制作発表記者会見を開催！３人の息ピッタリのやり取りで会見は大盛り上がりに!!

　舞台からドラマ、映画と引っ張りだこの実力、人気を兼ね備えた高橋一生。そんな彼と俳優生活60年となるベテランで、日本俳優界を代表する名優・橋爪功。世代を超え、互いにリスペクトを送り合う彼らが抱いていた、《２人で一緒にドラマをやりたい》という熱き思いが実現！　その関係性に、今作がテレビ朝日ドラマへの初出演となるヒロイン役の本田翼が参戦！　それが土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡～花火師・望月星太郎の憂鬱』です！
　花火師親子の不思議な日常と、彼らと接して、影響を及ぼしていくひとりの女性の心の成長を描き出す、一筋縄ではいかない《ホームコメディファンタジー》。いよいよ2023年１月14日（土）よりスタートする今作の放送開始を前に、代々受け継がれてきた望月煙火店に生まれ、自身も花火師となった望月星太郎役の高橋一生、突然、息を引き取るも、なぜか再び星太郎の前に現れる望月煙火店の４代目で、星太郎の父・望月航役の橋爪功、人生の岐路に立ち、星太郎に弟子入りを志願する謎の女性、水森ひかり役・本田翼が登場し、制作発表会見を行いました！

　今回の制作発表会見は、作品内で登場する古い日本家屋を模した望月煙火店のリアルなセット内で敢行。３人が登場する際には、ケツメイシが今作のために書き下ろした、“花火師”親子の不思議な日常を描くドラマのストーリーともリンクするロック調でバラードな主題歌「夜空を翔ける」が会場に流れ、ドラマの世界観をより一層盛り立てます！
　まず、冒頭の挨拶で高橋は「こういうセットで物語が進んでいくので、最近はあまりやっていないのではないかと思うアットホームなドラマになっていると思います」と、古き良きホームドラマの雰囲気が漂う今作を説明。続く本田も、「スタジオにすごく大きな一軒家のセットを建てていただいて撮影しています。アットホームな雰囲気が伝わればいいなと思っております」と笑顔で語り、橋爪は「昔のテレビドラマは編集も何もできなかったので、こういうワンセットといいますか、スタジオの中にセットを組んで、デカいカメラをぶん回して撮影していたんです。私も古い人間ですから、そういう大昔のドラマを思い出します」と、立派なスタジオセットからも往年のホームコメディの趣きを感じている様子でした！

　続いては、ドラマ撮影現場のスタッフからの目撃情報をもとに、マル秘エピソードを３人にぶつけます！　まずは《本田翼さんが、橋爪功さんに部屋に連れ込まれた！》という目撃談。「撮影を行う際の前室に、本田さんが最初のうちは適切な距離を保ってくださっていて、橋爪さんが『なんで来ないんだろう』と。『ちょっと話したいな』『仲良くなりたいな』と言って、いつの間にか本田さんは３人の前室にいるようになったので安心しました。男二人なので、緊張されているのかと、橋爪さんが気を回して…無理やり、力づくで部屋に連れ込んだのでしょうね（笑）」とコメントすると　「翼くんがスタジオの隅っこにいたものでね。彼女には最初から『俺、口悪いから気にしないで』って言ってたから『そんなところにいないで、さっさと入れよ！』って言ったんですよ。この言い方が、連れ込んだってことになったのかな…全くの誤解です！」と釈明。しかし、本田は「“深い愛”ですね！」と橋爪の行動に感謝を示します。「最初、すでにお２人のチームワークが出来上がっていらしたので、かつ自分の役柄が物語の最初、距離のある役でもあったので、まだ馴染まずにいようかなと思っていたんです。でも、橋爪さんが『（前室に）入っておいで、入っておいで』と言ってくださり、最終的にソファーに『ここがお前の席だ』という場所まで作ってくださって…。そういうお２人の愛情で、前室に入れるようになりました！」と目じりを下げるのでした。
　また、《高橋一生さんが、居間のセットでくつろぎすぎて、本田さんに”実家ですか！”と突っ込まれていた！》との目撃情報を本田は「セットに“芋けんぴ”が常時準備してありまして、高橋さんが芋けんぴで楽しそうに遊んでいたんですよね。それを見て、つい『実家ですか？』って言ってしまったんです（笑）」と説明。高橋は「ここのセットは、もうほぼ実家です！」とくつろいでいることを認めます。その理由を「撮影のたびに芋けんぴを出しておいてくださるんですけど、なくなると補充してくれて満杯になるので、とてもうれしい現場なんです」とスタッフの労をねぎらいながら、「このセットに慣れ親しんでいるので、実家のように過ごしながら楽しく、面白くやらせていただいています」と、絶好調で撮影が進んでいる様子がうかがえるコメントをしてくれました！　すると橋爪から「どこかに欲求不満があるのかというくらいに、一生はおやつをものすごい食べるんですよ。これは新しい発見です」と、新たなタレコミを！　このように、３人の仲睦まじい様子が伺える会見ですが、次の目撃情報である《花火打ち上げの極寒ロケ、橋爪さんの為にあるプレゼントをした！》という秘話。　「ズボンの下に履くインナーダウンを一生からプレゼントされたんですよ。泣きそうになりました。でも脱ぎきしにくくて、トイレにも行きにくいんだよ！（笑）今後も使わせてもらうけどね。ありがとうございます」（橋爪）、「寒そうだから、『明日ちゃんと準備してますか？』って聞いたら『ない！』って。一応、心配なので持ってきておいたんです」（高橋）とのやり取りが語られましたが、それを聞いていた本田が「いい話ですね…私はもらってないんですけどね…」と恨めしそうな顔つきに…!!　高橋は慌てて「もうひとつ、ロケに向けて用意します…まさか《公開催促》されるとは（笑）」と、３人の息の合ったやりとりに、会見は大いに盛り上がったのでした!!

