゃんの父親のような気持ちでいるので、“より一層大きくなってエライなぁ”と思いました。今日も久しぶりに会えてうれしいです。
――元祖ダンディーといわれる白洲次郎を演じていかがでしたか?
とてもオシャレで外国にも精通しているヒーローみたいな存在ですので、演じるのはとてもプレッシャーでした。本などの資料を見たり、白洲さんが晩年を過ごされた“武相荘”に行ってみたり、いろいろと想像を膨らませて演じました。(英語のセリフもありましたが)僕は吉岡さんと違ってひと言、二言だったので助かったなと思いました(笑)。
――紙飛行機にこめた願い事は?
いつの世も願いは「世界平和」です。僕、紙飛行機はスゴイんですよ。小学校のとき紙飛行機大会で体育館の端から端まで飛ばして優勝しましたから! 今日も優勝します(笑)!
――作品や役柄への思いを教えてください。
今、とても困難な時期だからこそ、かつての困難な時代に、未来を見つめ立ち向かっていった人たちがいることを、その“未来”の中で見ることができるのはとても贅沢なことだと思います。とてもよい作品に仕上がっていると思うので、ぜひ多くのみなさんに見ていただきたいです。
――撮影中のエピソードを教えてください。
藤木さんとは20年ぶりの共演ですが、藤木さんは毎回イイ男の役で、一方で僕はひたすら汗をかいています(笑)。でも僕は白洲次郎がとても好きなので、今回は藤木さんが演じてくれて、とてもうれしかったです。僕は藤木さんと違ってエアガールたちに囲まれるシーンもあり、そこはうれしかったですよ。すずちゃんもとってもかわいらしくて…本当にどうしようかと思いました(笑)。
――パイロットへの夢を抱いていた主人公・小鞠のように、ご自身も小さい頃に思い描いていた夢があったら教えてください。
実は、パイロットなんです。小学5年生のとき、ドラマ『北の国から』の撮影が終わったあと、ハワイに連れて行っていただいたんです。夜、機内で眠れずにいたら、CAの方が操縦室に連れて行って下さり、ナイショでパイロットの席に少しだけ座らせてもらいました。僕が退屈しているんじゃないかと気遣ってくださったのだと思うのですが、パイロットやCAのみなさんに囲まれてとてもうれしかったですし、航空事業に関わる人たちって紳士でカッコいいなと思いました。
――英語のセリフにも挑まれましたが、そのときのエピソードを教えてください。
僕は…もう二度と英語はしゃべりません(笑)。本当に英語のセリフが苦手なんです。過去に『八月の狂詩曲』という映画で、リチャード・ギアさん相手に13回NGを出してしまったことがあるんです。そのときは前日に突然、英語のセリフの量が増えたんですね。ぜんぶ覚えてはいたのですが、リチャード・ギアさんの後ろに黒澤明監督もいて、とても英語をしゃべるような状況ではなく、どうにもならなくなってしまって…。普段、英語は話せるのですが、誰かを演じながら英語のセリフを言うのはダメだというトラウマができてしまいました。今回も英語のセリフでNGを出しましたし、これを機に英語のセリフはしゃべらないようにしたいと思います(笑)。
――紙飛行機にこめた願い事は?
僕も「世界平和」です。たまたま藤木さんとかぶりましたが、そういう世代なんですね(笑)。
広瀬すず、坂口健太郎らがCA所作指導&コックピット体験で《空のおもてなし》に大感動!!プロ意識を学んで役作り!
クランクイン前に広瀬すず、坂口健太郎をはじめとする豪華キャストが、CA(キャビンアテンダント)やパイロットの訓練施設がある日本航空(JAL)テクニカルセンターを訪問! 役作りのため、CAの所作指導や、現役キャプテンによるフライト指南などをみっちり体験しました。
この『エアガール』は、“空”へのあこがれを胸に、持ち前のチャレンジ精神で戦後初のCAとなったひとりの女性・佐野小鞠の奮闘を描く、感動のドラマです。 小鞠の青春とともに、GHQに航空関係の活動を一切禁止されていた苦難の時代、《日本人の手で航空事業を立ち上げる》という壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも綴っていきます。
まず、広瀬と坂口が訪ねたのは、操縦室のモックアップ(模型)がある整備士訓練施設。本物さながらのコックピットのモックアップに案内された2人は、ズラリと計器やスイッチが並ぶ様に圧倒された様子で、「すごい!!」を連発! 機長席、副操縦士席に座らせてもらい、「意外と狭いんですね!」と普段、立ち入ることができないコックピットに興味津々の表情を浮かべていました。機器の説明を受けた2人はその後、実際に操縦桿を握ったり、スイッチを操作したりしながら離陸時などの操縦手順を教えてもらい、「これは連動しているんですか?」「離陸の準備にはどのくらい時間をかけるんですか?」などと鋭い質問を投げかけていました。
また、2人は現役キャプテンにもインタビュー。パイロットという仕事の魅力を聞かれたキャプテンが「事前にどんなに準備をしていても、自然が相手なのでその場で判断を下していかなければならない。そこは臨機応変が求められる俳優の仕事と同じでは?」と語ると、「役が違うとまったく違う人物にならなくてはならないので、俳優はコンプリートのない仕事」(坂口)、「いろいろなタイプの俳優さんがいて、それを見ていると面白い仕事だと思います!」(広瀬)と応じ、思いがけずパイロットと俳優業の共通点を発見する場面もありました!
