2020年10月1日(木) よる8時放送

歌舞伎界の貴公子
尾上菊之助がドラマ初主演で刑事に華麗に転身!
アフター5にタンゴを舞う、
斬新すぎる“踊る刑事”が爆誕!

犯人逮捕のためなら時間も問わず走り続けてきた男が
アフター5を趣味に生きる刑事に転身!?
働き方改革が叫ばれる世の中で、
ドラマ初主演となる尾上菊之助が、斬新すぎる刑事に挑戦!!

これまでの刑事ドラマの概念を覆す、斬新すぎる刑事が誕生!!

 犯人逮捕のためなら時間も問わず捜査を続け、事件の解決に向けて走り続ける――そんな刑事ドラマの主人公像を根底から覆す、新たな刑事がこの度誕生します! 2020年10月1日に放送が決定した『刑事アフター5』は、テレワークやリモート会議など、これまでの働き方が180度変わっていく世相を反映して、9時5時勤務、残業ゼロという、刑事という職業では絶対にあり得ない勤務体系で事件を解決していくという、まったく新しい刑事ドラマに!
 主人公は、働き方改革で突如得ることになったアフター5を利用して、料理教室にダンス教室、オシャレな飲食店など、これまで踏み入れたことがなかった世界に飛び込んでいきます。そして、そのことがやがて事件の真相へと導き――。世の働く人々にとっても気づきとなるドラマとなっています!!

テレビ朝日ドラマ初出演にして、ドラマ初主演!鋭い観察眼を持つ刑事、通称“捜1のハシビロコウ”を尾上菊之助が熱演!!

 そんな本作で主演を務めるのは、その美貌と力強い瞳、そして確かな演技力で人気を集める「歌舞伎界の貴公子」五代目尾上菊之助。テレビ朝日のドラマ初出演にして、初主演となります! 音羽屋の芸を受け継ぎ、色気ある立役、女形を演じ分け、現代の歌舞伎を担う菊之助は、近年『下町ロケット』(2018、2019年)、『グランメゾン東京』(2019年)などのドラマでその演技力を発揮し、存在感を放ってきました。そんな菊之助は、今回『刑事アフター5』で初の刑事役に挑むにあたり徹底的に警察に取材!「警察は治安を守る方たちなので、『働き方改革なんて言ってられないですよね?』と聞いたら、意外にも『いや、そうじゃないんです。警察の中でも働き方改革には厳しくやっていて、それはリアルな話なんですよ』とおっしゃっていて。それを聞いて、この作品は架空の話だけではなくて、実際に起きている話なんだと理解しました」と、リアルさを痛感した菊之助。今作で魅せる彼の新たな一面に期待が高まります!!

 菊之助が演じるのは、これまで犯人逮捕のために人生を捧げ、家族や自分の時間も顧みず捜査に突き進んできた主人公の広橋航(ひろはし・わたる)。犯人の気配を捕らえる姿が獲物を狙うハシビロコウに似ていることから、“捜1のハシビロコウ”と呼ばれ、刑事一筋で邁進してきましたが、働き方改革の煽りで、これまでの刑事生活を一変せざるを得なくなり、労務管理コンサルタントの女性の監視下で戸惑い、抵抗しながらも、やがて新しい働き方、価値観を受け入れていくことになります。強制的にアフター5の時間を持つことになり、これまで経験してこなかったさまざまな“初物”に触れていくことで、徐々に変化していく広橋を、菊之助がどう演じるのか、ニュータイプ刑事の活躍にご期待ください!!

伝統芸能の担い手・菊之助がタンゴに挑戦!情熱あふれる新たな一面を魅せる!!

 アフター5の時間を使って、これまで経験してこなかった世界に足を踏み入れる広橋ですが、なかでもアルゼンチンタンゴの教室は広橋にとっても、そして演じる菊之助にとっても貴重な経験に! これまで日本の伝統芸能である歌舞伎一筋にきた菊之助にとって、180度畑の違うアルゼンチンタンゴという世界は大きな挑戦のようでした。初めて挑んだ菊之助は、「踊りという同じジャンルですが、日本舞踊とリズムの取り方が異なり、とても難しかったです。タンゴの先生も教えるのにすごい苦労されたと思います…。ですが、アルゼンチンタンゴのシーンはかなり面白いと思いますよ(笑)」と語っていました。
 「魅せる」ことにおいては超一流のプロである菊之助がどんな風にアルゼンチンタンゴを舞うのか、期待が高まります。ぜひお楽しみに!!