　また、記者からの質疑応答の時間では、「プライベート花火を打ち上げるとしたら、誰のために打ち上げたいですか？」との問いが。これに高橋は、撮影でお世話になっている花火師の名を挙げます。「毎回、撮影の時『10発くらいでいいです』ってスタッフさんに言われても、３倍くらい打ち上げてくれてるんです。そんな花火師さんのために花火を打ち上げてあげたい」と感謝を述べるのでした。一方の橋爪は「翼くんのために上げたいなと思ってます！　今回初めてお目にかかったのに、こんなに仲良くしていただいて、高齢者に優しくしてくれて。もう上げるとしたら、あなたしかいないな、と思います！」と語り、これには本田も恐縮！　「では私も、橋爪さんのため（笑）」と、ここでも仲睦まじさが分かるやりとりが生まれたのでした。
　また、「ほぼ３人だけのドラマで、会話劇、ということでセリフ量なども多いかと思いますが、今作で大変だったこと、苦労したことを教えてください」との質問には、「日常的なセリフの応酬なので、『うん』とか『おう』とかの相槌が意外と大事なんです」（高橋）、「会話のテンポが速く、セリフがトントントンって進んで行くんです。その会話に入り込まなきゃいけないんだけど、たまに『どこで入るんだっけ!?』ってなっちゃうんですよ」（橋爪）と、向田邦子賞を受賞した橋部敦子のオリジナル脚本による卓越した会話劇の難しさを明かします。すると本田は橋爪に向かい「いつ苦労をなさっていたんだろう…と思います」と言葉をかけると、橋爪から「皮肉言うのウマいよね」とツッコミが！　あわてて「何よりも橋爪さんを大事にしていますし、尊敬もしています（笑）！」と、まるでコントのような、ウイットに富んだやり取りの応酬が続いたのでした！
　最後に、今年の抱負を聞かれた高橋は「健康第一」と答えますが、橋爪は「結婚!?」とまさかの聞き間違いを…。「結婚より健康ですね（笑）…またこれも、見出しに使っていただけるんじゃないでしょうか（笑）」と、この日一番の笑いに！　しっかりとオチをつけて、会見は終始和やかに終わったのでした！
　また、最後のフォトセッションでは、花火師さんが特別に作成してくれた本物の花火の《尺玉》に、『6秒間の軌跡～花火師・望月星太郎の憂鬱』というドラマ名と、おのおのの名前が記されたものがサプライズで持ち込まれました！これには高橋、橋爪、本田も大喜び！　「廣瀬さん（花火師さん）！わざわざありがとうございます！」（高橋）と、思いの籠った逸品を手に、笑顔あふれる会見なったのでした!!

　古き良きホームドラマ、ホームコメディの赴きを匂わせながらも、驚きの《ファンタジー要素》で死生観も問うという、まさに見どころ満載の本作！
　深夜にゆるーくではなく、しっかりとした骨太で、コミカルな心温まる新感覚ホームドラマ『6秒間の軌跡～花火師・望月星太郎の憂鬱』にご期待下さい！