山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花らエアガール第1期生を演じるキャストも加わり、一同は客室乗務員の新人訓練やブラッシュアップ教育のための客室訓練施設へ。機内が忠実に再現されたモックアップで、JALが掲げるおもてなしへの考え方、安全性への配慮、サービスの基本姿勢を伝授してもらうことに…!
キャストたちはCAとしての立ち居振る舞い、乗客との接し方、言葉遣いなど多岐にわたる講義を受け、「立ち居振る舞いとは思いやりの心を表すこと」「ものの受け渡しは心の受け渡しと思ってください」など、おもてなしの極意を伝えるJALのインストラクターの言葉に、深くうなずいていました。
さらに、実際に客室を巡回する際の歩き方、おしぼりや毛布、飲み物のサービスを実践形式でレッスン。CAはお客さまにムダな筋肉を使わせないことが大切、つまりすべて乗客が受け取りやすい位置に差し出すよう伝授された広瀬は、おしぼりサービスやコーヒーサービスにチャレンジし、気遣いの難しさを実感。「私も飛行機に乗ったとき、確かにムダな筋肉を使っていなかったなと思いました。それがCAのみなさんのお心遣いだったんですね…。コップやトレイを持つときの手の位置や仕草なども勉強になりましたし、“見られている”という意識の中できめ細やかなサービスを提供されていることに真のプロ意識を感じました」と、CAの基本姿勢を学び取っていました。
広瀬たちキャストはそんな貴重な体験を、その後の撮影で演技に昇華させて、戦後初のCAを見事に体現! 空のサービスについて学んだ技術や所作がドラマのあちこちに登場しますので、オンエアでは感動のストーリーとともにキャストたちのおもてなし精神をじっくりと感じ取ってください!
広瀬すず主演ドラマで藤木直人、松雪泰子、吉岡秀隆…豪華名優ズラリ競演!
日本を代表する演技派たちが激動の昭和――《日本の空》に思いをはせた人々を演じる!!
小鞠ら若い世代を導く、味わい深い大人たちを演じる豪華キャスト陣が、このほど解禁! なんと、藤木直人、田中哲司、鶴見辰吾、真飛聖、橋爪功、松雪泰子、吉岡秀隆といった錚々たる名優がズラリ勢ぞろい! 超大作映画にもひけをとらない濃厚なキャストが、『エアガール』の世界をがっしりと支えます。
『エアガール』は、“空”へのあこがれを胸に、持ち前のチャレンジ精神で戦後初のCAとなったひとりの女性・佐野小鞠の奮闘を描く、感動のドラマです! 小鞠の青春とともに、GHQに航空関係の活動を一切禁止されていた苦難の時代、日本の空を取り戻す、つまり《日本人の手で航空事業を立ち上げる》という壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも克明に綴っていきます。
史実を礎にフィクションとして描かれるこの作品の中で藤木直人が演じるのは、終戦後、吉田茂首相の右腕としてGHQと渡り合い、新憲法の制定にも関わった実在の人物・白洲次郎。生き様や美学から“元祖ダンディー”とも評される白洲ですが、日本の航空事業については海外企業に委ねるべきという考えを持ち、本作では小鞠たちとは相対する立場。彼らの前に立ちはだかる“大きな壁”として登場します。
藤木は「まさか、自分が白洲次郎さんを演じることになるとは思ってもいませんでした」と今回のオファーに驚きながらも、今なおファンの多い白洲を演じるにあたって文献や映像に触れて役作りを重ねたことを告白。また、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)で“育ての父”を演じた藤木は「勝手ながら僕はもうすずちゃんの父親だと思っているので(笑)、久々に再会できてすごくうれしかったですね」と、広瀬との共演を喜んだことも明かしました。
主人公・小鞠の叔母であり、料亭の女将でもある佐野千代役を演じるのは、松雪泰子。千代は、家族を失った小鞠を引き取って厳しくしつけますが、その根底にあるのは深い愛情…。松雪は「彼女の中に小鞠という存在がしっかり流れている」と広瀬の演技に感服し、「小鞠ちゃんの成長を見ていただきたいですね。純粋にキラキラ真っすぐ進んでいく姿は、みなさんの胸を打つのではないかと想像しています」と“叔母目線”でみどころを語っています。
そして、吉岡秀隆は“戦後日本航空事業の父”とよばれる実在の人物をモデルにして作り上げた松木静男というキャラクターを演じます。「日本人の手に日本の空を取り戻したい」という熱い信念を抱き、不屈の精神で邁進する男ですが、その佇まいの中にどこか温かみ、柔らかさも感じさせる人物です。吉岡は「コロナ禍だからなおさら、かつてこういう人物が日本に存在したことを知り、うれしく思いました」と松木の情熱に感銘を受け、「今だからこそ大切に見てほしい作品ですし、みなさんにも感じ取れるものがたくさんあるドラマだと思います」と呼びかけています。
さらに、田中哲司が『日本民間航空』設立に向けて尽力する柳沢誠二、鶴見辰吾がその初代会長に就任する藤原一郎を力演! 《日本の空の自由》を切り拓くために心血を注いだ熱き男たちを、味わい深い演技で体現します。
また、真飛聖が柳沢の妻であり、エアガールたちを温かく見守る立場の美代子を演じるほか、橋爪功が現代のシーンに登場する謎の老紳士役で出演。物語にさらなる奥行きを加えています。
主演・広瀬すずをはじめとする若い世代のキャストたちの瑞々しくまっすぐな熱演、そして名優たちの骨太で緻密な演技ががっちりと組み合い、さわやかな感動を紡ぎ出す『エアガール』――。3月20日(土)のオンエアに、ぜひご期待ください!
