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大学の博物館

2018618日(月)

「東京農業大学」

東京農業大学が教育研究の為に127年間集めてきた資料を展示している「食と農」の博物館。入り口近くで出迎えてくれたのは、クリオネ。
北海道オホーツクキャンパス開設30年にちなんで行われている「北海道オホーツク展」。エゾシカやヒグマのはく製のほかに、実際に触れて夏毛と冬毛の違いを確かめることのできるエゾシカの毛皮や、日本近海に生息する5種類のアザラシの皮などが展示してあります。
バイオリウムという生物を研究するための温室では、アフリカのマダガスカル周辺に生息する“シャンプーの木”や“ビヨウタコノキ”などの植物や5種類のサルを見ることができます。また、今しか見られないクロキツネザルの赤ちゃんを見学できます。
住所:東京都世田谷区上用賀2-4-28
電話:03-5477-4033(「食と農」の博物館)、03-3420-7449(展示温室バイオリウム)
開館時間:午前10時〜午後5時(12〜3月は午後4時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、最終火曜、8月8〜19日、12月26日〜1月6日、大学が定めた休日
入館料:無料
HP:http://www.nodai.ac.jp/campus/facilities/syokutonou/
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2018619日(火)

「明治大学」

1929(昭和4)年に学生教育の一環で「刑事博物館」として設立された明治大学博物館の刑事部門。
ヨーロッパの刑罰感が大きく変わるきっかけとしてできたといわれるフランス革命の頃のギロチンや、鉄製の人型カプセルの中に針が植えてあるドイツの“ニュルンベルクの鉄の処女”。
ギロチンと同じ時期に日本で行われていた磔(はりつけ)の刑で使用する磔柱や、応報刑罰論という考えが端的に出た火あぶりの刑で使用する火罪木も展示してあります。
8代将軍の徳川吉宗が制定した刑法の教典、公事方御定書(くじかたおさだめがき)の下巻御定書百箇条も見ることができます。
明治大学博物館
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学アカデミーコモン地階
電話:03-3296-4448
開館時間:午前10時〜午後5時
休館日:8月10〜16日、12月26日〜1月7日、8月19日(今年の臨時休館日)
観覧料:無料(常設展)
HP:https://www.meiji.ac.jp/museum/
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2018620日(水)

「電気通信大学」

日本で活躍した無線機などを数々展示する電気通信大学のUECコミュニケーションミュージアム。
昔の教室を再現した展示室には、19世紀に発明され1999年頃まで船舶などで使われたモールス通信の受信機や、送信の訓練で使用する印字機などが展示してあります。
無線機以外にも1962(昭和37)年に製造された当時、画期的に速い計算能力を誇ったカシオ製のリレー計算機も展示されています。さらにエジソンが発明した本物の蝋管式蓄音機に当時の蝋管式の円筒型レコードも見ることができます。
電気通信大学 UECコミュニケーションミュージアム
住所:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
開館時間:午後0時30分〜午後4時
休館日:日・月曜、祝日
入館料:無料
HP:https://www.uec.ac.jp/facilities/information/museum/
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2018621日(木)

「首都大学東京」

博物館学芸員になるための実習や研究で実際に使っているものなど、学内7分野の保有する研究資料・標本類を展示する首都大学東京の学芸員養成課程展示室。
日本史学の展示では徳川家綱と徳川綱吉の印が押された徳川家綱御内書と徳川綱吉御内書を見ることができます。
動物系統分類学の展示では首都大学東京の校内で採集したアリや海外のアリの標本が展示されています。全身を見ることができるよう工夫したアリの標本は、顕微鏡で見ることができます。
植物系統分類学の展示では植物の標本を見ることができます。標本作りでは、シートの大きさに収まるように枝を折り曲げたり葉っぱの裏と表が見えるように工夫したり、できる限りの情報を出すことが求められるといいます。
首都大学東京 学芸員養成課程展示室
住所:東京都八王子市南大沢1-1
電話:042-677-1111(代表)
開室時間:午前11時〜午後5時
休室日:土・日・月曜、祝日、夏季、冬季、春季授業休止期間※臨時閉室あり(詳細は大学HP参照)
観覧料:無料
HP:http://tmu-gakugei.jp/index.html
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2018622日(金)

「国立音楽大学」

約300点の楽器を見ることができる国立音楽大学の楽器学資料館。
1820年頃にウイーンで作られたグランドピアノは、オスマン帝国の軍楽隊のような演奏がピアノ1台でできるように、ペダルを踏むとベルやドラムなどの音がでます。
さらに、ギターと同じ原理で弦を弾いて音を出すスピネット(複製)や、J.S.バッハが鍵盤のタッチで音楽表現ができると評価していたクラヴィコード(複製)も見ることができます。
弦鳴楽器や気鳴楽器などの展示スペースでは、アフリカの楽器であるラメラフォンなど週替わりでいろいろな楽器に触れることもできます。
国立音楽大学 楽器学資料館
住所:東京都立川市柏町5-5-1 国立音楽大学4号館1階
電話:042-535-9574
開館日:毎週水曜日(授業期間のみ)
開館時間:午前9時30分〜午後4時30分
※それ以外の平日は、団体見学(10名以上)のご予約を受けています
入館料:無料
HP:http://www.gs.kunitachi.ac.jp/ja/
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