ニュース

尾上菊之助の相棒決定!
新世代のカリスマ!!玉城ティナが初の刑事ドラマ挑戦で美クールな“時間管理人”に!!荒くれ刑事たちをビシッと締め上げる!
個性豊かなキャストも勢揃い!!

2020年9月22日
刑事を徹底的に管理する女コンサルタント役として玉城ティナが登場!!

 犯人逮捕のために人生を捧げ、自分や家族との時間も投げうって捜査に突き進んできた刑事・広橋航(尾上菊之助)が、働き方改革の煽りで、これまでの刑事生活を一変。9時5時生活が始まり、思いもよらなかった“アフター5”を利用して、料理教室にダンス教室、オシャレな飲食店など、これまで踏み入れたことがなかった世界に飛び込んでいき、やがてそのことが事件の真相へと導いていくことに――。これまでの刑事ドラマの主人公像を根底から覆す、斬新すぎる刑事ドラマ『刑事アフター5』。今作の鍵ともなる“働き方改革”を徹底すべく、労務管理コンサルタントとして、荒くれ刑事たちの勤務を、クールビューティーにビシッと締め上げる九路五月役で、玉城ティナが出演することが決定しました!

女子高生からキャリアウーマンに! 初の刑事ドラマで新たな一面を魅せる!!

 その透明感と愛らしい雰囲気から“天使”のようと言われている玉城ティナは、若い世代の女性を中心に絶大な人気を誇ります。14 歳で雑誌「ViVi」の最年少専属モデルとなり、モデルとして活動する一方、2014年にはドラマ『ダークシステム 恋の王座決定戦』のヒロインで女優デビューを果たし、以降数々の作品に出演。初主演映画『わたしに××しなさい』(2018)ではSっ気のある小説家、『Diner ダイナー』(2019)では、殺し屋専用のダイナー(食堂)で働く孤独な少女、『惡の華』(2019)では内向的な同級生を翻弄するサディスティックな中学生……など、作品ごとにさまざまな表情を見せ、その存在感は抜群! 今最も勢いのある女優と言われているのも納得です。

 これまで影があったり、尖った少女という役どころが多かった彼女ですが、『刑事アフター5』ではそれとはまったく異なった、クールに淡々としかし見事に刑事らを捌く“デキる”女に挑みます! 働き方改革を進めることになった警察署に大手コンサルタント企業から派遣され、広橋をはじめ、広橋のチームの勤務状況を徹底的に管理、改善を推し進めていきます。勤務時間が1分でも過ぎればバッサリ切り上げさせ、常に効率を考え動き、時にはロボットではないかと思わせるほど一見非情な九路は、時間さえあれば捜査をしようとする広橋とは、ある意味水と油のような関係! 必然的に共に行動することが多くなるこの2人、どんなコンビぶりを見せてくれるのか気になります!!

 そんな五月を演じるにあたり、玉城は「声のトーンはあまり変えず、また、瞬きをそこまでするキャラクターではないと思い、そういった動きなども割と細かく肉付けしていきました」と、繊細に五月という女性を作り上げていったことが伺えます。また、「冷たい印象で嫌われる人物にはしたくないなと思い、表情など可愛らしさが出せるところは出すことを意識しながら演じました」と語っていました。

 これまでの“天使”や“少女”といったイメージを一変する九路五月という役を玉城がどう魅せてくれるのか、ぜひご注目ください!!

実力派俳優からものまねタレントまで…個性豊かな豪華キャストが集結!!