――白洲次郎役のオファーを受けたときのお気持ちは?
まさか、自分が白洲次郎さんを演じることになるとは思ってもいませんでした。みんなが憧れる日本のヒーローでもあるので…。この作品に描かれているのは白洲次郎さんの一部分ではありますが、撮影に入る前には白洲さんについて書かれた文献や映像に触れたり、白洲邸の“武相荘”を訪ねたりと準備をしました。
――広瀬すずさんとはNHK連続テレビ小説『なつぞら』(2019年)以来ですが、今回の共演はいかがでしたか?
勝手ながら僕はもうすずちゃんの父親だと思っているので(笑)、久々に再会できてすごくうれしかったですね。一緒のシーンはほとんどなかったので、この作品の中ですずちゃんがどんなお芝居を見せてくれるのか、一視聴者として楽しみにしています。
――対立する役柄・松木静男を演じた吉岡秀隆さんの印象は?
今回は吉岡さんと2人のシーンがほとんどで、しかも敵対する者同士という役柄でした。吉岡さんとは今から約20年前にご一緒して(※『喪服のランデヴー』2000年/NHK)以来だったのですが、今回久しぶりにお会いしたときに、お互いに「お久しぶりです! あのときは…」という話題になりました。松木と白洲は敵対する間柄でありながら、どこかで通じあうところがないと演じられないかなと思っていたので、その会話で早くも手ごたえを感じました。
――ご自身のお気に入りシーンや、注目してほしいシーンを教えてください。
とにかく監督の撮影のテンポが速くて、1回もモニターチェックをしていないのでどんな風に映っているのかわからないのですが(笑)、松木は松木なりの思いや正義があり、白洲も同じように日本に対する思いや正義を持っていると思って演じました。それがうまく映っているといいなと思います。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
小鞠をはじめとするみんなが数々の困難にも元気やユーモアを失わずに立ち向かっていく姿を、今だからこそみなさんに見ていただきたいですね。元気や勇気をもらえる作品になっていると思うのでぜひご覧ください。
――千代はどのような女性だと感じましたか? 演じる上で心がけたことを教えてください。
私が演じる千代はもともと芸者さんだったのですが、戦後すべてを失って、料亭の女将として生きはじめるんです。戦後の混乱の中、したたかさを持ちながら力強く生き抜く女性という印象ですね。
家族を亡くした小鞠をなんとか守らなくてはという思いを持っていて、彼女に対する厳しさは“愛情”。力強さと快活さ、そしてある種の威厳が出るように意識し、時には思いきり厳しく言葉をかけたり…と、緩急を大事に演じました。また、元芸者なのでそこはかとない色っぽさも出せればと思いました。
――姪の小鞠を演じた広瀬すずさんの印象を教えてください。
お芝居に対してとても誠実で、丁寧に演じていらっしゃるなという印象です。シーンで相対している間中、彼女の中に小鞠という存在がしっかり流れていて、それが感情としてしっかり伝わってくるので、一緒にやらせていただいていてとても楽しい時間でした。
――ご自身のお気に入りシーンや、注目してほしいシーンを教えてください。
私のシーン…というより、小鞠ちゃんの成長を見ていただきたいですね。純粋にキラキラ真っすぐ進んでいく姿は、みなさんの胸を打つのではないかと想像しています。また、戦後どうやって航空会社が日本に登場したのかを改めて知る意味でもとても意義がある作品だと思いますし、日本がどのように復興していったか、どのようなエネルギーがそこにあったか、今の世にも通ずるものが描かれていると感じました。力と勇気をいただける作品になるんじゃないかなと思います。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
とにかく叔母としては、小鞠の美しい成長を見守っていただければ幸いに思います(笑)。どうぞ楽しんでご覧になってください。
――出演が決まったときのお気持ちを教えてください!
僕が演じた松木は日本の空を取り戻そうと奮闘した男ですが、こういう方が存在したことを知らなかったので、本当にすごいなと思いました。白洲次郎と対立する役柄なのですが、実は僕、白洲次郎が好きなんですよ(笑)。でも松木と白洲次郎が、それぞれ違う意見を抱きながら日本の未来を思っていた…という構図がとても面白いなと思いますし、コロナ禍だからなおさら、かつてこういう人物が日本に存在したことを知り、うれしく思いました。
――英語のセリフにも挑まれましたが、その撮影の感想は?
実は僕、英語にはトラウマがあるんです。19歳のころ、映画の撮影で英語のセリフに13回もNGを出しまして…。そのとき、今後一切、英語はしゃべらないと心に誓ったのですが、今回、プロデューサーが「どうしても」とおっしゃるので頑張りました。でもやっぱり現場に行くと、トラウマがよみがえって…完全に覚えていても頭が真っ白になるんです。やっぱり今後一切、英語は話さないと決めました(笑)。
――主演・広瀬すずさんの印象を教えてください。
シーン中、演技でアイコンタクトを交わしただけで、きちんとお芝居を見ている方だなとわかりました。撮影の合間は何気ない会話を交わしたぐらいですが、芯がしっかりしている方だなと感じました。
――お気に入りシーンや、注目してほしいシーンを教えてください。
やっぱりみなさんご存じの白洲次郎を演じる藤木直人さんとの対決シーンですね。このシーンは、撮影がはじまってわりとすぐのロケで、自分自身もまだ現場に慣れていない状況でしたから、どんなふうに出来上がっているのか楽しみです。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
苦しい状況下の中でも目を見開いて未来を考えた人たちがたくさんいた…というのは日本の素晴らしさだと思いますし、その礎の上で僕たちが今も働くことができるんだとわかって、とても感じるものがありました。今こういう状況だからこそ大切に見てほしい作品ですし、みなさんにも感じ取れるものがたくさんあるドラマだと思います。
主演・広瀬すずとともに《戦後初のCA役》に挑む、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花がキュートな笑顔で勢ぞろい! 《制服“美”ショット》初披露!!
