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東京の“現代の名工”

2018129日(月)

「パティシエ・島田進」

フランス菓子を国内市場向けに開発したパティシエで、今年度“現代の名工”として表彰された島田進さん。
フランス原産のチーズ、フロマージュ・ブランを使ったクレーム・アンジュを開発した島田さんは、元々画家志望。フランス語を学ぶため入ったフランス人パティシエの店で、菓子の世界に魅力を感じ、渡仏して3年間修業。帰国後は銀座マキシム・ド・パリを経て、1998年に独立。フランス農事功労章・シュヴァリエも受勲しています。
住所:東京都千代田区麹町3-12-3-1階
電話:03-3239-1530
営業時間:午前11時〜午後7時(土曜・祝日は午後5時まで)
定休日:日曜
HP:http://www.patissiershima.co.jp

クレーム・アンジュ 594円、クレーム・シマ 497円、東京の石畳(9個) 1,296円
電話:03-5798-6000(在日フランス大使館)
HP:https://jp.ambafrance.org/article484
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2018130日(火)

「衣装着付師・鈴木則子」

新しい帯結びを創作する着付師で、今年度“現代の名工”として表彰された鈴木則子さん。
平面の着物を立体的な身体に奇麗に着せるのは“技術”と話す鈴木さんは、ヒップラインに沿っておはしょりをきちんと処理することで、布目が合い、着物が身体に付いてくると説明します。そして帯結びは文庫結びをアレンジした、オリジナルの「華文庫」。若い人にも興味を持ってもらい、日本の文化であり民族衣装である、着物を絶やしたくないと語ります。
トミー美容室
住所:東京都葛飾区亀有2-26-13
電話:03-3690-4952
営業時間:午前8時〜午後5時
定休日:月・火曜
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2018131日(水)

「フランス料理人・田邉年男」

日本の魚の味わいを生かすフランス料理人で、今年度“現代の名工”として表彰された田邉年男さん。
中学・高校と器械体操をしていた田邉さんは、日本体育大学在学中にオリンピック強化選手、大学卒業後はプロボクサーに転向しましたが挫折し、興味のあったフランス料理の世界へ…。その後渡仏し、ラ・マレ、エスペランス、ヴィヴァロアなど、ミシュラン星付きの名店で修行しました。さらに最近では、土を使った独創的な料理も創作しています。
ヌキテパ
住所:東京都品川区東五反田3-15-19
電話:03-3442-2382
営業時間:正午〜午後3時、午後6〜11時
定休日:月曜
HP:http://www.nequittezpas.com
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201821日(木)

「染物職・三橋京子」

伊勢型紙による型染めの伝統技法を受け継ぐ職人で、今年度“現代の名工”として表彰された三橋京子さん。
江戸期から続く型小紋の工房6代目の三橋さんは、生地に型紙をずらしながらのり置きし、連続模様をつけていきます。そしてその頼りとなるのが、型紙に空いた小さな送り星。しかし送り星を頼りにしても、生地には多少の曲りがあるため、いまだに勉強と語ります。また様々な型紙で型付けを繰り返す、切りばめの型小紋も制作しています。
型小紋 三橋工房
住所:東京都江戸川区西小松川町29-11
HP:http://mitsuhashi-kobo.com
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201822日(金)

「精密機器組立工・馬場大作」

人工衛星に搭載する機器の組み立て配線技能者で、今年度“現代の名工”として表彰された馬場大作さん。
馬場さんの仕事場は、電子部品の中に金属くずやごみなどが入らないよう、クラス100,000のクリーンルーム。室温は24±3℃、湿度は30〜60%に管理されています。顕微鏡を見ながら行われる組み立て配線作業は、後戻りができないため1回で決めなければならず、事前に考えてイメージすることが大事と語ります。
NECスペーステクノロジー
住所:東京都府中市日新町1-10
電話:042-354-4000
HP:http://www.necspace.co.jp
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■卓越した技能者(現代の名工)
電話:03-3595-3378(厚生労働省職業能力開発局能力評価課技能振興係)
HP:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181027.html