 9時5時という時間縛りに戸惑い反発しながらも、アフター5に魅了されていく広橋を中心に、玉城のほか、広橋班メンバー、家族、事件関係者など個性豊かな面々が続々登場! 物語により濃厚な厚みを与えます!! 広橋班の刑事には、加藤諒、阿部進之介、藤本隆宏と、全くタイプの違う3人のキャストがそれぞれの個性を放って活躍! また、刑事部長の熊谷役に伊武雅刀という絶大な存在感でドラマを支えます。そして、広橋のアフター5をともに楽しもうとする良き妻・三菜子役を星野真里、戸惑う娘・菜花役を深尾あむが熱演します。
 さらに、事件の関係者で、謎を秘めつつ華麗なタンゴを踊る美女・増川琴美役に北乃きい、アルゼンチンタンゴ教室の情熱的な講師・ロドリゴ田中役にパパイヤ鈴木、事件の被害者でイケメンカリスマ料理講師・越谷役に賀集利樹、越谷の交際相手・吉木さやか役におのののかと、多彩なキャストが決定! そして、越谷と同じ料理教室の講師・西条エリナ役でなんと、りんごちゃんが初の本格的な演技を披露します!! 若手からベテランまで実に個性あふれる面々が、どんな物語を紡ぎ出していくのか、ぜひお楽しみに!

玉城ティナ(九路五月 役)コメント

 私が演じる五月は少しキャラクターぽいというか、名前も9時5時で“九路五月”ですし(笑)。すごく象徴となるような人物だなと思いました。みんなを監視したり、セリフが強いものもあるのですが、冷たすぎて嫌われる人物にはしたくなかったので、声のトーンはあまり変えずに、でも表情など可愛らしさが出せるところは出すことを意識しながら演じました。五月の過去も関係しているんですけど、あくまで人のために働き方を良くしていきたいという思いを抱えているので、プラスのイメージを持って演じました。あとは声のトーンの他に、瞬きあまりしないなど、動きで割と細かく肉付けしたり。五月はとても魅力的で、ちょっとクスっとするところもあるので、そういったところがうまく出ていればいいなと思います。

 今回共演させていただいた尾上菊之助さんは立ち姿が本当に美しくて、スッとされた姿が印象的でした。劇中では尾上菊之助さんの後方の位置にいることが多かったので、背中に見惚れていました。捜査の時に一緒についていくシーンでは、ものすごく姿勢がよく、本当にハシビロコウみたいでぜんぜん動かないんです(笑)。私はけっこう動いちゃうので、驚きと尊敬でした。

 『刑事アフター5』はいろんな要素がつまっていて、脚本を読んだときから面白いなと感じていました。
 これまで私はどちらかというと、ものすごく尖った役やそういった作品に携わることが多かったのですが、この作品は、家族みんなで見てほしいドラマです。お父さんは頑張っているんだぞみたいなところも、お子さんやご家族一緒に見ていただけたら嬉しいですね。最後の最後には酔っ払っているシーンもあり…今作の撮影で一番緊張したんですけど、そういった五月のキャラクターや表情がちょっとずつ変わっていく様子も見られると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

主な登場人物

広橋航(ひろはし・わたる)

尾上菊之助

警視庁・捜査一課の刑事で、広橋班の班長。これまで刑事一筋で仕事にまい進してきて、捜査以外のことは何も知らず娯楽とは無縁の生活を送ってきた。犯人確保のためなら休日返上もいとわず、若手に対しても、「刑事の仕事は24時間。1日休んでいる間に証拠は一つなくなっていく」と説いてきた。突如、自身の班が「新しい働き方推進モデル班」なり残業もできなくなるが、趣味も特技もなくアフター5を持て余す。五月の目を盗んで勤務時間外にも捜査しようとするもそれも叶わず、そこでアフター5を利用して捜査することに。今まで経験したこともなかった料理やアルゼンチンタンゴなどさまざまな“初物”に触れ、だんだんとその魅力にはまっていく。

九路五月(くじ・さつき)

玉城ティナ

「新しい働き方推進モデル班」の推進のために、大手コンサル企業から広橋の所属する捜査一課・広橋班に派遣されてきた労務管理コンサルタント。常に刑事の勤務時間を手持ちのパッドで管理し、1分でも超すと「はい、そこまでです。ただちに業務を終了してください」とビシッと言い放つ。特に勤務時間に無頓着な広橋をぴったりマークし、アフター5でも広橋が働いていないか、厳しくチェックする。働き方改革を徹底的に推進させる裏にはある思いを抱えていた。

