title バックナンバーはこちら
大会最終日
photo
 
大混戦で注目のフィナーレ!
140回目を迎えた伝統のThe Open覇者となったのは…!?
強風に加えて大粒の雨が降りつける大荒れの前日、うまくスコアを伸ばせなかった選手達に過酷な自然は試練を与え続けた。今日もロイヤルセントジョージズにはリンクス特有の風がうねり最終日の波乱を予感させるスタート・・・。
首位から5打差に12人がひしめく混戦の3rdラウンドから見事140回目の栄冠を勝ち取ったのは・・・?!
photo
クラレットジャグを掲げるD.クラーク
photo
ファイナルパットをきめてガッツポーズ
photo
猛追をみせたP.ミケルソン
20年越しの悲願を達成した42歳、
北アイルランドのダレン・クラーク!
前日イーブンパーの7位タイでスタートしたアメリカのフィル・ミケルソンが前半だけで1イーグル3バーディーの猛チャージをかけるなか、2、3rdラウンドともに安定したゴルフでトップをキープしたダレン・クラークは表情ひとつ変えずに淡々と自分のゴルフに徹した。
まずはパー4の1番で3オン、5mほどの嫌な距離を残し、一筋縄ではいかないメジャーの最終日を予感させたが、これをなんなく決めてパーセーブ!前日からの並々ならぬ集中力を感じさせた。同組のD.ジョンソンもすかさず追従するが、ついにクラークが2番で今大会初の6アンダーに到達。直後、3番でも微妙な距離のパーパットを落ち着いて沈めると、ジョンソンは早くもこれに着いていけない。
圧巻は7番564ヤード・パー5のロングホール。先発のミケルソンがイーグルを決め一時首位に並んだこのホールで、お返しとばかりに同じくイーグル奪取し7アンダー!
風向きが違えば、まったく別の難コースとなるこのリンクスを最後までもろともしなかったクラークは、ミケルソン・ジョンソンのアメリカ勢が要所でスコアを落とす中、まったくぶれないゴルフで16番までパーで凌ぎ、とうとう後続の猛追を跳ねのける。
満員のギャラリーの拍手の中、勝利を確信し最終18番グリーンへ歩むクラークは、サンバイザーを脱いではにかんだ。自身、全英オープン20回のチャレンジの中で、1997年に2位、2001年は3位と惜しくも涙をのんできた。北アイルランドの後輩、マクドウェルとマキロイが全米オープンで2連勝と躍進する中、42歳のベテランがついに20年越しの悲願を達成し、第140回全英オープンは幕をおろした。
photo
雪辱を誓った池田勇太
池田勇太は38位タイ 雪辱を誓う
トータル5オーバーの33位からスタートした池田勇太は、強風のなかでも落ち着いて2番でバーディーを先行させると、7番パー5でもバーディーを奪い、前半戦で一時浮上の兆しを見せた。ところが続く8番でダブルボギーをたたくと、9、10、11番と崩れ、4ホールで一気に6つスコアを落としてしまった。「8番からの4ホールだけがもったいなかった。」と本人も語るように、その後は復調するとパーセーブを重ね、結局、最終ラウンドを3バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの75で回り、トータル10オーバー38位タイで全日程を終えた。「終盤もよく粘れていたが・・・なかなか全英の神様は微笑んでくれなかった。結果をしっかり受け止め、またこの全英に帰ってきたい。」と悔しさを滲ませつつも、次回の雪辱を誓った。
バックナンバーはこちら