STORY

2023年1月21日(土)よる11:30~

第2話

 ある朝の望月煙火店。望月星太郎(高橋一生)がいつものように朝刊を手に部屋に戻ると、そこに先日、個人オーダーの花火を依頼してきた水森ひかり(本田翼)が立っていたことで、驚がくする。なんと、ひかりは「持ってたもの、全部捨ててきた」と語り、望月煙火店に住み込みで働かせてほしいと星太郎に頼むのだった。これには、ひかりからは姿の見えない望月航(橋爪功)も大喜びとなるが、星太郎は困惑。ひかりは、自分が客を集めて、困っていることはなんでもすると、半ば強引に望月煙火店の従業員となり、奇妙な《3人暮らし》が始まることになるのだった――。そして星太郎は、先日の打ち上げ花火の際に、ひかりが鼻で笑った行動が気になり彼女に問うが、その答えは…!? 
 なにかと気を遣って面倒くさがる星太郎、勝手に台所で昼食の用意を始めるなど自由気ままなひかり、その二人の様子を横やりを入れながらも微笑ましく見守る航。ひかりはさっそく、個人オーダーに向けた望月煙火店のホームページを作成し、そこに実際に打ち上げた花火の映像を載せたいと言うが、先日のひかりのための花火の映像は誰も撮影しておらず…。しかも、ひかりは「どんな花火だったか、思い出せない」という始末。これには星太郎もショックを受ける。しかし、「今から言うことは独り言」と前置きし、彼女は自身が歩んできた人生を語り始め、花火を打ち上げたくなった理由や、その花火のおかげで今の自分があることを感謝するのだった。
 そんな、ひかりの思いを聞いた星太郎は、本格的に個人向けの花火に向き合うことを決意し、航も喜ぶが、航からひかりに対するある思いを聞かされて…? さらには、ひかりからも衝撃的な事実が告げられ、星太郎は絶句…いったい何が――!?