ウイングドフットGC( 7,477Yards / Par70 )
マンハッタンから40キロ北上したウエストチェスターのママロネックにある 36 ホール (イーストコースE /ウエストコース) を持つ名門のゴルフクラブ。1920年代に造られたクラシックコースで、フラットなコースだが、距離は長く、ラフは深く、難易度は極めて高い。当時最も著名なゴルフコース設計者であったA. W. ティリングハースト(1876-1942) が設計した。チューダー様式のクラブハウスはクラブハウス設計で著名なクリフォード・ウェンデハック(1884-1948)による。クラブの名前とロゴはニューヨーク・アスレチッククラブのロゴから取った。ウイングドフットGCは1923年にオープン。
USGAが1929年USオープンをウイングドフット・ウェストで開催したことでクラブの名前は全国区となった。創業から、わずか6年でウイングドフットはUSGAにUSオープンの会場として選ばれたのだった。そして現在なお、USオープンの会場となった「最年少」記録は破られていない。今年のUSオープンは6回目の開催となる。 最も近年同コースで全米オープンが行われたのは2006年。優勝目前までいったフィル・ミケルソン(米)が自滅し、ジェフ・オギルビー(豪)が優勝を飾った。アメリカ人にとっては“フィルの悲劇”を目の当たりにした舞台でもある。
アメリカで最も高級なプライベートゴルフクラブの1つである。
ウエストコースは、アメリカのゴルフマガジンが発表する 世界TOP100コース(2020-21)の23位にランクインしている(イーストコースも62位にランクイン)。ウイングドフット・ゴルフクラブは、両コースが世界トップ100にランクされている世界で唯一のゴルフクラブで、選手権の基準を満たすように維持されている。
Hole |
Yardage |
Par |
1 | 451 | 4 |
2 | 484 | 4 |
3 | 243 | 3 |
4 | 467 | 4 |
5 | 502 | 4 |
6 | 321 | 4 |
7 | 162 | 3 |
8 | 490 | 4 |
9 | 565 | 5 |
OUT | 3,685 | 35 |
Hole |
Yardage |
Par |
10 | 214 | 3 |
11 | 384 | 4 |
12 | 633 | 5 |
13 | 212 | 3 |
14 | 452 | 4 |
15 | 426 | 4 |
16 | 498 | 4 |
17 | 504 | 4 |
18 | 469 | 4 |
IN | 3,792 | 35 |
HOLE #