インタビュー

夢を乗せた超特急、いよいよ出発進行!
『烈車戦隊トッキュウジャー』プレミア発表会&会見レポート

スーパー戦隊シリーズ第38作『烈車戦隊トッキュウジャー』が、いよいよ出発進行!

本作は、戦隊シリーズ初の“列車”がモチーフ。“烈車”を乗り継ぐ5人の戦士が、あふれるイマジネーションで悪と戦います!! 1月25日(土)・26日(日)東京ドームシティ プリズムホールでプレミア発表会が行われ、2 日間で延べ1万9千人が来場。初お披露目のトッキュウジャーとともに盛り上がりました。また、制作発表記者会見には、トッキュウジャー役の志尊 淳、平牧 仁、梨里杏、横浜流星、森高 愛が登場。作品への意気込みを語りました。

トッキュウ1号/ライト役  志尊 淳(しそん・じゅん)

最もすぐれたイマジネーションを持つ熱い戦士“トッキュウ1号/ライト”を演じる志尊さんは、「常に感謝の気持ちを持って、ひたむきに献身的に慢心せずに、キャスト、スタッフさん、そして応援してくださる皆さんとともにトッキュウジャーの輪を広げていきたいと思っています」と意気込みを。ライトという役柄については、「無邪気で天真爛漫。あまり考え込まずに目の前のことに全力で打ち込む性格です。好き勝手やってはいますが、みんなを引きつけるパワーを持っているので、そういうオーラをつかめるよう私生活でも努力しながら演じています」と役作りについて語ってくれました。また、現場では役名の“ライト”と呼ばれているため、照明に対する「ライト、もうちょっと右」という指示を自分への指示と間違えて動いてしまったという失敗談も。それ以来、スタッフさんは、志尊さんのことは「ライト」、照明のことは「ライツ」と区別して呼んでくれるようになったそうです。

トッキュウ2号/トカッチ役  平牧 仁(ひらまき・じん)

真面目で物知りなチームの頭脳“トッキュウ2号/トカッチ”を演じる平牧さんは、メンバー内最年長26歳。「役者を志して以来“戦隊シリーズ”を大きな登竜門として目指していましたが、回り道や挫折をいろいろ経験し、やっとここに来れました。少年の心を持った若者たちの物語なので、もう一度少年の心を取り戻して頑張りたいと思います」と喜びもひとしお。戦隊シリーズでは珍しいメガネキャラのトカッチを演じるにあたっては「メガネを上げる仕草にも注目してください。コミカルな部分を担う役なので、笑われるのではなく笑わせるキャラになりたい。お子さんたちに愛されるトカッチくんでありたいと思っています」と意気込みを。役作りには、身近にいる“愛されキャラ”の志尊くんを参考にしているそうです。また、他メンバーとは6~11歳離れているためジェネレーションギャップがあるとか。「くわばらくわばら」と言えば他メンバーは「何の呪文?」、「ハイカラ」「MK5(マジで切れる5秒前)」とちょっと古めの言葉を使うと「何のこと?」とキョトンとされるのだそうです。

トッキュウ3号/ミオ役  梨里杏(りりあ)

男勝りでしっかりの者の“トッキュウ3号/ミオ”を演じる梨里杏さんは、「昨年二十歳を迎え、今年新成人となりました。二十歳という大切な年をトッキュウジャーに捧げたいと思います!」と力強く誓います。さっぱりしていて何事にも真っ直ぐなミオという役柄については、「男勝りな格好いい役です。コメディ担当のトカッチに対し、ツッコミを入れる役どころでもあるので注目してください」と見どころを。また、「最近、困っていることがあって…」と、ある人物についての苦情(!?)を。移動中にみんながロケバスで寝ていると、志尊さんがこっそりみんなの寝顔を撮って(しかも、わざと嫌な角度で)、後から送ってくるのだそう。「ホントにいたずらっ子で困るんです(笑)」と言いながらも、楽しそうな梨里杏さんなのでした。

トッキュウ4号/ヒカリ役  横浜流星(よこはま・りゅうせい)

常に冷静なクールガイ“トッキュウ4号/ヒカリ”を演じる横浜さんは、かなり緊張しながらも「子どもの頃にあこがれていたヒーローになれてうれしいです。小学1年生からずっと空手(なんと世界チャンピオン!!)を続けているので、それをアクションに生かせたらと思っています。ヒーローとして子どもたちに夢と笑顔を与えられるように頑張っていきたいと思います!」と熱い思いを伝えます。ヒカリの特技は剣玉という設定のため「速攻、剣玉を買って練習しました。実は弟が剣玉が得意で。弟に教えてもらいながら1日2時間くらい、今でも、暇さえあれば剣玉をやっています」と役への取り組みを。すでに最初の顔合わせの時に剣玉を持っていたそうで、「プロ意識が高いなと思いました」(志尊さん)とメンバーも刺激を受けたようです。ヒカリのアクションはもちろん、剣玉にも注目!

トッキュウ5号/カグラ役  森高 愛(もりたか・あい)

イマジネーションが高く、何にでもなりきって戦う“トッキュウ5号/カグラ役”を演じる森高さんは、今月16歳になったばかりのメンバー最年少。「カグラは、普段はかわいらしいものが好きで、怖いものや敵が苦手なんですが、“私は強い”と唱えることで強くなれます。窮地に立たされるとすごい力を発揮するので、実は一番強いんじゃないかという最強説が生まれています。そんなカグラを、“なりきり前”と“なりきり後”のメリハリを大切にして、一生懸命演じたいと思っています」と、しっかりと役どころと見どころを。早くも5人はとても仲がよく、作品や役について話し合ったり、撮影の合間に楽しくおしゃべりをしたりしているそうですが、ちょっと困ったことも!? 「5人ともボケタイプで、みんなボケ倒すんですけど、だれも突っ込まないから散らかし放題。みんなツッコミの練習をしてるんですけど…(笑)」と森高さん。現場はとてもいい空気のようです。

そして、車掌役の関根 勤さんからはビデオメッセージが届きました。「“トッキュウ”には憧れがあります。思えば私の芸能生活、ずっと鈍行に乗り、車両点検のため長く停車したこともあり…(笑) そんな私の芸能生活の全てをかけて頑張ります」とユーモアあふれるコメントを。ちなみに、関根さんは戦隊シリーズ1作目『秘密戦隊ゴレンジャー』に、モモレンジャーに恋するトラック野郎役で出演されていて、それ以来の出演となります。関根さんは現場でもフレンドリーで、5人にいろんなモノマネを見せてくださるそう。ただ、みんな若いため、平牧さん以外は誰のモノマネか分からず…。それでも、関根さんのモノマネは面白いと5人は大絶賛していました。

『烈車戦隊トッキュウジャー』は、2月16日(日)あさ7時30分、出発進行!
みなさまお乗り遅れございませんように!!

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