坂田悠也

加藤諒

広橋班の刑事。聞き込みなどで人の懐に入り込むのがうまい。

浦井健介

阿部進之介

広橋班の刑事。肉体派に見えるが実は記憶力が抜群。

辻大樹

藤本隆宏

広橋班の刑事。広橋より年上のベテランで、握力が異常に強い。

広橋三菜子

星野真里

広橋の妻。ライフスタイルが激変した夫に対しても柔軟に対応する良き伴侶。

広橋菜花

深尾あむ

広橋の娘。父親が土日にも家にいるようになったことを煙たがっている。

保坂まどか

小林きな子

広橋班の事務職員。縁の下の力持ちとして、事務仕事で広橋班を支える。

熊谷和徳

伊武雅刀

刑事部長。働き方改革を推し進めようとするも、実はよく分かっていない。

<事件関係者>

増川琴美

北乃きい

越谷と関係があった笠原真由子の親友で、広橋が通うことになるアルゼンチンタンゴ教室の生徒。

ロドリゴ田中

パパイヤ鈴木

広橋が通うことになるアルゼンチンタンゴ教室の教師。

越谷士郎

賀集利樹

料理教室の講師。イケメン料理研究家としてメディアにも取り上げられるも、何者かに殺される。

吉木さやか

おのののか

越谷の交際相手。

西条エリナ

りんごちゃん

越谷と同じ料理教室の講師。人気講師の座を越谷と争っていた一方で、過去に関係も持っていた。

あらすじ

 刑事部捜査一課・広橋班班長の広橋航(尾上菊之助)は、またの名を『捜1のハシビロコウ』と呼ばれ、犯人の気配を捕らえる姿が獲物を狙うハシビロコウに似ていることからそのあだ名がついた。ある日、広橋が強盗殺人犯を追っていたところ、犯人確保まであと一歩というところで邪魔が入る。労務管理コンサルタントの九路五月(玉城ティナ)だ。夕方の5時なので業務を終了し、夜勤の人と交代しろと言い出す。世の中で働き方改革が進むなか、警視庁の中でも特に勤務状況が悪い広橋班がこの度、『新しい働き方推進モデル班』に指定され、コンサルタントの五月が入って改善していくという。

 働き方改革を余儀なくされ戸惑うなか、広橋のもとに料理教室の人気講師、越谷(賀集利樹)の殺害事件の連絡が入る。そこで広橋は、勤務終了後のアフター5に料理教室の体験レッスンに参加して探りを入れることに。一方で、部下たちから、越谷と同じ料理教室の講師で過去に関係があったという西条エリナ(りんごちゃん)の名前が容疑者として挙がり、さらに越谷の部屋からは料理教室の受講者ら複数女性の卑猥な画像が発見され、越谷の素顔が明らかになっていく。

 そんな中、受講者の1人、笠原真由子が越谷の子どもを妊娠したうえにかなりの金額を越谷に貸していたことが判明するが、すでに1年前に亡くなっていた。そこで、真由子と親しかったという増川琴美(北乃きい)を調べるため、広橋は再びアフター5を利用して、琴美が通うアルゼンチンタンゴの教室を訪れる。すると、そこに偶然通っていた広橋の妻、三菜子(星野真里)とばったり会い、話の流れで本格的に教室に通うことに――。

コメント

尾上菊之助(広橋航 役)コメント

 2時間の刑事ドラマというと、スリルとサスペンスを感じるシリアスな作品を想像していたんですけれども、今回いただいた脚本を拝見した際に、「あれ? これはシリアスではなくてコメディーなのか?」と思いました。もちろん謎解きや推理の部分はあるんですけれども、かなりコメディーの要素も含まれていたので。さらに、働き方改革が鍵となるストーリーとなっていますし、非常に斬新な脚本で惹き込まれました。

