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No.6310  11月3日(水曜日)  「ハンブルク」
〜今日は、ハンブルクに到着します〜
ハンブルクの聖ミヒャエル教会
音楽詳細
曲名 "弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調作品18"
演奏者 メニューイン
CD名 '弦楽六重奏曲第1番&第2番'
(東芝EMI TOCE13032)
ブレーメンを出てから一時間、
エルベ川を渡った列車は、ハンブルク中央駅へ滑り込みます
ベルリンに次ぐドイツ第ニの都市ハンブルクは人口およそ170万
エルベ川を利用した貿易で栄えた、ドイツ最大の港町です
7月、短い夏を迎えた北の町では、
青空のもとでくつろぐ人々の姿がありました

ハンブルクは、ドイツを代表する音楽家を生んだ町でもあります
1833年、ロマン派の作曲家ブラームスは、
この地で生を受けました
ミッヒェルの名で親しまれている聖ミヒャエル教会
ブラームスはこの教会で洗礼を受け、二十歳を迎える頃まで、
ハンブルクで過ごしたといいます
北ドイツの風土が育んだ、物静かで時に内向的な気質が、
ブラームスの書く重厚な旋律の中に秘められています

明日は、ハンブルクを出発します
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