このほど、広瀬演じる主人公・佐野小鞠とともに大空に羽ばたいた《エアガール第一期生》4人のキャストが解禁となり、《レトロビューティーなCA制服ショット》が到着しました!
『エアガール』は、“空”へのあこがれを胸に、持ち前のチャレンジ精神で激動の昭和を駆け抜けた戦後初のCA・佐野小鞠の奮闘を描く、感動ドラマ! 日本人が日本の空を飛ぶことが許されていなかった戦後、日本人の手で航空事業を立ち上げるという壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも描き出していきます。
そんなドラマでヒロイン・小鞠の同僚として登場するのは、山崎紘菜、藤野涼子、中田クルミ、伊原六花の4人!
まさに今、注目の女優たちが勢ぞろいしました!
広瀬と4人は撮影に入ってすぐ、「すごく一生懸命な人たちの集まりで、即座に“みんなで頑張ろう”っていう意識が芽生えたのですごくいいチームワークだなと思います」(山崎)、「現場に入った瞬間にその場に溶け込めたので、包容力がある方たちだなと思いました」(藤野)と、すんなり打ち解けあった様子。
合間には、「“このシーン、こんなふうに演じようか”と、お芝居について、ちょっとしたことも話しあいました」(中田)と、演技について細やかな相談も…! 「みんなで励まし合いながら頑張るところは、エアガールたちと共通する部分があるので、見てくださる方にも伝わるのではないかと思います」(伊原)と話すとおり、数々の困難に団結して立ち向かうエアガール第一期生そのもののような“絆”が、いつしか生まれていたことが明らかに…!
広瀬もまた、「私、仲良くなると笑いを取りにいきたくなるタイプなのですが、意外と全員そんな感じだったので(笑)、一気に仲良くなりました。
待ち時間はみんなでしゃべって、洗剤や入浴アイテムの情報交換などそういう会話までするようになりました(笑)」と、仲間を全面的に信頼! 「すごくいい空気感だったなと思います!」と、4人への感謝を口にしました。
さらに4人は、「信念をもって困難に立ち向かう人たちの姿から、たくさん勇気をもらってほしい」(山崎)、「“みんなでまた一歩進むために力を合わせるぞ”という気持ちの後押しになる作品になったらいいな」(藤野)、「前向きなエネルギーは、社会や人の心を動かすと信じています!」(中田)、「戦後どうやって日本の空を取り戻したのかもしっかり描かれているので、すべてを見ていただけたら…」(伊原)と、作品の魅力をそれぞれ熱くアピール!
当時の“最先端のお仕事”=エアガールとなり、大空という未知の世界に挑んだ彼女たちの青春群像も、このドラマのみどころであることは間違いありません。ぜひ、今春のオンエアでエアガールたちの奮闘と成長を見守ってください!
――出演が決まったときのお気持ちを教えてください!
飛行機に乗ること自体、自分にとって当たり前すぎて、航空会社を作った人たちの存在に改めて気づくきっかけになりました。戦後初めて民間の航空事業を立ち上げるまでにはものすごいドラマがあって、その物語に自分が参加できるのはとても光栄! また、客室乗務員は憧れの職業なので、戦後初のエアガールを演じさせていただけることもただただ光栄だなと思いました。
――戦後初のCA役を演じてみていかがですか?
めちゃくちゃタフだなと思いました。長時間のフライトでもずっと立っていて休む間もなく、今よりも不便で過酷な環境なのに、こんな仕事までやっていたのかと驚くところも多くて、華やかに見えるけれど体力も気力も必要で、ガッツがないとできない仕事だなと思いました。
――広瀬すずさんをはじめ、エアガール仲間のみなさんと共演していかがですか?
広瀬さんとは2回目の共演で、ほかの3人のメンバーとは“初めまして”でしたが、すごく一生懸命な人たちの集まりで、すぐに“みんなで頑張ろう”っていう意識が芽生えたので、すごくいいチームワークだなと思いました。休憩中、みんなで「このシーンはこうする?」みたいなやりとりもできて…本当にいいメンバーの中に入れていただけたなと思っています。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
エアガールはもちろん、“日本の空”を取り戻そうと働いた人たちの熱い思いや信念を知り、私自身、すごくパワーをもらいました。弱音を吐いている場合じゃない、自分も頑張らなきゃ、という“熱”をもらったので、みなさんが飛行機に乗るときに思い出してもらえる作品になったらいいなと思います。そして、信念をもって困難に立ち向かう人たちの姿から、たくさん勇気をもらってほしいなと思います。
――出演が決まったときのお気持ちを教えてください!