 これまで企業の社長やシェフなど、自分がやってこなかった職業を経験してきましたが、刑事役は初めてで、ドラマといえどもリアリティーがないと表現できないので、まずは警察の方にいろいろお話をうかがいました。警察は治安を守る方たちなので、「働き方改革なんて言ってられないですよね?」と聞いたら、意外にも「いや、そうじゃないんです。警察の中でも働き方改革には厳しくやっていて、それはリアルな話なんですよ」とおっしゃっていて。それを聞いて、この作品は架空の話だけではなくて、実際に起きている話なんだと理解し、空想の世界の中でもより現実に感じることができました。主演=真ん中に立たせていただくというのは、なかなかできない経験ですし、このような機会をいただいたのも貴重なことなんですけれども、ことにそれを意識することなく、共演者の方たちにお任せして共演者との空気を大事に、現場にいさせて頂きました。

 今回演じる広橋航という人物は、今まで犯人逮捕のためなら時間も問わない、少し古いタイプの価値観も持った男なんです。それが、新しい価値観を受け入れていって変化していくというところも見どころの一つです。今まで仕事一本だった人間が家庭での時間を取り戻したり、今まで班のみんなに任せられず自分がいないとダメなんだと思い込んでいたのが、限られた時間の中で班のみんなに任せ、信頼を築いていったり。また、無趣味だったのに、事件をきっかけにアルゼンチンタンゴの世界に触れて、最初は捜査のつもりがどんどんのめり込んでいく―
 もちろん仕事に没頭するというのも大事なんですけども、余裕やゆとりを持つことで事件解決につながっていくんだっていう重要な鍵を担っているので、働き方について考えさせられましたね。

 アルゼンチンタンゴのシーンはかなり面白いと思いますよ(笑)。アルゼンチンタンゴは、体の軸という意味ではきっと日本舞踊と一緒なんだと思うんですけど、ポジションがぜんぜん違いますし、もちろん間の取り方も違います。自分はぜんぜん踊れませんでしたし、タンゴの先生も教えるのにすごい苦労されたと思います…。

 この作品はサスペンスの謎解き要素もあり、刑事ドラマのしっかりした部分も楽しめながら、コメディーの要素も入っていますので、老若男女問わず家族そろって肩の力抜いてみていただけるドラマになっていると思います。ぜひ家族そろって見て笑っていただければと思います。


玉城ティナ(九路五月 役)コメント

 私が演じる五月は少しキャラクターぽいというか、名前も9時5時で“九路五月”ですし(笑)。すごく象徴となるような人物だなと思いました。みんなを監視したり、セリフが強いものもあるのですが、冷たすぎて嫌われる人物にはしたくなかったので、声のトーンはあまり変えずに、でも表情など可愛らしさが出せるところは出すことを意識しながら演じました。五月の過去も関係しているんですけど、あくまで人のために働き方を良くしていきたいという思いを抱えているので、プラスのイメージを持って演じました。あとは声のトーンの他に、瞬きあまりしないなど、動きで割と細かく肉付けしたり。五月はとても魅力的で、ちょっとクスっとするところもあるので、そういったところがうまく出ていればいいなと思います。

 今回共演させていただいた尾上菊之助さんは立ち姿が本当に美しくて、スッとされた姿が印象的でした。劇中では尾上菊之助さんの後方の位置にいることが多かったので、背中に見惚れていました。捜査の時に一緒についていくシーンでは、ものすごく姿勢がよく、本当にハシビロコウみたいでぜんぜん動かないんです(笑)。私はけっこう動いちゃうので、驚きと尊敬でした。

 『刑事アフター5』はいろんな要素がつまっていて、脚本を読んだときから面白いなと感じていました。
 これまで私はどちらかというと、ものすごく尖った役やそういった作品に携わることが多かったのですが、この作品は、家族みんなで見てほしいドラマです。お父さんは頑張っているんだぞみたいなところも、お子さんやご家族一緒に見ていただけたら嬉しいですね。最後の最後には酔っ払っているシーンもあり…今作の撮影で一番緊張したんですけど、そういった五月のキャラクターや表情がちょっとずつ変わっていく様子も見られると思いますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

スタッフ

脚 本

森ハヤシ

監 督

本橋圭太

ゼネラルプロデューサー

関拓也(テレビ朝日)

プロデューサー

川島誠史(テレビ朝日)
渡邊竜(松竹)

制 作

テレビ朝日 / 松竹