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日本橋を楽しむ

20151116日(月)

「日本の道路網始点の橋」

徳川家康が江戸幕府を開いた、1603年にかけられた日本橋。現在の橋は近代化のシンボルとして明治44年に竣工したもので、重要文化財に指定されています。
橋には徳川最後の将軍、慶喜の揮ごうによる銘板や東京市紋章を持つ獅子像、羽の付いた麒麟(きりん)像などの美しい装飾も…。家康が造った翌年に五街道の起点となった日本橋は、現在も国道1・4号などの起点。かつて橋の中央にあった東京市道路元標は、室町側に移設されています。
電話:03-3274-6263
HP:http://www.nihonbashi-meikyou.jp
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20151117日(火)

「300年続くかつお節の老舗」

1699(元禄12)年創業、日本橋でかつお節を商って三百有余年のにんべん。屋号は創業者・初代伊勢屋伊兵衛の、“伊”の字のにんべんに由来しています。
店内には枕崎や静岡、田子、高知など全国各地で生産されたかつお節の他、発売当時は画期的だった「つゆの素」などのだし関連商品が並び、削り器でかつお節削りを体験することも…。さらにイートインスペースでは、削りたてのかつお節でとった一番だしを味わうこともできます。
にんべん日本橋本店
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 1階
電話:03-3241-0968
営業時間:午前10時〜午後8時(12月31日は午後7時まで)
定休日:1月1日
HP:http://www.ninben.co.jp

日本橋だし場
営業時間:午前10時〜午後7時
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20151118日(水)

「浮世絵にも描かれた和紙店」

1653年創業の小津和紙。広重が江戸の問屋街・大伝馬町の賑わいを描いた浮世絵には、三角に“久”と記した紙問屋、小津清左衛門店を確認することができます。
店内には去年ユネスコ無形文化遺産に登録された本美濃紙や細川紙、石州半紙の他、全国各地で生産された約300種もの和紙が集められ、原料もコウゾ、ミツマタ、ガンピなど様々で、用途によって使い分けられています。また店内では和紙の紙すきを体験することもできます。
小津和紙
住所:東京都中央区日本橋本町3-6-2
電話:03-3662-1184
営業時間:午前10時〜午後6時
定休日:日曜、年末年始
HP:http://www.ozuwashi.net

手漉き和紙体験 500円 ※要予約
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20151119日(木)

「和洋折衷の百貨店建築」

昭和8年に竣工した日本橋高島屋。西洋のルネサンス様式に和の要素を加味した和洋折衷の建物は、日本の百貨店建築を代表するものの一つとして、重要文化財に指定されています。
建物外観には擬宝珠(ぎぼし)や蟇股(かえるまた)をデザインした装飾が施され、鉄製の正面扉は和の雷文と西洋のアカンサス文を組み合わせたデザイン。大理石の列柱が豪華な店内は、格天井(ごうてんじょう)や肘木(ひじき)などがデザインされています。
日本橋高島屋
住所:東京都中央区日本橋2-4-1
電話:03-3211-4111
営業時間:午前10時〜午後8時
HP:http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/
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20151120日(金)

「産毛もそれる老舗刃物店」

大阪で創業し、1800年代に人形町に店を構えた打ち刃物専門店、うぶけや。初代の打った包丁、はさみ、毛抜きが赤ちゃんの産毛でもそれる、切れる、抜けると評判になったのが屋号の由来です。
店内には明治期に外国人客の依頼で作った、職人・弥吉による日本で最初といわれる裁ちばさみも…。人気の毛抜きは使用部位に合わせて、口幅が6・3・2・1.5mmの4種類。奥の作業場で滑ったり切れたりしないよう成形研ぎして、販売されます。
うぶけや
住所:東京都中央区日本橋人形町3-9-2
電話:03-3661-4851
営業時間:午前9時〜午後6時(土曜は午後5時まで)
定休日:日曜、祝日
HP:http://www.ubukeya.com
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