第三話(7月31日放送)
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月影兵庫(松方弘樹)と焼津の半次(小沢仁志)は、藤枝宿の手前で町役人に呼び止められる。明神の丑松(吉田信夫)というヤクザの親分が殺されたための詮議だった。

疑いが晴れた二人は藤枝宿に入り、半次は賭場にすっとんでいく。一方、兵庫は、ふらりと入った呑み屋で女将のおみね(芦川よしみ)から、藤枝宿では、大田黒吉蔵(団時朗)という男が、ここ数年の間に力ずくで縄張りを広げていると聞かされる。どうやら、丑松が殺されたのも、それとかかわりがあるらしい。

さらに、この宿場には松五郎(石山輝夫)という貸元がいて、吉蔵の一家とは一触即発の状態らしいと兵庫は知る。

飲み食いの金が足りなかったため、自らおみねに下働きを申し出た兵庫は、この店で藤吉(寺島進)というおみねの幼馴染の男と顔を合わせる。

おみねによると、藤吉はヤクザに憧れ、男を磨くのだといって兄貴分の男と江戸へ出たという。だが、三年前に藤枝に戻ってきて、以来何をするでもなくぶらぶらと暮らしているというのだ。何か江戸でよほどのことがあったに違いないとおみねは言う。

やがて、この藤吉こそ三年前に品川宿でお涼(賀来千香子)の亭主を殺した男だとわかる。

そのころ、兵庫を探して藤枝宿に入った桔梗(古手川祐子)と供侍の榊原東馬(高知東生)は、宿場一顔が広いと聞いて松五郎を訪ねたのだが…。

寺島 進(藤吉)

芦川よしみ(おみね)

冨家規政(品川屋清造)

団 時朗(大田黒吉蔵)