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右京はあえて朱雀に自らの疑問をぶつける。なぜ 朱雀は沢村補佐官から自殺するという電話を受けたとき、すぐに沢村の自宅へ向ったのか。そして、もし沢村が自ら自宅にいると言ったのだとしたら、沢村に死ぬ意思はなく、朱雀に助けを求めただけのはず。なのになぜ密室だったのか…、と。答えに窮した朱雀は「だからなんだ!」と苛立ちを現すが、右京は「矛盾点に合理的な説明がつかない限り、事件は終わらない」と言い放つ。
右京 と薫は 朱雀からの連絡で沢村が死んだ現場へ駆けつけた加賀谷秘書官(佐戸井けん太)に改めて事件の夜のアリバイを確認する。が、説明は曖昧でかなり動揺している。右京は小野田(岸部一徳)にプレッシャーをかけさせ、ついに加賀谷を自供に追い込む。 |