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フィギュアスケート女子日本代表 選手プロフィール
鈴木 明子(すずき あきこ)
生年月日:1985年3月28日 24歳 
身長:161cm
所属:邦和スポーツランド
コーチ:長久保裕、成瀬葉里子
アシスタントコーチ:川海みほ、本郷裕子
振付師:SP 宮本賢二
    FS シェイリーン・ボーン
血液型:A 型
星座:おひつじ座
家族構成:父・母
出生地:愛知県豊橋市
【今シーズンのプログラム】
SP:「リバーダンス」より「アンダルシア」ほか by ビル・ウィーラ
FS:ウエストサイドストーリー
EX:Caribe(ミッシェル・カミロ)
【パーソナルベスト】
トータルスコア 176.66(2009年 GPシリーズ 中国大会)
SP       59.52(2009年 GPシリーズ 中国大会)
FS      117.14(2009年 GPシリーズ 中国大会)
【主な成績】
[09−10シーズン]
GPシリーズ 中国大会 優勝
GPシリーズ カナダ大会 5位
GPファイナル 銅メダル
全日本選手権 2位

[08−09シーズン]
フィンランディア杯 優勝
GPシリーズ 日本大会 2位
全日本フィギュア 4位
四大陸選手権 8位
【パーソナルデータ】
【―病を乗り越えてー長久保コーチとの二人三脚】
18歳のときに長久保コーチの指導を受けるため仙台に移り住むが、「仙台に行ったからには必ず上手くなってやる」「親元を離れ、食事や生活の管理ができず、両親がいないと何もできないんじゃん。と言われるのが嫌。」と考え出す。
その考えから、スケートも学業も食生活もすべてを自分でパーフェクトにこなそうとしたことが原因で、過剰なストレスがかかり、「摂食障害」に陥った。
食事もまともにとることができなくなり、試合はおろか、満足にリンクに立つこともできなくなる。このとき体重は30キロ台にまで落ち込んだ
本人も「人生で一番きつかった。リンクに立つこともできず、何もできなくなってしまい、生きてる意味がわからなかった。」と、その時期の壮絶な苦労を話している。
そんな彼女を救ったのは長久保コーチの言葉。
04年世界選手権、荒川静香の金メダル獲得の瞬間を長久保コーチと見ていた際、本人がぽつっと「しーちゃんみたいになりたいな」と言うと、長久保コーチが「誰が教えてると思ってるの?先生が教えてるんだから出来る、必ず出来る。」と言われ、その言葉が鈴木選手の背中を押した。
そこから二人三脚で復帰への道を歩み始めるが、体重を元に戻し、再びスケートができるようになるまで1年かかり、復帰しても数年は思うような演技ができなかった。
しかし、それでも「必ずできる」と自分を信じてくれる長久保コーチへの信頼から、練習を続け、08シーズンに見事な復帰を果たした。
その後、長久保コーチが病を患い、鈴木選手は自分の病でこれまで心労をかけたり、練習中に口ケンカをしたことを後悔した。
しかし、四大陸選手権後に無事、回復。昨年12月のグランプリファイナルでは、6年間の苦難を乗り越え、みごと表彰台にあがった。
2人の想いはバンクーバー五輪へ続いている。