小学生の将来の夢ランキングで、CAさんっていつも上位に入りますよね。私は小学生のときから女優という夢を持っていたので、 CAになりたいと思ったことはなかったのですが、一昨年、シンガポールに旅行する機会があり、シンガポールのCAさんが横に並んで颯爽と歩くところを目の当たりにして、ものすごく力強くてカッコいい女性たちだなぁ…と憧れを持ったんです。今回、『エアガール』のお話をいただいたとき、“自分のできることは何でもやろう!”という気持ちになりました。
――戦後初のCA役を演じてみていかがですか?
今、お客さまが何を求めているかを察して行動するということが、とても重要なお仕事なのだなと思いました。相手のことを考えて先に動くというのは、役者の仕事とも似ているなとも感じました。だからこそ、役作りをする中でもアドリブでも、今、目の前にいる人が何を考えて、何を欲しているのか、どんな風に言葉を発して、どんな動きをすればよいのか、細かく考えるきっかけになりました。
――広瀬すずさんをはじめ、エアガール仲間のみなさんと共演していかがですか?
みんなすごく個性豊かですが、一緒にいて安心するメンバーです。現場に入った瞬間にその場に溶け込めたので、包容力がある方たちだなと思いました。合間にワイワイ、いろいろな話をしました。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
この作品に出てくるのは、エアガールはもちろん、日本の飛行機で空を飛びたいという熱い思いを持つ人たちばかり。今、飛行機に乗ることができず、海外に行けなくて残念に思う方も多いと思うのですが、“みんなでまた一歩進むために力を合わせるぞ”という気持ちの後押しになる作品になったらいいなと思っています。
――出演が決まったときのお気持ちを教えてください!
単純に、飛び跳ねるぐらいうれしかったですね! 私は学園モノなどに出演したことがなくて、同世代の女の子がたくさんいて、しかも彼女たちと同期…という関係性の作品は初めてだったんです。何よりそれがうれしくて、「みんなどんなお芝居するんだろう」「どんなことを話すんだろう」とワクワクしながら現場に行きました。
――戦後初のCA役を演じてみていかがですか?
体力勝負のお仕事だなということを、すごく感じました。また、CAさんはやっぱり今も昔もみんなの憧れの職業。今でもCAさんと聞くと「素敵~!!」という気持ちになるのに、戦後の時代はその何十倍もの憧れがあっただろうなと思うんです。そんな役を演じるのだから、みなさんの期待に応えるように頑張らなければと思いました。
――広瀬すずさんをはじめ、エアガール仲間のみなさんと共演していかがですか?
すごく楽しかったです。「このシーン、こんなふうに演じようか」「こういうときってこんな気持ちになるよね」と、お芝居についてちょっとしたことも話し合いましたし、合間の雑談でハッピーな気持ちになって、そのままテンション高く撮影に入ることができたりして…。例えば、「お友だちがプロポーズに成功した」という話を聞いて、こちらまでハッピーな気持ちになって、そのまま幸せな場面の撮影に入ったこともあって、そういうのも楽しかったです。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
戦後の社会で、たくましく生き抜く女性を描いた作品だと思います。人は生まれる時代も場所も性別も選べませんが、その中で“自分で自分の道を進む”という前向きなエネルギーは、社会や人の心を動かすと、私は信じています。この『エアガール』という作品から、そういうエネルギーを感じ取っていただけたらなと思っています。
――出演が決まったときのお気持ちを教えてください!
戦後初のエアガールのお話に関わらせていただけるということで、決まったときはすごくうれしかったです。まずは、脚本を読んで時代背景をしっかり勉強しなきゃと思い、原案となった作品をしっかり読むなどの準備をしました。時代背景を学び、陽子のモデルになった方の性格を読み込んだら、脚本がスッと自分の中に入ってきました。
――戦後初のCA役を演じてみていかがですか?
自分たちも初めて飛行機に乗ってわからないことだらけなのに、その中で最高のサービスを提供したエアガールたちはすごいなと思いました。そして、その精神が今も受け継がれているんだろうなと思いました。第一期生の時代と今とでは違うところはあると思いますが、「お客さま第一、安全第一」という根本は変わらないんだなと実感しました。
――広瀬すずさんをはじめ、エアガール仲間のみなさんと共演していかがですか?
すっごく楽しかったです! みなさん本当にやさしくて面白くて、撮影の合間も控室でよくおしゃべりしました。みんなで励まし合いながら頑張るところは、エアガールたちと共通する部分があるので、見てくださる方にも伝わるのではないかと思います。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
私たちが演じるエアガール第一期生がどんな風に選ばれ、みんなどういう気持ちでお仕事に挑んで、どれだけ大変だったかがしっかり描かれています。また、戦後どうやって日本の空を取り戻したのか、そこにどれだけの頑張りがあったのかということも描かれているので、作品すべてをみなさんに見ていただけたらなと思います。
エアガールのみんなと一緒のシーンは、すごく楽しかったです。実は、私…仲良くなると笑いを取りにいきたくなるタイプなのですが、意外と全員がそんな感じだったので(笑)、一気に仲良くなりました。
待ち時間にはみんなでしゃべって、洗剤や入浴アイテムの情報交換など、そんな会話までするようになりました(笑)。すごくいい“空気感”だったなと思います。
夢に向かって進むヒロイン・広瀬すずを《空》へ導くのは――坂口健太郎!!
《時代のエネルギー》をこめて…初のパイロット役に挑む!!
淡く、美しい《恋》の瞬間も描き出す!
