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【特別インタビュー】
トリオ・ザ・捜一!
■座組みの良さを感じます
───
山中さんはあとからの「相棒」参戦ですが、中に入っていかがでしたか?
川原
その前にいいですか? (山中さんに)もちろん、入る前も「相棒」熱心に見てたんだよね?(笑)
山中
ええ、まあ……(笑)。演劇畑の方がたくさん出てらっしゃるから、僕らの仲間もよく見てます。僕、ゲストでいらした方に「『相棒』の現場はいいねえ」と言われたことがあるんですよ。役者もスタッフもひとつになって作っていく関係性がうまくバランス取れてて、座組みのよさみたいなものを感じます。水谷さんと寺脇さんや監督が、作品に対してああでもない、こうでもないと現場でやってらっしゃるのを見て、その姿勢がすごくカッコイイなと思いました。おふたりの会話をすぐそばで聞けてるわけではないですが、遠巻きに見てても常に何か話してるんですよ。
川原
でもふたりでコントやってたりもするんだよね(笑)。
山中
すげー真顔で(笑)。
───
水谷さんと寺脇さんの印象はいかがですか?
川原
仲がいいですね。「あ、ふたりの世界だ、遠慮しとこう」って、入っちゃいけないと思う時がある(笑)。もちろん、周りのみなさんにも気を配ってるんだけど、豊さんが何か言ったことを寺様がフォローしたりとか、非常にいいコンビネーションです。
───
伊丹と薫の子供のけんかみたいな感じを、寺脇さんと相談したりは?
川原
そこがまた微妙なところで・・・。あまり細かい打合せをするとつまらなくなるんじゃないかと思うから、出たとこ勝負な部分があります。
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