ジョギング中、操が倒れている自転車を起こすとゾワッと嫌な感じがし、その直後に自転車が爆発。操は、自分が触ったものが爆弾に変わる体質になったと思い込み、また落ち込んでしまう。そんな中、デスガリアンのプレイヤー、イルジオンが出現。まるでミュージカルのようにクルクル踊りながら呪文をとなえ、ステッキでポストやベンチなど街中のものをつついていく。アムたちが駆けつけると、イルジオンは逃げ出すが、街には特に変わった様子もないようだった。

　ところが、その後、街中のものが次々と爆発し始める。イルジオンはあらゆる無機物を爆弾に変える能力を持っていたのだ。さらに、最後の爆弾を30分以内に処理しなければ街全体が爆発してしまうという。イルジオンは爆弾は屋外にあるとヒントを出すが、範囲が広すぎる上に見た目も爆弾だと分からないため手掛かりがない。そんな中、大和は、操が爆弾を触るとゾワッと感じることに気付く。肌が敏感なサイのジューマンパワーの影響で、手の感覚が覚醒したようだ。アムたちのおだてに乗せられてやる気になった操は、ある建物が爆弾だと発見。建物ごと釣り上げて天高く投げ、空中で爆発させる。

　巨大化したイルジオンには、13体のジュウオウキューブが合体したワイルドトウサイキングで応戦し撃破。操は勘違いしてすぐヘコむが、勘違いして調子に乗ると最強だと分かったのだった。