STORY

2024年4月27日(土)よる11:30~

第3話

 実父である幽霊の望月航(橋爪功)から諭されて、花火師の娘・野口ふみか(宮本茉由)を採用することにした望月星太郎(高橋一生)。彼女が望月煙火店に出勤するのは来週からだが、星太郎は落ち着かなく、水森ひかり(本田翼)にふみかの着替え場所やお昼ごはんの用意のことなど、いらぬ心配の相談を繰り返す。挙句のはてには、航から「俺なら花火師の娘など面倒臭いので雇わない」と突き放され、心配は募るばかりで…。そんな時、星太郎の幼馴染である田中(小久保寿人)がやってきて、近々行われるお祭りでの花火の打ち上げを依頼。星太郎は了承するが、なんといきなり、来週からのはずだったふみかが日にちを間違えて出勤! あたふたする星太郎をよそに、ひかりは今日からの勤務で大丈夫だと、ふみかを迎え入れるのだった。その後、星太郎、航、ひかり、ふみかは作業場へ出向くも、ふみかの玉貼りや玉込め作業の手際の良さを目の当たりにし驚くことに。ひかりも「さすが」と感嘆するのだった。しかし、ふみかからは航の姿が見えないため、星太郎と航、そして、ひかりの3人だけでの会話の間に巻き起こる沈黙の時間を、星太郎とひかりとのテレパシーだと勘違いして――!? ひかりはとっさに「脳内会話」だと取り繕うが…。やがて、花火打ち上げの当日。これまで、花火師の娘でありながらも打ち上げ現場には入らせてもらえなかったふみかにある異変が…。