ストーリー

第12話「はなのみじかいゾウ」 5月1日(日)放送

 この世界のことを勉強するため本を探していたタスクは、古本屋の店主・源九郎と客とのいざこざに巻き込まれ、古本屋でタダ働きすることに。こだわりの本を取り揃えている源九郎は、本の素晴らしさも大切さも知らない者には売りたくないと客を追い返してしまうため、全く商売にならない。そんな中、不注意から本を落としてしまったタスクは、売り物にならなくなった絵本を押し付けられ、さらにタダ働きの期間が長引くことに。その絵本「はなのみじかいゾウ」を読んだタスクは、子供たちに絵本の読み聞かせをして本の素晴らしさを伝え、古本屋の宣伝をすることに。しかし、子供たちは絵本の興味がないようだ。そこで大和たちが着ぐるみで動物に扮して協力。子供たちは喜んでくれ、宣伝は大成功する。

 そこに、デスガリアンのプレイヤー、ハッテナーが出現。文明を滅ぼすため、次々に文字を奪ってしまう。大和たちが立ち向かうが、数字も奪われたため、ジュウオウジャーに変身できない。一方、タスクは、大切にしていた本の文字も消えてしまい悲しむ源九郎に、必ず文字を取り返すと約束し、一人でハッテナーに立ち向かう。言葉を奪われた大和たちのジェスチャーと、源九郎の協力で、ハッテナーの帽子が本体だと分かったタスクは、帽子を攻撃しハッテナーを撃破。巨大化したハッテナーにはジュウオウキングとジュウオウワイルドで応戦。途中、ハッテナーにジュウオウキングを乗っ取られてしまったものの、タスクの機転でピンチを脱し、ワイルドジュウオウキングでハッテナーを撃破。大和たちも、言葉を失ったことによって、言葉の大切さ、本の素晴らしさに改めて気付いたのだった。

大岩源九郎(おおいわ げんくろう)

古本屋「ひねくれ堂」の店主。店の本はどれもこだわりの本のため、気に入らない客は追い返してしまう。
【出演】堀内正美

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