第623回『さくら鯛』
幸せを運ぶ紀州の宝 桜鯛ものがたり
4月2日放送予定



■鯛の旨みで花開く国民食ラーメン
花見の季節がやってきました。海では真鯛が産卵を前に脂がのって美味しくなります。この時期、鯛は美しい桜色の斑点模様をまとい「桜鯛」と呼ばれ珍重されてきました。その上品な白身の旨みと香りに目をつけたのは「灯花」の高橋登夢さんです。生み出したのは鯛をスープに使ったラーメン。40キロもの宇和島産の真鯛が驚きの味わいを与えてくれます。
■桜鯛が育んだ料理研究家
「鯛の色が一番好きな色」というのは家庭料理研究家の土井善晴さんです。土井家では特に鯛の刺身を「おたいさん」と呼んで親しんできました。真鯛の美味しさを知ったきっかけは、幼い日に祖母と食べた「潮汁」。幸せのキーワードは「鯛の鯛」? そして、華やかな桜鯛の味わい方。そこには鯛をめぐる家族の物語がありました。
■徳川家にも愛された加太の鯛
江戸時代、祝い事の時には大きな鯛が将軍家に献上されていました。その名産地の一つが和歌山県・加太です。紀州徳川家の殿様も愛した小鯛で作る「雀寿司」は今も駅弁として親しまれています。
■鯛漁師の娘の結婚祝い料理
加太の漁師・加美誠さんは疑似餌を使って鯛を釣る名人。実は、今回娘の結婚祝いの為に大物を狙います。加美さんが娘のために用意するのは家伝の「鯛のしゃぶしゃぶ」。父が娘へ捧げる愛情は、鯛を抜きには語れません。
■父に捧げる鯛料理
加太で人気の食堂に、鯛のフルコースがあります。女将の山下牧子さんはイタリアで修行した料理の腕をいかし、鯛の刺身をウニなど5種類のソースと合わせた、アンティパスト風の味わい方が評判です。そんな山下さんの真骨頂が「鯛のブイヤベース」。実は、鯛の旨みを存分に味わい尽くすこの料理には、父への想いがたっぷり詰まっていました。鯛漁師だった父へ捧げる一皿とは?

■取材先
【人気の鯛ラーメン】
鯛塩そば 灯花

住所:東京都新宿区舟町12-13 1F
電話:03-3354-3303

【殿様も愛した鯛寿司】
和歌山水了軒

住所:和歌山県和歌山市大田394-4
電話:073-475-6150

【加太の鯛を販売】
加太鮮魚

住所:和歌山県和歌山市加太141-5
電話:073-459-1268

【父に捧げる鯛料理】
満幸商店

住所:和歌山県和歌山市加太118
電話:073-459-0328

■制作担当
【ディレクター】細村 舞衣(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】土橋 正道(テレビマンユニオン)
【プロデューサー】安田 裕史 紫藤 泰之(テレビ朝日)