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「カチンコ」徹底解剖! カチンコって一体どんなものなの? |
8月21日(土)
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このところ、「相棒」のロケに顔を出せていません。おまけにこのAP日記も久しぶりのような気がします。
なので自戒の念を込め、今回は「カチンコ」について解説します。
みなさんがよく映画の撮影シーンやドラマのシーンで思い描いている「カチンコ」はどんなイメージのものでしょうか?
まずは名称の解説から。
通称「カチンコ」、実は正式名称も「カチンコ」です。辞書にもちゃんと載っています。辞書から一部を引用すると
かちんこ 【カチンコ】
映画で、同時録音の撮影をする際、カメラの前で
打ち鳴らす小さな黒板の付いた拍子木。カメラで
とる画と、録音機でとる音とを同期させる起点を
判別するための道具で、フィルムに映ったこの画
像のうち、拍子木の打ち合わさった齣(こま)が同
期点となり、この時にかちんと鳴ることからいう。
三省堂「大辞林 第二版」より
とあります。
ちなみに英語では「Clapper Board」と言います。
一般的にデパートなどで売られているものは、ハリウッドで使われているミニ黒板にチョークで書くものの形式のようで、「相棒」で使っているものはとてもシンプルなものです。グリップのところが握りやすく両手を使わず、片手で簡単にカチンと音が出せます。おまけに 3rd Season に突入するためか(?)年季もしっかり入っています。
近年ハリウッド映画などでは、ミニ黒板にチョークで書くものではなく、デジタル電光掲示のものが使われ始めているようです。
余談ですが、「相棒」の撮影現場では「カチンコ」とセットとも言える「メガホン」は使っていません。
※ 本当は写真があれば良かったのですが撮影できていません。
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