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バランスの取り方が肝…!?『ワールドトリガー』で主人公たちの声を担当する村中知&梶裕貴がアフレコの苦労を赤裸々に語る![2014年9月20日]

 今もっとも熱い注目を集める『ワールドトリガー』が先日、取材会を開催。空閑遊真の声を担当する村中知、三雲修の声を担当する梶裕貴がアフレコの手応えや意気込み、作品の魅力について語ってくれました。2人がそれぞれバランスの取り方に苦労し、鋭意模索中の要素とは…!? 彼らが包み隠さず発してくれた最新コメントをお届けします!

村中知(空閑遊真・役) コメント

【アフレコの手応え】

 私は役柄の設定上、他のキャラクターとの距離感もあまり近くないんです。最初に「相手の言葉に反応しすぎない方がいい」とのディレクションがあったこともあり、相手の話を聞いていても「ふ~ん、そうなんだ」と、達観してるようなリアクションをしてるんですよ。真剣に演じてはいるんですけど、あくまで遊真くんとしてふわ~っと生きてる感じなので、皆さんにご迷惑をおかけしてないか心配です(笑)。

【遊真を演じていて難しさを感じる部分】

 遊真はいい意味で“何かボタンを掛け違っている、ちょっと浮いた存在”なんです。修たちの熱い感じに乗っかって反応したい気持ちもあるんですけど、それをやってしまうとキャラクターから外れてしまうんですよね。その絶妙な距離感を保つのが難しいです。あと、遊真は戦ったり、修のことをちょっと心配している時は落ち着いたトーンで話すんですけど、クラスメートと喋る時はちょっとギャグっぽい顔になったり、さらにもっとコミカルになる瞬間があったり、ちゃんと決める瞬間があったり…と、4つの顔を持っているんです。それをいい感じに散りばめながら遊真のキャラクターを作っていくのに苦労もしていますが、同時に楽しさも感じています。ちなみに、遊真は「3」の形の口になることが結構あるんですよ。私も同じように口をすぼめてセリフを言ったりしているんですが、そうするとちゃんと発音できない言葉もあったりして(笑)。そこも大変です。

【視聴者に注目してほしい点】

 遊真は普通に生活している中でいろんな表情が自然と出てくるキャラクターだけど、戦い始めるとすごく強かったりする。そのギャップが魅力的なキャラクターなので、注目していただきたいです。あと、遊真は心の開き方が感覚的かつ特徴的だったり、淡々と話していても、同時に頭の中でクルクルといろんなことを考えていたりもするキャラクターなんですよ。そういう微妙なところもちゃんと意識して表現しているつもりなので、ぜひ注目してください!

【好きなキャラクター】

 三輪秀次(声/森田成一)先輩とのバトルも楽しみだし、迅悠一(声/中村悠一)さんも未来が予測できちゃったりしてカッコいいので惹かれます。あと、小南桐絵(声/釘宮理恵)先輩も…。「ボーダー」玉狛支部の隊員はみんな大好きだし、すでに愛着が湧いています!

【梶版・修の魅力】

 PV収録の時、「トリガーオン!」と言った梶さんの声から生命力をビンビンと感じました。でも、本編の収録が始まったら、その生命力をあまり感じなかったんですね(笑)。というのも、本編で最初に収録したシーンの修は、日常生活を営む普通の少年だったんです。修にもギャップがあるんです! ちなみに、梶さんは収録の時に私がちょっと不安に感じてたりすると、それを敏感に察知してくださって、アドバイスをくださったりするんですよ。修のように正義感が強くて、人のお世話が好きそうな方だな、という印象があります!

【『ワールドトリガー』の魅力】

 原作は何回も読み返していますが、読むたびに「これ、見落としてた!」という新発見があって読み応えがあるし、全然飽きないんです。奥の深い作品です。また、この作品は1人ひとりの人生にちゃんと焦点が当たっているので、それぞれの視点からも楽しめます。私は登場人物みんなが大事にされている作品がすごく好きなんですけど、『ワールドトリガー』もまさにそんな作品だと思います!

梶裕貴(三雲修・役) コメント

【アフレコの手応え】

 テレビアニメ版は各キャラクターの見せ方が監督の狙いの中で再構築されていますし、原作とはまた少し雰囲気の違った描かれ方になっているのかな、と感じています。修も、原作で描かれている頼りなさや弱さは少し抑えられていて、「ボーダー」の隊員としての強さや、シリアスな表情が際立っているような気がします。それから、個人的には少し残念なんですが、原作で印象的だった汗をかく姿も、アニメでは少ないんですよ。なので、今は僕自身、原作を読んだ時と、実際にセリフとして読んで他のキャラクターと会話した時とで感じた修のイメージのギャップを埋める作業をしているところです。また、アニメではモノローグを担当するのは修だけ。実は、収録が始まる時に「修がいろんな状況に直面して、どう感じていくのかを描いていきたいので、修のモノローグは原作以上に積極的に取り込んでいきます。それをどう調理するかは、梶さんにお任せします」とのお話があったんです。その部分でどれだけアニメ版の修を面白くできるのか――それが僕自身の挑戦であり、楽しみな部分でもあります。

【修を演じていて難しさを感じる部分】

 さじ加減です。修は中学3年生なんですけど、『ワールドトリガー』は全体的に10代が活躍する作品。これから登場するキャラクターの軸となる中学3年生というものを、うまく作れたらな、と思っているんです。あと、「修が強く見えすぎないように。でも、ちゃんと戦える存在にしてほしい」との演出もあったので、ただ何でもできちゃいそうな子に見えないよう、かつ気弱な中学3年生になりすぎないよう、バランスを今探っているところです。

【視聴者に注目してほしい点】

 修にしかないモノローグです。そこは修を演じる上での見せ場なのかな、と思ってます。また、修は作品におけるリアクション&ツッコミ担当。修が喋ることによって、視聴者の皆さんにも状況を把握していただける――そんな役割を担っているのかな、と思っています。

【いちばん好きなキャラクター】

 迅さんはズルイですよね(笑)。頑張ってないのに、カッコイイ感じが! あと、天羽月彦も危険人物として扱われているようなところもあって、謎が多いので、気になります。アニメでも早く修と対面してもらって、一緒にお芝居をしてみたいですね。それから、カピバラの雷神丸。果たして人が声を当てるのか…気になります(笑)。

【村中版・遊真の魅力】

 村中さんとガッツリ共演するのは今回が初めてなんですけど、先日初めて遊真の声を聞いて、“少年なんだけど、ミステリアス”という遊真ならではの魅力をすごく感じました。村中さん自身は女性らしい容姿をお持ちなのに、いざアフレコが始まって声だけを聞いていると、本当に横に男の子がいるような錯覚に陥ったほど。素敵な声でした!

【『ワールドトリガー』の魅力】

 オーディションを受けるにあたって原作を読ませていただいたんですけど、面白くて、あっという間に最新刊まで読み進めてしまったんです。男子だったら、こういう能力モノには絶対惹かれると思います。そういうシンプルに「カッコいいな」と思う要素がある一方、裏で展開される緻密な駆け引きといった、頭脳戦の面白さもあるのが『ワールドトリガー』。子どもから大人まで楽しめる作品だと思いました。ぜひ、これはゲーム化してほしいです! 「そうしたら、アニメと併せて『ワールドトリガー』の世界と設定をより楽しんでいただけるんじゃないかな」なんて、個人的に期待しています。