11時15分
列車は定刻より少し早くゴールに到着しました

ゴールの 最大の特徴は この巨大な城壁です
16世紀にポルトガルが建設した砦を
オランダが そしてイギリスが
増改築してきました
支配者が変わっても
ゴールは 重要な交易の拠点であり続けたのです

ユネスコ世界遺産にも登録されている 城壁と
その中に囲まれた旧市街
あたかも時の流れが止まってしまったかのように
植民地時代の気配を色濃く漂わせています

でも ここは過去の遺跡ではなく
今も人々が生活する町です

スリランカが イギリスの植民地支配から独立して
60年以上が過ぎました
城壁は すっかりゴールの町の一部になっています