ヒロインと淡い恋を繰り広げるパイロット志望の青年役で坂口健太郎の出演が決定! レトロビューティーなCAの制服に身を包んだ広瀬と、パイロットのユニフォームを凛々しくまとった坂口による、《まぶしすぎる2ショット》が解禁となりました!
『エアガール』は、“空”へのあこがれを胸に、どこまでもひたむきに激動の昭和を駆け抜けた、戦後初のCAの姿を描く大型スペシャルドラマ。史実をベースに、当時の“最先端のお仕事”=エアガールとして奮闘したひとりの女性の青春を瑞々しく描写! チャレンジ精神旺盛で最高にキュートな《空飛ぶヒロイン》を、広瀬すずがまっすぐに演じます。
また、日本人が日本の空を飛ぶことが許されていなかった戦後、日本人の手で航空事業を立ち上げるという壮大なミッションに挑んだ男たちの熱き戦いも描き出します。何もかも失った時代に、不屈の精神で立ち上がり、未来を切り拓いた彼らの信念は、今の私たちに深い感動をもたらすに違いありません。
坂口が演じる三島優輝は、パイロットになるという夢を抱きながら、戦後初の日本の航空会社設立に奔走する青年。広瀬演じる主人公・佐野小鞠にエアガールという仕事を教え、彼女を“空”の世界へといざなう、とても重要な役どころです。
坂口は「僕はこの作品から“時代のエネルギー”をすごく感じたんです。戦後、日本初の航空会社設立という夢を追う人たちのあふれ出るエネルギーみたいなものを、僕なりの解釈で三島という人物に落とし込めたらと思いました」と、役柄に投入した熱い思いを告白! 数々のドラマや映画で唯一無二の存在感を放ってきた坂口が、本作では夢の実現に向けて静かなる闘志を燃やす三島というキャラクターを、さわやかかつ力強く体現していきます。
広瀬と同様、坂口も本作がテレビ朝日ドラマ初出演であり、パイロット役も初! “機長の証”であるゴールドの4本ラインが入ったユニフォームを着用するのももちろん初体験でしたが、パイロットの制服をクールに着こなした坂口の姿に、現場の女性スタッフからは「似合う~!」「カッコイイ!!」と黄色い声があがっていました。
これまで広瀬と坂口は同じ映画作品に名を連ねたことはあるものの、同じシーンに出演したことがなく、本格的な共演は今回が初めて。
坂口は「大変なシーンや張り詰めたシーンなどがあっても、カットがかかるとニコニコされているし、風通しがいいというか、現場全体にいい風を運ぶ女優さんだなって思いました」と、“座長”広瀬すずの現場づくりに感心。広瀬も「第一印象は“さわやか~!!”という感じでした(笑)。でもお話ししてみたら…とっても面白い方です!」と、坂口の人間的魅力を絶賛していました。
ドラマでは小鞠と三島の淡い恋模様も描かれますが、広瀬は「憧れなのか、恋なのか、その狭間での小鞠の心の揺れがとても繊細で…。だからシーンによって、ここは三島さんを意識しないでいようとか、ここは意識しているな、と演じわけました」と、小鞠のピュアな心情を丁寧に表現。
坂口もそんな広瀬の演技を受け止め、「2人の間に恋を感じる場面もあるのですが、彼女とは同志みたいなところもあって…。この時代だからこそ、素直に思いを告げられない2人のシーンは演じていて、とても美しい瞬間だと思いました」と、せつなくもどかしい2人の恋をこまやかに演じたことを打ち明けました。
夢に向かって一途な2人――小鞠と三島は思いを重ねあうことができるのでしょうか!? エアガールとして大空に羽ばたくヒロインの奮闘ぶりとともに、2人のやさしい恋の行方もこのドラマの大きなみどころです。2021年春のオンエアを、ぜひ楽しみにお待ちください!
――最初に脚本を読んだときの感想を教えてください。
これまで仕事に行くときなど当たり前のように飛行機に乗っていましたが、当たり前だからこそ航空会社の生い立ちをよく知らなかったな、と気づかされました。日本の空を取り戻そうと闘う人たちにも、対立する人たちにもそれぞれの正義があって、お互いにそれを追求していた時代…。僕が演じる三島も日本の航空会社の設立に尽力するカッコいい男ですし、広瀬すずさん演じる主人公・小鞠も、その生き様がとても凛々しい。そんな作品の中に入ることをめちゃくちゃ楽しみにしていました。
――パイロット役は初とのことですが、三島優輝を演じるにあたり、心がけていることは?
僕はこの作品から“時代のエネルギー”をすごく感じたんです。戦後、さまざまなものが不足する中で、日本初の航空会社設立という夢を追う人たちのあふれ出るエネルギーみたいなものを、僕なりの解釈で三島という人物に落とし込めたらいいなと思いました。あと監督からアドバイスされたのは、戦争中、海軍に属していた三島は常に自分を律している、ということ。その内面が姿勢や顔つきに表れるとアドバイスされたので、そこは気をつけながら演じました。
――広瀬さんとがっつりお芝居するのは本作が初めてとうかがいました。広瀬さんの印象は?
広瀬さんはよく笑われる方ですね。大変なシーンや張り詰めたシーンなどがあってもカットがかかるとニコニコされているし、風通しがいいというか、現場全体にいい風を運ぶ女優さんだなって思いました。
――ちなみに、飛行機は好きですか?
