
大手広告代理店・電王堂の総務二課係長。昼は地味で風采の上がらないダメ社員。常に会社のお荷物状態。しかし、その正体はなんと会長直属の「特命係長」。 夜は会長の特命を遂行するため、鍛え抜かれた鋼の肉体と、悪を許さない強靭な意志、そして文字通り無敵の下半身を武器に、今日も社会に巣食う悪を討つ。

電王堂会長・黒川重蔵の秘書。特命係長である只野に助けられて以来、恋をしているが、その正体が大嫌いな昼のダメ只野であることにはまったくもって気づいていない。

電王堂で働くメールボーイだが、実は只野と同じ特命部員。社内をくまなく周り、主に情報収集担当として只野を徹底的にサポートしている。人なつっこく、すばしっこいが、喧嘩は大の苦手。誰からも愛されるキャラ。

只野と同じ総務二課のOL。ものすごく美人でモテるのに、なぜか昼のダメ只野にベタ惚れ。かなりの天然ボケキャラであると同時に、意外と怪力キャラでもある。

総務二課課長。ささやかな幸せを追い求め今日もぼやく、悲しい中間管理職にして癒し系中年の星。ダメ只野に手を焼きながらも常に温かく彼を見守っている一方、酒場では只野に心の支えになってもらっている。

営業部課長。只野と同期だがコネ入社。電王堂のスポンサーである大手メーカーの社長の息子で出世は早い。昼の只野をイビりながら、いつも自信満々に振舞っているが、趣味の合コンは連戦連敗。でも、彼はめげずに合コンだけは絶対欠かさない。

営業部平社員。野村のそばを片時も離れない典型的腰巾着キャラ。野村への想いが成就するその日は来るのか…。

結婚退職した前任の和美の代わりに秘書課に配属された紀子の後輩。男性のフェロモンを見抜く特殊能力を持ち、昼間の只野に興味を抱く。

ジャパンテレビの人気女子アナウンサー。只野とはここ何年もの間、男と女の関係にあり、昼と夜の顔を持つ彼の正体を知る数少ない人物。テレビ局の人脈を駆使して只野に重要な情報を提供する。

泣く子も黙る電王堂会長。社内外で表沙汰に出来ないトラブルが発生するたびに只野を会長室に呼び出し「特命」を下す。威厳と優しさ、そして含蓄にあふれる言葉を持つ、まさに男の中の男。
本当は前回のシリーズ(特命係長只野仁4thシーズン/2009年)で終わったつもりだったんですが、今年3月の震災を受け、「明るく笑える楽しいドラマをやろう」という意気込みを持って3年ぶりにみんなが集まりました。
約10年の時を経て、僕も46歳。ラブ・ハンドルもしっかりついて、いったいどこまで体を絞れるかという不安がありましたが、そんな現状に合わせるかのように、今回の只野は成人病と闘うことになります。この設定がありなら、以降、僕がどれだけ太っても、あるいは体が衰えても続けることができるという下心がスタッフにはあるみたいですが、ファイナルはファイナル。僕の生涯の当たり役が只野では困りますから(笑)。それに、この役は俳優にとっていろんな意味でリスクが高い!(笑)。それもこれも、視聴者の皆さんが楽しんでくださることが役者の本望だと思い、続けてくることができました。シーズン1を始めた時は、まさかこんなに皆さんが好きになってくれるとは思いもしませんでしたが、今回もその頃と変わらず下らないことをまじめに一生懸命やっています。ご期待の部分も自主規制を解いてそこそこ攻めていますので、是非ご覧ください。
おかげさまでもうすぐ10年!長い間、会社のために悪党たちと戦ってきた彼も、40代半ば。これまで只野は、自分の出世や結婚にまったく無関心でしたが、近頃は人並みに将来を憂うようになりました。テレビのヒーローは年取らないなんてウソ。只野ファンの皆様が年を重ねてきたように只野も共にリアルに中年になりました。人間ドックで成人病が疑われ、夜のパワーも確実に衰えをみせ…。でも、悪い奴はやっぱり許せない!中年にしかできない「テク」を使って今回も大活躍です!ご期待ください。
Q.今回、只野が3年ぶりに復活するということですが、いかがですか?
以前から話はあったんですが、震災の影響もあって「ちょっと笑える楽しいドラマをやろうか」という話になったんです。で、どうせならちょっとタイトルに「ファイナル」と付けてみるかと。前回のシリーズは夜9時の放送ということで、いろいろとコンプライアンス的かつ視聴率的に苦戦したのですが(笑)、今回、晴れて夜11時台に戻って参りました。ですから初期のシーズンのようなお色気シーンもそこそこ楽しめると思います。
Q.当然、今回も体を絞られたと思うのですが、順調でしたか?
はい。ただ、3年前から、肩にケガをしてまして、あまり体を鍛えられなかったんですよ。僕も46歳、ラブ・ハンドル(わき腹についたぜい肉)もしっかり付き、どこまで体が絞れるか分かりませんでしたが、短期間で精一杯やってみました。ジムワークとボクシングと、食事は「カツノリサラダ」で(笑)、6kg近くはなんとか減量できましたね。それでも限界はあったので、あっさりと「じゃあ、体が悪いという設定にしよう」ということになったんです(笑)。でも、中年になると誰もが成人病への不安というものを経験するわけで、そこはリアルに描きつつ、僕が年齢を重ねても手を変え品を変え続けることが出来るのではないかという下心も多少あるようですが(笑)。
Q.久しぶりのアクションシーンに大いに期待している人も多いと思います。
僕のアクションはなんちゃってですから(笑)。とはいえ、いつもの只野をお見せしつつ、円熟味の増した動きも見せられればとは思います。ちなみに今回、只野が腹のぜい肉で敵のナイフを挟んで勝つ、というアイデアもあったんですが、結果、やせてしまったので(笑)。
Q.1st.シーズンの放送から10年という年月を振り返って、あらためて思うことは?
いやぁ、只野にはホントにお世話になりましたね。プロデューサーをはじめ当時のスタッフはみんな偉くなっちゃって、出世してないのは僕だけですよ(笑)。共演者だって永井(大)も蛯原(友里)も出世しちゃったし。ただ、シンプルに「面白いモノを作ろう」という気持ちは一番初めからみんな持っていましたから、ひとえにその賜物だと思います。こんなにもみなさんが只野を好きになってくれるとは思ってませんでしたけど、こうして振り返るとありがたいですね。それと、今回は過去のレギュラーシーズンと同じ場所でロケをしているシーンもあるので、昔のシーズンとの風景の変化を見比べてみると街の変化がわかります。
Q.一応「ファイナル」と銘打ってはいますが、要望があればさらなる復活もありますか。
どうでしょう……スタッフ、キャストを含めヘンに凝り固まらず、変化を変化として受け入れられたらそれもアリかもしれませんが、こればかりは分かりませんからね。この作品はホント分からないですよ。いつまた湧いて出てくるか(笑)。それに今のドラマは平気で第5シリーズとか第6シリーズとかやりますし。それがコワい(笑)。
Q.では最後に、今回の只野の復活を楽しみにしている視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
詳しくは言えませんが、今回のスペシャルのアクションの見どころは「ハルク」「押せば命の泉湧く」「見えないパンチ」とだけ言っておきましょう。あとはみなさんのご想像にお任せします。あらかじめ言っておきますが、新鮮味は一切ありません(笑)。懐かしさと安心感、言われてみれば新作かな、という感じです。とにかく今、世の中的には単純に楽しいことが欲しいだろうし、楽しいドラマが見たいと思うんですよ。ですから、ただただ、何も考えずに楽しんで見ていただければ本望です!