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文化財を見に行こう

20141027日(月)

「浅草寺の文化財」

浅草寺は江戸期の建造物や石像などが多く残る、文化財の宝庫。国指定重要文化財の二天門は、家康を祀る東照宮の随身門として創建されたと考えられ、都指定有形文化財の木造持国天立像と木造増長天立像が安置されています。
また境内で一番古い建物が、江戸初期の建築といわれる都指定重要文化財の六角堂。造られたのが平安時代とも室町時代ともいわれる都指定旧跡、六地蔵石燈籠は都内に現存する最も古い石燈籠の一つと考えられています。 住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3842-0181
開堂時間:午前6時30分〜午後5時(4〜9月は午前6時から)
HP:http://www.senso-ji.jp

浅草寺二天門 国指定重要文化財(建造物)
木造持国天立像、木造増長天立像 都指定有形文化財(彫刻)
浅草寺六角堂 都指定有形文化財(建造物)
六地蔵石燈籠 都指定旧跡 住所:東京都台東区雷門2-18-9
電話:03-3842-5566
利用時間:午前9時〜午後8時
HP:https://www.city.taito.lg.jp/index/bunka_kanko/kankocenter
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20141028日(火)

「浅草神社の文化財」

浅草寺に祀られる聖観世音菩薩を隅田川から引き上げた漁師の兄弟と、その観音像を自宅に安置した僧を祀ったのが始まりとされる浅草神社。その社殿は1649年に徳川3代将軍家光により寄進された国指定重要文化財。また浅草神社例大祭、三社祭で奉納されるびんざさらは、平安・鎌倉期の田楽芸を今に伝える都指定無形民俗文化財です。
他にも浅草には多くの文化財が…。ギャラリー・エフの土蔵は1868年に建築され、国登録有形文化財です。
浅草神社
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話:03-3844-1575
HP:http://www.asakusajinja.jp/index_2.html

浅草神社 国指定重要文化財(建造物)
浅草神社のびんざさら 都指定無形民俗文化財(民俗芸能)
ギャラリー・エフ
住所:東京都台東区雷門2-19-18
電話:03-3841-0442
営業時間:(ギャラリー)正午〜午後7時、(カフェ)午前11時〜午後6時、(バー)午後6時〜午前0時30分(金曜・祝前日は午前2時まで、日曜・祝日は午後10時まで)
定休日:火曜 ※貸切、臨時休業などあり
HP:http://www.gallery-ef.com/

ギャラリー・エフ蔵 国登録有形文化財(建造物)
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20141029日(水)

「府中の文化財」

府中駅前のケヤキ並木は、平安後期に源頼義・義家父子により寄進されたと伝えられる国指定天然記念物。そのケヤキ並木の先にあるのが、約1900年の歴史があるといわれる大國魂神社です。
1667年に徳川4代将軍家綱の命により造られた本殿は、1つの屋根の下に3つの独立した社殿を配した相殿造で、都指定有形文化財。また拝殿と本殿の間に置かれていた木造狛犬は、鎌倉初期の運慶の作ともいわれる国指定重要文化財です。
馬場大門のケヤキ並木
住所:東京都府中市宮町1、宮西町1、寿町1、府中町1

馬場大門のケヤキ並木 国指定天然記念物
武蔵府中のくらやみ祭 都指定無形民俗文化財(風俗慣習)
大國魂神社
住所:東京都府中市宮町3-1
電話:042-362-2130
開門時間:午前6時30分〜午後5時(4月1日〜9月14日は午前6時〜午後6時)
HP:http://www.ookunitamajinja.or.jp

大國魂神社本殿 都指定有形文化財(建造物) ※通常は非公開

宝物殿
開館日:日曜、祝日、神社祭礼日
開館時間:午前10時〜午後4時
入館料:200円

木造狛犬 国指定重要文化財(彫刻)
ふるさと府中歴史館
住所:東京都府中市宮町3-1
電話:042-335-4393
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
HP:http://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/komyunite/gekijo/hurusatorekisikann.html
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20141030日(木)

「国分寺の文化財」

天平宝字年間(757〜765年)頃に創建されたと考えられる武蔵国分寺跡は、国指定史跡。東西1.5km、南北1kmにも及ぶその規模は、全国の国分寺の中でも最大級と推定され、今も講堂などの跡を見ることができます。
武蔵国分寺跡から出土した白鳳時代後期(7世紀後半〜8世紀初頭)頃の制作とされる銅造観世音菩薩立像は、都指定有形文化財。国内で採取された初期の銅を使用した可能性が高いと考えられています。
武蔵国分寺跡
住所:東京都国分寺市西元町1〜4付近
電話:042-300-0073(国分寺市ふるさと文化財課)

武蔵国分寺跡 附東山道武蔵路跡 国指定史跡
武蔵国分寺
住所:東京都国分寺市西元町1-13-16
電話:042-325-2211

国分寺仁王門 国分寺市重要有形文化財(建造物)
武蔵国分寺跡資料館(おたかの道湧水園内)
住所:東京都国分寺市西元町1-13-10
電話:042-323-4103
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は4時45分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
入園料(おたかの道湧水園):100円
HP:http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/kouen/1005196/1004239.html

銅造観世音菩薩立像 都指定有形文化財(彫刻・考古資料)
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20141031日(金)

「江戸期の名主屋敷」

江戸期の名主の邸宅、一之江名主屋敷は都指定史跡。周囲には堀を巡らし、入口には大きな長屋門を構えています。茅葺の棟に瓦を乗せた瓦巻の屋根が特徴の主屋は、代官を迎える玄関には式台を設け、玄関の奥には名主が村人の陳情を聞く際にもたれたと伝わる大きな柱、次の間を挟んで一番奥は庭園を眺めることができる奥座敷…。
特筆すべきは土間。それぞれに印の付いたマスと呼ばれる米びつを備えていて、名主の邸宅らしい造りです。
一之江名主屋敷
住所:東京都江戸川区春江町2-21-20
電話:03-5662-7176(江戸川区教育推進課文化財係)
公開時間:午前10時〜午後4時
休館日:月曜、年末年始
入館料:100円
HP:https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e_bunkazai/nanushi-yashiki/index.html

一之江名主屋敷 都指定史跡
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東京文化財ウィーク2014 10月25日(土)〜11月3日(月)
電話:03-5320-6862(東京都教育庁地域教育支援部管理課)
HP:http://www.syougai.metro.tokyo.jp/sesaku/week.html