飛行機はちょっと特別感があって好きです。窓から眺める空って同じ光景なのに飽きないんですよね。それは飛行機に乗っていないと味わえない感覚なので…。断然、窓側の席が好きです(笑)。
――広瀬すずさん演じるヒロイン・小鞠との淡い恋模様を、どんな気持ちで演じられましたか?
2人の間に恋を感じる場面もあるのですが、彼女はエアガールとして、僕は日本の航空会社設立に奮闘する一員として、同志みたいなところもあって…。この時代背景の中、素直に思いを告げられない2人のシーンは演じていて、とても美しい瞬間だと思いました。
――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!
今、自分たちが当たり前に使っている飛行機の礎を築いた方たちのことを、僕もこの作品と出会って改めて知りました。日本の空を取り戻すために奮闘していた人たちの思いや生き様を、少しでも感じていただけたらと思います。
――本作で本格共演を果たした坂口健太郎さんの印象は?
「さわやか~!!」というのが第一印象でした(笑)。坂口さんは見た目、ものすごくさわやかなんですけど、お話ししてみたら…とっても面白い方ですね!
――坂口健太郎さん演じる三島との淡い恋模様を、どんな思いで演じられましたか?
2人の恋愛感情が動く瞬間を、監督が「ここはラブシーンの“ような”シーンだから」とおっしゃっていたのですが、そのニュアンスがとても絶妙だなと思いました。私自身も最初は「“ような”ってどういうこと?」と思っていたのですが、憧れなのか、恋なのか、その狭間での小鞠の心の揺れがとても繊細で、もしかしたら彼女自身もハッキリ恋心に気づいていないかもしれない…。だからシーンによって、ここは三島さんを意識しないでいようとか、ここは意識しているな、と演じわけました。
主な登場人物
佐野小鞠(さの・こまり)
東京で小さな町工場を営む両親の元に生まれ、幼い頃から飛行機のパイロットを夢見ていた。
戦争で天涯孤独となり、料亭を営む叔母に引き取られ、朝から晩まで働き詰めの日々を送っていた。そんなある日、エアガールの募集を知り、自分も空を飛びたいと応募! 見事合格し、“日本民間航空”のエアガール第一期生となる。
三島優輝(みしま・ゆうき)
パイロット志望の青年。日本の空を取り戻すために奔走する初代航空保安庁長官・松木静男の考えに賛同し、彼の部下として働き、戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”の社員となる。
実は、特攻隊員として戦死した小鞠の兄・大地と親友だった。その縁もあり、空への憧れを募らせる小鞠の思いを受け止め、エアガールの募集があることを教え、支え続ける。自身も操縦桿を握る夢を捨てきれずにいて…。
白洲次郎(しらす・じろう)
実業家。時の首相・吉田茂と親交が厚く、彼の側近として活躍する。戦後全てを失った日本の状況を踏まえ、日本の航空事業は海外の企業に任せたほうが賢い方策だと考えていた。日本の空を取り戻そうと奮闘する松木静男と激しく対立する。
相原 翠(あいはら・みどり)
“日本民間航空”エアガール第一期生。華族出身の令嬢だが、戦争で家も財産も縁談すらも失い、屈辱的な気持ちを抱えてエアガールに応募した。英語も堪能で、女性の社会進出についての意識も高い。プライドが高く、小鞠に対してきつく当たるが…!?
伊原雅美(いはら・まさみ)
“日本民間航空”エアガール一期生。名門女学院の卒業生。戦後、元陸軍中将の父の収入が途絶えてしまったため、エアガールを志す。採用試験用の写真が間に合わず困っていたところ、小鞠に声をかけられ、一緒に日本民間航空まで交渉しに行ったことがきっかけで仲良くなる。
志田多美子(しだ・たみこ)
“日本民間航空”エアガール一期生。国際社会進出の夢を持ち、流暢な英語を話す上、世界情勢にも通じている才媛。小鞠がいつも一生懸命な事も理解している。
川村陽子(かわむら・ようこ)
“日本民間航空”エアガール一期生の最年少合格者。溌溂とした、明るい性格。スポーツや医学に関しての知識を持っている。
柳沢誠二(やなぎさわ・せいじ)
元日銀副総裁。松木の考えに共鳴し、日本人による航空事業設立の気運を高めるため、新聞社をまわって論説委員などを説得した。『日本民間航空』誕生の際に社長となる。
藤原一郎(ふじわら・いちろう)
日本商工会議所会頭。『日本民間航空』の初代会長に就任し、経営を軌道に乗せるため奔走する。
柳沢美代子(やなぎさわ・みよこ)
『日本民間航空』社長・柳沢誠二の妻。美術学校を卒業しており、小鞠たちエアガールの制服をデザインする。
老紳士
現在の日本で、『日本民間航空』の立ち上げについて語る、謎の紳士。
佐野千代(さの・ちよ)
小鞠の叔母。家族を亡くした小鞠を引き取って、厳しくしつけながら料亭を切り盛りしている。戦後、進駐軍向けに洋食を提供するなどして店を繁盛させ、GHQの高官や政財界の要人が訪れるまでに成長させた。小鞠がエアガールを目指していることを知り、猛反対する。
松木静男(まつき・しずお)
“戦後日本航空業界の父”といわれる人物。「日本の空を日本人の手に取り戻したい」という熱い思いを抱き、GHQと粘り強く交渉を重ねた。対立する白洲との攻防の末、『日本民間航空』設立にこぎつける。
あらすじ
1928年、東京・下町で小さな町工場を営む両親のもとに生まれた佐野小鞠(広瀬すず)は、飛行機部品の生産を手がける父の影響で空へのあこがれを募らせ、パイロットになりたいという夢を抱きながら大きくなった。しかし、兄は神風特攻隊として出撃して戦死。両親も東京大空襲で亡くしてしまい、ひとりぼっちとなった小鞠は、料亭を営む叔母・千代(松雪泰子)のもとに身を寄せることに。おかげで高等女学校だけは卒業させてもらったものの、料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。
