＜スーパー戦隊シリーズ通算1999回記念＞
　デスガリアンの反応を察知し大和たちが駆けつけると、“宇宙海賊”と名乗る見知らぬ戦士が、バングレイと戦っていた。戦士の正体は、ゴーカイジャーのゴーカイレッド、マーベラス(小澤亮太)だった。マーベラスは、伝説のお宝の隠し場所である“リンクキューブ”を探しているという。大和たちがマーベラスをリンクキューブに連れていくと、そこには大きな王者の資格が埋まっていた。ジューマンたちがそれを手にすると、封印されていたキューブが反応。ジューマンの先祖だというクジラジューマン・ケタスの姿が浮かび上がり、ジューランドの歴史について語り始める。

　太古の時代、凶悪な怪物が現れジューマンを襲い、森を破壊し始めた。ケタスは、一人で怪物に立ち向かったが、力及ばず倒れてしまう。その時、地球のパワーがケタスのパワーを極限まで引き出し、キューブホエールを生み出した。怪物を倒したケタスはジューマンの大王となってジューランドを作り、地球のパワーの結晶は“大王者の資格”と名付け、それを核にしたリンクキューブと、その鍵となる王者の資格を開発。これがジューランドの始まりだったのだ。

　そこにバングレイが現れ、大王者の資格を奪おうとする。バングレイが地球へやってきた目的は、キューブホエールだったのだ。大王者の資格をめぐり、ジュウオウジャー、バングレイ、ゴーカイジャーの三つ巴の争奪戦が始まる。