そんなある日、小鞠は料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」という決意みなぎる熱い言葉を耳にする。声の主は、逓信省航空保安部長の松木静男(吉岡秀隆)。日本は終戦後、GHQによって一切の航空活動を禁じられていた。さらに、吉田茂首相の側近・白洲次郎(藤木直人)は日本の航空事業を海外企業に委ねた方がよいと考えていた。だが、松木はどんな困難が待ち構えていても日本人の手で航空事業をはじめるべきという、固い信念を抱いていたのだ。松木の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠だったが、彼の若き部下・三島優輝(坂口健太郎)に立ち聞きをとがめられてしまう。しかし、これが2人の運命の出会いとなる…。
1951年、GHQと粘り強く交渉を重ねた松木の熱意が実り、ついに戦後初の日本の航空会社“日本民間航空”が発足する。すでに社員となっていた三島からエアガールを募集していると聞いた小鞠は飛行機の仕事に関わりたい一心で応募を決意。しかし、エアガールは最先端の超人気職! とんでもない倍率の試験が待ち構えていた。
その後、数々のピンチを乗りこえてなんとか合格した小鞠だったが、入社式からわずか1週間後、あわただしく試験飛行に臨むこととなって…!?
コメント
――この作品への出演が決まったときのお気持ちを教えてください。
これまで日本の航空事業の歴史についてあまり触れたことがなくて、もっと昔のことと勝手に思いこんでいたのですが、戦後エアガール第一期生の方が現在90歳代とうかがって、意外と近い時代の出来事だったんだなと驚きました。当時の日本と世界のやり取りや衝撃的な国際関係など、初めて知ることばかりで、「こんなことが起きていたんだ!」とドキドキしながら脚本を読ませていただきました。
――テレビ朝日のドラマ初主演となりますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
初顔合わせの方ばかりかなと思って現場に行ったら、以前お世話になったスタッフさんがいらして「久々にお会いできたね~」と、うれしくお話ししました。とても心地よい時間の流れ方で撮影を進めてくださって、充実した日々を過ごすことができました。
――CA役を演じるのは初めてとのことですが、エアガールの制服を着た感想は?
飛行機の窓から空を見ると、異空間に浸って現実を忘れられるような感じがするんです…。飛行機は私にとってそんな空間でしたし、エアガールの衣装は身に着けただけでちょっと気取ってしまうような(笑)、モチベーションが高まるユニフォームだなと思いました。衣装合わせで着てみたとき、役柄のイメージが広がったので、すごく安心しました。
――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
戦後初めて日本で航空会社を作ろうと頑張った人々の思いや、小鞠をはじめ、激動の時代を駆け抜けたさまざまな人たちの感情が織り交ぜられていて、とても複雑で深いストーリーなのですが、それらをポップなシーンを交えて描き出しています。日本にもかつてこんな物語があったんだと、知ってもらえる機会になったらうれしいなと思っています。
スタッフ
脚本
橋本裕志
監督
藤田明二(テレビ朝日)
原案
中丸美繪『日本航空一期生』(中公文庫)
音楽
沢田 完
エグゼクティブプロデューサー
内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー
神田エミイ亜希子(テレビ朝日)
中込卓也(テレビ朝日)
山形亮介(角川大映スタジオ)
新井宏美(角川大映スタジオ)
制作著作
テレビ朝日
制作協力
角川大映スタジオ
TELASAオリジナル
動画配信プラットフォーム『TELASA(テラサ)』では、『エアガール』撮影現場を追いかけた『エアガール テイクオフ直前スペシャル』を、3月6日(土)正午から配信することが決定!
出演者のインタビューに加え、このCA所作指導時の映像も大公開! 広瀬や坂口、エアガール役のフレッシュな女優陣が空のサービスを学んだ様子をお届けします。
さらにドラマの放送終了後には、ここでしか見られない、出演者のインタビューやメイキングが詰め込まれた『エアガール ランディング後スペシャル』の配信も決まりました!
ドラマ本編を楽しんでいただいた後も引き続き、《エアガールの旅》をテラサでお楽しみください!
くわしくはこちら
<TELASA(テラサ)とは>
2020年4月にスタートした動画配信プラットフォーム。5G時代を迎える中、好きなときに、好きな場所で、テレビ朝日の人気番組を始めとする、ドラマ、バラエティ、アニメ、特撮、スポーツ番組に加え、国内外の映画、ドキュメンタリーなど、新作やオリジナルを含む、豊富なラインナップをお届けします。スマホやPCはもちろん、テレビの大画面でも視聴可能です。ダウンロードすれば、データ通信料も気にせず楽しめます。月額料金は618 円(税込)~。
また、Apple IDおよびGoogleアカウントでご利用のお客様は、レンタル作品をご購入いただけません。
【TELASA(テラサ)公式サイト】
https://navi.telasa.jp
【TELASA(テラサ)配信コンテンツ一覧】
https://www.telasa.jp/